doragonさんのレビュー

原作知ってたけど、三浦さんの演技力は 素晴らしいものがあった。 最後の車の中で、亡くなった妻と手を つなぎ、もう眠ってもいいんやで というシーンにジーンときました。 私は、たぶん野垂れ死にするやろうから こういう死に方ができれば・・・

妻夫木君の演技力はさすがである。どちらかといえば さわやかな男や熱い男を演じることが多いが 今回の作品で一皮向けてまた俳優として一段上がった 感じがする。 人を裁くってどうなのかな？ 男の純情をもてあそぶ糞女、殺されても当然って 思うがやはり殺人罪。 女を虫けらのように扱うちゃらな男も無罪。 俺も女にはひどい目にあってきた。 家名で近寄ってきて、権力が兄にあるとわかって ののしって去る女。 人間恐怖症で表現力が乏しい俺を薄気味悪いから 一緒にいて、嫌だったと女友達に自慢げに話す女。 いっぱいいた。 俺は殺さないが、一生恨むし、天罰を与えてほしいと思う。 それが悪人というのか そんなことが頭をよぎった

人間が極限状態に置かれた時の心理、なににすがりつくのかが 描かれている。キリストはアメリカにとってはいいわけであり 都合のいい逃げ道である。 しかしアメリカの戦争映画は的に対するリスペクトがなく 不愉快だ。

ＴＢＳにしては良くやったと思う。 先の大戦を自虐的な映画しかとれてない局だと思っていたが、 原爆に対する日本人の気持ちは、（少数派かもしれんが） あの悪魔の爆弾を落とすクリスチャンやキリスト教は どうかということ、 わしは、キリスト協会にいくと、必ず牧師さんに そのことを尋ねるが、たいてい言葉に詰まる。 トルーマンをいい人に描いてるのはいただけない。 ただドラマとしては素晴らしい出来であるのは認める。 日本の自虐映画もなくなってきたし、 日本人としての誇りさえ持てばいい。 東北も立ち直れる。日本人なら

アメリカ人のした日本人に対する仕打ちや人種差別を よく描けている。 ただちょっとしたセリフ、例えば日本が東南アジア を侵略してているとかね。 解放に行ったのに感謝されない日本人・・ いまだに他国を侵略し続けるアメリカ。 オバマ大統領はともだちなんて言ってるけど わしは認めん。

一応フィクションって出てるけど、日系2世が アメリカに忠誠を誓うかあ。 俺なら絶対誓わないけど 大体日本への帰還命令出てるのにアメリカ に残る気がしれんな、 日本がアメリカけしかけたみたいに 描いてるけど、ＴＢＳとかテレビ朝日 ってマゾか。 侵略されかけたから、解放軍として 戦った祖父たちに敬意も表せないのか

真珠湾攻撃を暴挙として描いてるあたりＴＢＳやな。 野蛮なアメリカ人をよく描けているとちょっとでも 感心した俺がばかやった、 あの忌まわしき戦争に勝ってたなら・・

やはりいつの時代もアメリカ人ってやつはおろかで 差別の国。これが大東亜戦争への引き金になってくんだね ＴＢＳにしてはまあまあかな

内田さんがエロくて、いろっぽ過ぎる。 セクシーな下着シーンでも十分過激。 自分も依存症で入院したことあるが 成宮くんと違って不細工だから 酒とＡＶにおぼれていたな

本編よりずっといい出来ですね。自分の病気を隠してまで 患者を見続ける。こんな医者に見られながら死んでいきたい

いわゆる西原ワールドがよくできていていい。 西原さんの故郷の土佐弁もよい効いていて 田舎の町のある出来事を淡々と書いてある まったりしていていい

最後がすごく切ない。好きな女性と人生最後の旅行。 病魔に吸い尽くされた中居くんの最後の決断 良かったです。

不治の病になる中居君だが、強さの 合間に見せる弱さがよく描けている。 男が絶望の淵に求めるのはやはり女性か 中居君みたいな色男ならそれも可能だな。 わしのようなダメ人間は自殺とかしかないな。 そう簡単には死ねんが

長さんが迫真の演技ですごいね。なんかタイトルの意味が だんだんわかりかけてきた

中居君が演じるクールな男で時折見せる人間らしい 一面が女の人にはグッとくるんだろうな。 病院というとこは、せめて最後を看取るとこだから 医者には優しさが必要だと思う。 俺もあと何年生きられるかわからんけど 死ぬときは孤独でいたくないと思った。 変に次回を見てよって感じのないストーリーに好感が持てる。

この映画はブルーレイ出たら絶対買おうと思ってました。 ラストシーンはもちろんいいけど、大人になって なぜ最後の日だけ愛する女性に会いにいかなかったか という意味が分かった。

最後の終わり方がいいかな。本当にささやかな幸せって感じで 親近感が持てる。ごく日常を描けていていい。 最後の陣内さんの笑顔が印象的である。

物語が淡々としていていい。恋愛ものだけど、 くだらない第三者が出ていなくていいね。 恋の行方が分からない、誰とくっつくかわからない みたいなうっとうしさがなくていい ひたすら二人の心の揺れが描けている