ペペロンチーノ鷹さんのレビュー

アイルランド紛争の英雄マイケル・コリンズの生涯を描く 英国軍と正面対決していた独立運動者達はコリンズの提案に より次第にゲリラ戦の色合いを強めていく 歴史を知らなくても理解しやすい内容

マイ・レフトフットのコンビで贈る アイルランド紛争と冤罪のノンフィクストーリー IRAのテロ犯にでっち上げられ無期懲役を宣告される

不可避的死を目前にした時人間何をおもうのか 非常に興味深いテーマです 生殺与奪の権利と人間の尊厳の天秤は永遠に答の出ない命題 他に死刑囚ものでクリップスというのが興味深かった 興味ある方はご覧下さい

キャストがこれでもかとばかり動員されてるのが凄いが Ｓペンが出張ってて他のキャストは陰薄い 反戦ものとしては弱い

全身麻痺の状態はミリオンダラーと同じ 生きるべきか死ぬべきかそれが問題 バルデムが役作りにかなり力入れてる

最初のテレビシリーズに戻った様な内容で自分的には楽しめた。確かに謎解きはネタ切れだが、もともと深夜枠のはお遊び的要素が多くて突然回転撮影とかあの意味不明なユーモアは原点に返ってる。ゴールデン枠のトリックは全く別物だったので全然ダメ 深夜枠の時いつも終盤で使われてたルグランの曲が復活してたのが良かった

昔はコミックものの実写化は基本的には馬鹿にされいたので酷いのが多かった その中でスーパーマンは非常に素晴らしい映画化で大ヒット スーパーマンがあれならバットマンはテレビ版のじゃまずいだろと そしてバートンが答えを出す スタイリッシュかつ特有の暗い内省的世界観 原作よりむしろこちらのイメージが私の中では本物 それに応えるニコルソンの怪演 これこそバットマンと舌を巻いたものです

潜水艦ものの決定版 海上から見れば不気味な捉え所のない潜水艦も、 海底では爆雷で軋む船体の恐怖に怯え、水圧の限界に挑み、 外界目視不可能の密閉空間で緊張の連続に晒され続ける そこでは否が応でも濃密な人間ドラマが醸成される

潜水艦の戦い方と言えば昔からソナーだけ頼りにめくらで手探り、 それも変わっていないようなのでどの辺がハイテクなのか今一ピンとこなかった。 潜水艦もの特有の閉鎖空間での腹の探り合い、潜水艦はいつもこうなるので好きだ

トップガンコンビ制作が引っ掛かるが名作 冷戦ものにつきものの直面していない潜在的な敵との戦い 賢そうなデンゼルが正解なのはみえみえだったが 逆にハックマンの方が正しかったという結末だったら 意外性があって面白かったのに

安直な双子の身代わり設定がまずダメ 画はキレイだけどクリスロックという出来の悪いエディマーフィー が変にコメディしてて台無し ホプキンスがなんでこんな中途半端なアクションもの に出る気になったのか疑問

タイトルのアブソルートパワーは大統領ではなくて クリント演ずる泥棒のこと、としか受け取れないよなぁ あんなパーフェクト超人じゃ…

出来はキレイなのだが裏舞台を知れば知るほど幻滅する例 そういったことを抜きにして見れば心晴れやかに サクセスストーリーとして楽しめる

映像的にもキャスティングも音楽的にも最高 ゴッドファーザークラスの名作

内容はそこそこのスパイコメディ エディマーフィが意外にキッチリ体作りをしていた

デニーロ、エディマーフィーコンビで贈る刑事もの デニーロのコメディは堅物キャラの面白さにあるがエディのパワーに圧倒されてしまい釣り合いがとれていなかった コメディアンとして遙かに上手のエディに飲み込まれる格好

エディマーフィーの映画デビュー作ということで注目された 演技もなかなかきっちりこなし多才ぶりを披露 ニックノルディとの掛け合いがいいテンポを生み出していた

何度もテレビでやってましたね エディマーフィー原案のゴージャスコメディ ちょい役でサミュエルジャクソンも出てますね

さすがに同様の設定で３作は無理があった 前作から時間も空いており続編見たいファンの要望に 応える様な形だったがかえってシリーズにとってマイナスに