タカシモンズさんのレビュー

キャストの中では、蒼井優ちゃんが凶暴でキュート！クドカンらしい、台詞回しが最高。「ＩＷＧＰ＆木更津」の主演が共演っていうだけでも面白くないはずがないっ！あえてヤクザの親分という設定の鶴瓶師匠が、案外裏でアドバイザーとして活躍しているような気がします。

善と悪の変異の振り分けが…？など突込みどころは多々ありますが、期待せずに見れば予想以上に楽しめると作品だと思います。それにしても同じ超人になるのであれば、元の身体の差を考えると、どうみてもザ･ロックのほうが強そうですが（笑）…

予想を裏切り…？意外と良かったッス。食べるほうと食べられるほう、お互いに、立場が違えばどちらも正論で、それ故に仲間から裏切り者扱いになる。深いテーマを上手く表現していて大人も子供も楽しめる良い作品でやんす。

前半と後半で全く違う内容の作品で、これだけ面白い作品はめったにないと思います。まさにこれこそ娯楽映画の決定版！セリフはお下劣でピー連発です（笑）…が、配役もバッチリで、特にジョージ・クルーニーが超クールです。

どうしても南北問題が題材になると、残念ながら作品に入り込めない壁が立ちはだかってしまう…国家の犠牲になっている人民の苦悩は想像を絶するし、そこから発生するいかんともし難い感情も存在するとは思うが…日本人としてどうしようもない事に関しては、いくらメッセージを発信されても受け入れることが出来ない。

久しぶりに改めて見ると、本当に良く出来たアニメだと感動します！構図・シーンの切り替え・音楽・脚本どれをとっても最高のアニメです。格闘アニメという範疇を超えて様々なメッセージが満載です。現代の生活環境とは明らかに違うので理解できない部分もあると思いますが、現代社会が忘れてしまった大切な何かがあると思います。それにしても最後のタイガーの切れっぷりは強烈です（笑）！！

悪くはないですが、過去に制作された他のいわゆるファンタジー映画の中では、全編通して一回り小ぶりかな…という印象でした。

これは怖い作品だと思うのは、なかなか当たりませんねぇ～。一番怖かったのは…愛染恭子かな（笑）…勇気と忍耐力がある方で違う意味での怖いもの見たさであれば、話のネタとしていかかがですか？

ドキュメンタリータッチは、こちらもあえて入り込んで見ようとしているのだから、せっかくの盛り上がりの部分での仕込み方がこれでは、あまりにも…わかんないっ…わかんな…わか…

現在では誰にも起こり得る可能性がある事件であり事実が題材ですから、後味も悪いしスキッともしません。罪を犯しながら、その罪に対して罪悪感がない人間に対して、被害にあった家族はどう裁きを下せるのか…を深く考えさせられた作品でした。

ふ～ん…別に完結篇でもなく、見新しさもない作品でした。パート１がヒットすると商業的には3部作くらいまでは引っ張りたいんやね～。まぁこちらも悲しいかな3部作くらいまでやったら裏切られると分かりつつも、淡い期待を抱いて見てしまうからね…（笑）

ストーリーを理解しようとするには難解ですが…映像的には斬新で印象的な、タイトル通りに劇中に登場する赤い色がとても美しい作品です。ただしアンパンマンはいらんかったけどね（時代は守ろうよ）…

この世界中では景気が悪くなると戦争が起こるという噂も聞いたことがある。キレイ事でなく実際に人の命と引き換えに恩恵を得ている国家が存在している恐ろしい事実を上手く表現している映画だと思う。光あるところに影あり…

元ネタは「エクソシスト」「エミリー・ローズ」に影響を与えた実話かもしれませんが、本作品自身は前2作品に比べると…？と言う感じでした。宗教観がベースですので、善（神）ＶＳ悪（悪魔）の描き方が「善＝正義感、絶対的献身というもの」「悪＝卑猥、醜い邪悪なもの」というお決まりの思考から脱皮できないのであれば、今作品のような悪魔祓い的作品からは今後新しい作品は生まれて来ないと思う。

イタリアンホラーはとにかく映像が生々しくてグロいです。スプラッター系のえぐい映像がお好きな方は満足できると思います。ラストが今一歩でしたが…全編を通して、サイコ＆ホラー色満載でなかなか良かったです。

ジョナサン自身の、心の傷・子供から大人への成長・母親との心の葛藤…おそらく自身もこんな作品を作るために映像を残しておいたのではないと思うが…偶然の産物から生まれ出たにしても、彼の人間形成上重要な期間を走馬灯のような映像に焼き付けた彼の才能は確かに凄いと思う。

コスプレ女王、深田恭子の真骨頂！ポップでキュートな作品で、男らしい？…女同士の友情をスカッとテンポ良く描いた物語。土屋アンナが特に良かったですが、出演している役者がみんな良かったっス！！

ラストはやや強引でしたが、今でもこんな映画作れるのっ！！ていう感じで久々の超エロ･グロホラーでした。最近観たスプラッターものでは?１でした。さすがはカルト作品（2000人の狂人）のリメイクだけに初期のホラー作品をイメージさせる雰囲気があり大変満足でした。

フランスの二大俳優が競演し、有名な？劇画を映画化したコメディー（ジャンル間違ってるよ、ジャケにもだまされた）で、フランスでは話題になったようですが…コルシカ島という土地柄や島民性が理解できていない日本人が観ても正直笑えない。最後まで観て、えっ！これで終わりなの…という感じでした。もう一度言いますこの作品はコメディです。コメデイは難しい…

映像のタッチが、洗練され綺麗になった分やや泥臭さが消えてしまったが…力石の死から立ち直り、無冠の帝王カーロスとの死闘そしてホセ・メンドーサとの血戦。いつみてもアニメ史上歴史に残るジョーのラストの姿に感動します！