arrayさんのレビュー

冒頭に書かれているように本書では１冊目では求められなかった「情報収集の知識」の概念が加わり、貸借対照表から推理しても、知らなきゃ解けないし知っていればすぐわかるような問題があり、会計クイズとしては1冊目の方が面白かった。貸借対照表だけで考えるクイズとしては断然１冊目がおススメ。 巻末の「有価証券報告書の構成」にある見るべき重要ポイントに書いてあるように主要な経営指標推移、事業内容、経営方針、経営環境及び対処すべき課題、事業等リスク、連結財務諸表等から幅広く情報を扱ってより実践的になっている。

BEST２というよりは１とは違ったタイプの問題を多く集めた本。セレクションの下巻といった印象。BEST１と比べて納得のいかない答えが多くあるが、頭の体操とは正解するのが目的ではなく頭の柔軟性を高めるのが目的なので問題なし。 １章である「知ったかぶりの誤算」を冒頭に持ってきたのが掴みとして失敗している気がする。知識がないと解けない問題があるため万人向けではない。 １章の後半から２章の前半にレイトン教授で出題された問題が固まっている気がする。 ４章「不可能・不思議現象のナゾ」は良問ぞろいでお気に入り。特に６９に感心。あと６８はNHKクルーが秘境に行く際に似たようなことをしていると鉄腕ダッシュで言っていた。 ２、２２、２４、３８は良問でまたいつかチャレンジしたい。８４も中々。 ６、８３の電車問題は相変わらず苦手。 １０、９２は題材が面白くて好き。 ３２、３９はマッチ棒の問題。特に３９は感服。 ３４は実際に試してみたい。 ４１は外国の文化の知恵に驚き。

1巻から話の流れを福田側から見たネタ晴らしが面白い。福田がアシトに対してどういう思惑で接してきたかが語られ物語は次の段階へ。

どんどん上手くなってA昇格が見え始めるアシト。そんな中で福田からあることを言われ・・・。アシトの特徴を踏まえると腑に落ちる展開なのがすごい。

「ヌー！ヌーヌーヌー！ヌーヌー！！」「ドラルク家の一族」「Y談ダダンダンダンダダーン」「AUTUMN UNVEILED」がおススメ。 ドラルクのじいちゃんを始め厄介な高位吸血鬼たちが登場。あとジョンの話が多いのがうれしい。

半田を含めた新キャラが続々登場。 新キャラは出ないが「漫喫刻一刻地獄 」が面白かった。 今よりイケメンなロナルドが出る読み切り版の吸血鬼すぐ死ぬも収録。