みーもさんのレビュー

読んでるとたまに主人公たちが中学生だって事を忘れる。やっぱりケータイだのLINEだのがある今の時代と色々違っているけど、それもまた良き。

ようやく香澄自身も久住くんが昔の男の子と自覚。でもまだお付き合いをする訳じゃないのね〜。まぁ、真理子問題があるもんね。

学生時代の仲良し5人組でめっちゃ青春だなぁと思うけど、みんなこの狭い範囲の中で片思いやら両片想いをしてるのかと思うとカオス…。

香澄たちの中学校卒業。子供ながらに結構思い恋愛しててさすが少女漫画。真理子は今で言うところのメンヘラ気質の持ち主だから、今後が怖い。

仏頂面保育士年下溺愛系攻めと言う色んな要素を詰め込んだ攻めにたいして、割と普通な受け。正直、3巻にもなるとネタがちょっとありきたりに感じる…。

ゾンビ系って海外ドラマとかで良く見るけど、まさかBLでもネタとして使われるとはびっくり。でも…なんかこのストーリーにゾンビが必要かはちょっと疑問なところだったな。受けと攻めがいい関係性だからわざわざゾンビを入れなくても良かったかな。

1巻で完結じゃ無いことにびっくり。1巻で話的にはまとまったと思ったんだけどね。ほのぼのとした1冊になってると思った。

攻めはかっこいいけど、ちょっと受けがあんまり好きになれなかったかも。個人的に健気受けが好きなせいもあるかもだけど。

高校生編スタート！中学生で中々のドロドロを味わった香澄だけど、学校にはもぅ真理子もいないから、久住くんともっと仲を深めて欲しい！

珍しく真面目なこと言う久住くんのお父さんがいいな！久住親子のやり取りは、友達といる時とは違うもっと素の久住くんが出てて面白い。

あぁ〜…真理子のこういう所が嫌なんだよなぁ。自分から久住くんを見に来といて、周りにいる香澄に嫉妬してどんどん闇落ちしていく…。

久住くんのお父さん結構好きなんだよね。しっかり息子と愉快なのんびり父さんって感じ。日野くんは何で真理子がいいんだろう。

今回の合宿すごくいいなぁ。香澄と久住くんの距離がかなり近づいている感じがする。おケイも、真理子と比べるとずっといいな。

合宿でいい感じになった久住くんと香澄なのに…。まだまだくっつかないのはやっぱり真理子の存在が香澄にはネックなんだよなぁ。

じれったい！久住くんと香澄は両想いなのに、蚊帳の外なはずの真理子の存在が香澄の気持ちに歯止めをかけちゃうんだよねぇ。

誰も悪く無いんだけど、真理子が傷ついた気持ちは間違いないから…拗れちゃうのも仕方がないんだよねぇ。間に挟まれたサキも大変だ。

波瀾の文化祭…。真理子が割とねちっこくてドロドロする。でも、冒頭の真理子から香澄に対して感じては感情は誰しもにあることだよね。

真理子には日野くんはもったいないと思った。この頃の真理子がちょっとメンヘラ的な性格の歪み方してて好きになれなかった。

なんでよ久住くん。香澄に告って振られても、香澄に真理子を勧められてもら久住くんさえその気がなければ問題ないと思ってたよ。まさかそうくるとは…。

主人公がいい子過ぎると、自己犠牲がすごく響いてくる。なんで香澄はなんでも譲っちゃうんだろう。自分の譲れない物は主張したらいいのに。