エパメイノンダスさんのレビュー

裏も表もない健全イメージＤＶＤ。エロい要素はまったくなし。こういう王道な撮り方じゃなくてもよいと思うんだけどな。 いくらかアダルトな感じを漂わせていたチャプター１０と１２がかろうじてよいかと。

一番良かったのはチャプター３の帯？をクロスした水着ブラ。これでＴバックだったりしたらずごいサプライズなんだけどな。 残りのチャプターは、出来としては従来とあまり変わりなし。

初のチャレンジらしい女王様の格好、ボンデージがこの作品のウリ。 一方、もう一つのウリであるＴバックは、肩透かしもいいところ。 チャプター４がＴバックだが、アップどころかバックショットすらなし。いわゆる女王様の格好をしているのがチャプター９。このチャプター９とチャプター１０もＴバックのようなのだが、はっきりとは見せてくれない。ほんの一瞬ちょっと見えるだけ。 チャプター１１では、ロウソクたらしたりとロウソクを使うシーンあり。けど、ローソクでは見ててもあまり興奮しないけどね。 他では、チャプター５のメイクと。全身のお手入れとメイクをしているチャプター８がよいかと。 評価としては、一緒に撮ったという写真集のほうに期待かな。

サプライズはないけど、露出レベルも上がってないけど、衣装のチョイスは前作よりもエロいかと。 作品のメインテーマ？は、胸の谷間強調。ただひどく残念だった点として、チャプター５と６の衣装は胸がポロリしそうな感じなのに、頑ななまでにバストトップに引っ付いてる感じだったのは、やっぱなんか仕掛けがあるんだろうな。 チャプター８でのオイルを塗るシーンは、妙な小細工設定の所為もあり、ちょっとヌルい。 とりあえず見所としては、チャプター２でスカートを捲り上げるところの恥じらい、チャプター５、チャプター６（とりわけ小刻みにバストを揺らすところ）。あとチャプター１０の雰囲気も捨てがたい。 思うに、ＤＶＤよりも写真集として出してたほうがよかったのではないかな、という感じの出来。

どうしてもMisaki時代の頃と比較してしまうのだけど、ちょっと後退している感は否めない。 乳首透けや乳首ポチは、それらしき箇所が幾つかあるけど、ひどく曖昧というか判りずらい。Misaki時代の頃はもうすこしはっきりと透けてるところを見せてたのに。つまるところ、露出は、結局のところ手ブラまで。 とはいっても、チャプター５、チャプター６の半ケツドレス、チャプター９は良判定。 特典は、メイキングとスライドショー。

TOXICというタイトルから、強烈にインパクトのあったブリトニー・スピアーズの同名曲が念頭にあったためか、ちょっと肩透かし。日本においてはエロさとかセクシャリティーはあんまり露骨にはだせないのね、という好例かと。

巻が進んでもダレることなく、さらに面白くなっていってる。マスターピースに認定される資格ありだと思う。 場面場面でのコマの数々に、過去の傑作少女マンガを踏まえた表現を感じさせるものが随所にあるところもまた秀逸。

事務所が変わって名前も変えたためか、かなり踏み込んだ内容になってる。しかも質も向上しているし。 井上舞妃子のころはお尻がメインだったような気がしたけど、今作はバストの比重が高い。あと、撮られてるときの彼女の、ナチュラルさと無邪気さが同居した表情も良。 チャプター１０は、大き目のＴシャツを着て、下には何も穿いてない状態でシャワーシーン。後姿だけど、お尻がはっきりとわかる。ここはスローにしたくなるチャプター。

これは間違いなく良作。しかもジャケ写に偽りなし。 チャプター２の水着、チャプター４の透けるハイレグの水着、チャプター９のランジェリーシーンが良。お尻がメイン。Ｔバックじゃないけど、Ｔバックと同じぐらいのインパクトあり。撮り方によっては、Ｔバックじゃなくても強い訴求力をもったシーンを作る事は可能な好例。お尻をバックからとられてるときに、時折垣間見せるいくらか羞恥の混ざった表情も秀逸。

インタビューでは、ナチュラルな部分を見せたいとのことだったが、ナチュラルどころの騒ぎでなく、全然見せ場なし。多分、これまでの彼女の作品の中では最低レベルに位置する作品。

今と顔が違うのは多分メイクのせいなんだろうな。多分こっちのほうがよりスッピンに近いのではないかと思う。 手ブラ、下チチまで。過激な水着とかは本作にはなし。 あとは、スライドショーとメイキング。

いろいろな意味で仲村みうを意識してるというか、衣装のチョイス（過激な要素は皆無だけど）も、仲村みうを思い起こさせるものだった。 チャプター１２で、ベージュだったからかもしれないけど、お尻透け？だと思わせるシーンあり。 あとは１分５０秒程度のメイキングとフォト集。

副題にMy Babyとあるのは赤ん坊が生まれたという設定だからで、見る側が旦那役（ただし見る側が赤ちゃん目線になり赤ちゃんプレイするシーンもある）で、出産シーン、子育てシーンなんてのもある。 そういう設定を別にするとお尻への接写がメイン。着エロ行きそうな雰囲気も良。 ご本人によるとウェディングシーンが一番の見所とのこと。 なお、鞭のシーンは、実際鞭というより紐みたいなやつでちょっとだけ叩かれるだけ。

バストもそうだし、ウェストからヒップにかけてのラインもナカナカすばらしい。 露出度の高い水着がチョイスされてるわけではないけど、接写のアングル等からも、方向性としてはエロく撮ろうとしているところは好評価だし、今後も期待大。 チャプター６の青のハイレグな競泳水着がお尻に食い込むところ、チャプター９で身体を洗われるところ、チャプター１１で一番セクシーなポーズを要求されているところがよいかと。 特典はスライドショーとメイキング。

水着シーンや入浴シーン以外に特筆すべきなのがチャプター９のトレーニングシーン。例えばアロマ企画やSODのアスリートものでも似たことやってたりするけど、それらより段違いにイイかと。