ダルトダークさんのレビュー

作画がえっぐい。完全にショタへと全振りした作画をしており、ビジュアルは今期トップクラスだろう。ショタコンからおねショタほいほいまで幅広く、演出がなろう系の嫌悪感があるところを最小限に抑えてくれてる為、雰囲気でいうと転スラな感じになってる。

まず、この作品は恋だの濡れ場だの、そういう場面を抜きにして見れる稀に見る洋画。その時点でかなり良い。そんで母親を助けるために悪に手を染めるけど、悪になりきれてない善人気取りってのがまたいい。主人公以外もキャラ立ってる。でも終わり方がそれで良いのかって思った。けじめとは何なのか。結局、コード8がありました。だから何なの？　エンディングだけ映してそこまで深堀りされてない。 まあ、終わりだけ釈然としないけど、それ以外はおもろかった。 ただ、最近の流行りか知らんが冒頭でニュースあらすじは正直好きじゃない。

映画館で見た時はほんとに思い出に残るレベルだった。演奏パートが滅茶苦茶いい。音楽なんて全く知らなくていい、これはバトルだって感じだ。 寂れた男たちの中に、熱い思いが湧き上がる、まさに人生。

浪人と半妖？が主人公みたいな話心理描写は浪人なので実質浪人が主人公だ。 まあ、よくあるバトル物を一話ごとに展開し、旅をしていく話。 成長譚でもあるかもしれない。シンプルなので分かり易いが、奥深さを感じない。そこがマイナス1。 だけどそれを以て余りあるバトルシーンの作画があるので取り敢えず見てみると良い。見て損はしない。

最初が少しエ◯い。良い意味かというとそうじゃなくて要らねぇんじゃねぇかっていうか、お◯ぱいにち◯び描写ある。それが少し邪な目で見ないといけないのか……ってなるけど、全然そうじゃなくて、単なる裸ってだけ。 そこの序盤数分を無視して見ると、おもろい。SF何だけど、メインは人間味ってところ。心をテーマにしてるので、意外と小難しくなくてシンプルなのでSF面倒な人でも安心して見れます。 若干ロスになるくらいには面白かったです

シナリオも別にそこまでひどいわけでもない。 でも、崩しがない。心を崩してくれるような表現がなかった。只管、平坦な道を歩いてるようなアニメだった。具体的には主人公が影を潜めすぎてる。あとサブキャラ達がこの作品はメインなところがあるっぽいけど、なんていうか凡人の集まり？ ほぼ日常系みたいな感覚だった。噛ませ犬を何とか懲らしめての繰り返し。せめてこのくらいなら戦闘描写だけでもめっちゃ動けば見応えだけで人を引き付けられるものがあっただろうに。 せっかくの戦闘シーンも魔法唱えてばっかで動かないサブキャラが映るせいで浅く見える。 もっと欲動感が欲しかった。杖をドアップにしてヌルヌル動かしたり、指先で捏ねたり、足でステップを軽やかにしたり。 見せ方が低予算のそれ。 まあ別になろうアニメとして見れば全然見れる。あと流し見する感じ。

多分この章でやっと主人公が主人公してると思う感じ。ワン・フォー・オールの正体がバレる一番面白いとこ。ただ欲を言えば発勁使うシーンがカッコ悪い。映画の百烈パンチ並みのカッコ悪さ。