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1-10/10件
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投稿日 : 2007/02/19
清張の原作を凌ぐ出来栄え
原作のポイントを三つほど映画の脚本では変更しているが、むしろそれが成功している。パッケージにも使われている親子の旅の場面は原作ではわずか2行しか書かれていないがこの部分を大きく膨らまし、親と子の宿命を描いた協奏曲のコンサート場面と捜査会議の進行とを重ね合わせてゆく部分の語りは秀逸であり、原作の国際空港のロビーでのラストを明らかに凌駕している感がある。 刑事物にとどまらず、人間ドラマとしても不朽の名作。
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投稿日 : 2006/04/13
B級の活劇ドラマ
大河内傳次郎扮する三四郎の師匠が、酒の大徳利を相手に柔道の足技の冴えを見せながら素知らぬ顔で三四郎を諌める場面が印象に残るが、肝心の果し合いのシーンは迫力不足。 作られた年代を考えたら無理もないかも知れないが。
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投稿日 : 2006/03/31
何これ!
ストーリーの核心の部分を映像ではなく、台詞とナレーションだけで語っているために迫力が無い。 CGも物凄く貧弱で、前評判に期待を膨らませていたのだが劇場に足を運ばなくてよかったというのが実感。
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投稿日 : 2006/03/23
訴求力に欠ける
当時は本当に、いつ核ミサイルが飛び交い、第3次世界大戦に突入するのかとハラハラさせられたものですが、そういう現実の緊迫感には及ばなかった。だが米国が国連の会議の場で最後の切り札を出すシーンは迫力がある。
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投稿日 : 2006/03/20
巧みな反戦映画
戦時中の日本で当時の動員された国民を鼓舞するための国策映画でありながら、痛烈に反戦を訴えている。 工場に動員された少女たちが聞き入っているラジオ放送の内容として、『マキン…タラワ…クェゼリン…ルオット』と玉砕した島々が字幕で現れるシーンなど、『ここまで追いつめられました』という国民へのメッセージに他ならない。よくこれが当時の厳しい検閲を通ったものだと黒澤の手腕に舌を巻く。
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投稿日 : 2006/03/11
秀逸
人間社会の持つ暗い、汚い面を直視しながら、それだからこそ、その中で生きる人々のけなげな姿を描き出した、心洗われる名作。
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投稿日 : 2006/03/11
刑事物の金字塔
失われた一丁の拳銃をめぐって展開するスリリングな人間ドラマ。現代日本が足を踏み入れつつある銃社会の恐ろしさを半世紀以上前に描き出した秀作であり、終戦直後の同時代に作られただけに、闇市やドヤ街から山の手、郊外にいたるまで、当時の都民の生活が生々しく描き出されている。だが現代の日本ではもっと陰惨な事件が頻発するようになった。その意味においてこれはもはや時代劇と言えるかもしれない。
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投稿日 : 2006/03/11
幾度見ても・・・
この映画は封切の当時と同じ感動の中に昔日の日本の素朴な美しさと、純朴だがしたたかに逞しかった日本人の姿を伝えながら、訴えるテーマは少しも古びていない。例えば三船敏郎が侍たちを相手に彼らと農民との間を隔てる階級意識を喝破するシーンの演説はバブルに溺れた日本人に対する時代を超えた警鐘のように鳴り響く。 時の経過と共にノスタルジックな艶を増しながらも、永遠のテーマを人々に問いかける、文字通り不朽の名作。
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1-10/10件
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