ふじわらびさんのレビュー

別の世界からやってきた鬼さんとの100対100の戦い。いろいろと協力体制を築き協調路線を目指したものの、奇襲でガタガタ。結局はバトル漫画的な一対一になりそう。

この巻でカナメとシュカはその関係性に一つの大きな変化を迎える訳なんだけど、実際のところどうなんだろう。二人の関係性の進展って描かれてるようでそうでもない。確か少し前には「付き合ってる訳ではない」と言っていたはずだし、シュカはともかくカナメからの気持ちってのがはっきりしてこなかった(そもそもそういう機会が少なかったのもある)。まあなんにせよシュカがかわいいのは確か。

圏外村で襲いかかる正体不明の犯人は実は…!? まあ主人公以外の脇キャラが活躍するエピソードというのも良いのだが、いまいちオチが納得しきれないというか消化不良というか。にしても「今度のDゲームは本番だ」って前回の時も言ってたような…。

バトルバトルの展開が続くが、合間合間にサービスシーンが安定して挟まれるので読んでいてダレない。天花の攻勢が続く。

久々にシュカの見せ場かと思いきやお兄ちゃんプレイに終始。シュカって意外に活躍の機会が少ないんだよなあ。イヌカイはまさに「こんなキャラいたなあ」という感じ。

それなりに長かったハンティングゲームが終了も、まあ消化不良感は否めない。意図的に伏線としてはっきりさせてないところもあるだろうけど。おまけ漫画はまた四千度ちゃんが出なくなって寂しい。

カネヒラが剣道五段とか言ってたが、今回本当に剣道しているシーンが描かれて逆にびっくりした。カネヒラの能力の正体は引っ張ったわりにひねりのないストレートな能力だった。これはまあ仲間の成長イベントが主軸だったのだろうけど。

Dゲームのイベントであるハンティングゲーム。だから化け物ドウメと島民たちは、言ってしまえばあんまり関係がない。降って湧いたような存在だった。なのでそんな島民たちがストーリーの主軸になる展開のダイナミクスが意外と面白かった。

いろいろと不可思議な状況に描写、まだまだわかんないことだらけ。異能とかがある漫画なんで化け物の一つや二つは、まあ驚かないけど。正装はなかなか様になってるが、元々カジュアルな服をあんまり着てるイメージがないよね。

え、スズネ仲間にならないの…？かわいいのに。カナメが修行してなんかスゴく強くなる。着々とバトル漫画らしくなっていく。

カナメが貰った特権「勝者総取り」。これってなんかショボくない…？王戦ラストは見た目通りのチンピラっぷりを発揮しシュカがかわいい。おまけ漫画は四千度ちゃんの活躍が見たい。

せっかく仲間になったのに何もなしで出てきません、ていうね。クランとは一体？てなる。カナメが覚悟を決めるか、が今回のテーマなんだろうけど、警察がすでに汚れ覚悟で動いていて、つまりカナメが考える道徳とか法とかが既にDゲームに屈している飲み込まれている。だから逆に不殺を貫くみたいな展開もあるかな？たぶんないか。

宝探し編が終わって新章スタートか。結局のところ同盟結ぶのが特権…ではないんだよね？急に時間飛んでしまってちょっと混乱してしまったが…。で、次に出てくるのが超スゴ腕の暗殺者。どうなんだろうこれは。敵でも味方でも何でもありになっちゃいそうだけど。

花屋のおじさんだけ空気が違うというか、一応理知的に振る舞ってるわりにファイトスタイルがバリバリのガチムチで見た目が面白い。

出番としては久しぶりのシュカだがやはりヒロインの地位磐石、かわいい。構造を理解しないと創れないということは主人公はミリオタだったんですかね？描写なかったように思うけど。

表紙もそうだが解析屋ちゃんがかわいい。いろいろと相手の手の内を読み合う展開のなか、ラストに急に脳筋バトルみたいな格好が出てきて笑ってしまった。

本格的に登場のヒロイン、シュカがかわいくて良い。ミステリアスのようで甘えたがり。情報屋にしろ4000度にしろ女の子がかわいいのは良い。

いわゆるデスゲーム物。1巻ではヒロインであろうキャラクターやライバル勢力が主人公が直接に接触しておらずキャラ紹介的な雰囲気も強い。それはいいとして、なんか読んでいて素直に受け取りづらい感じがある。それは多分作品中でダーウィンズゲームがいわゆるボチボチゲーのデザインで表現されてるからかな、と。この手に対しての嫌悪感、拒否反応がマイナスイメージに繋がってる気がする。それは直接的にこの漫画の悪いところじゃないかもだが。

相生が実は…と作品の重要な要素が提示され新章開幕的に続く。ただ状況の規模のデカさに対して、ガスマスク男をどうにかしなきゃというスケールの落差がやはり引っかかる。

1巻、2巻、3巻ときてエッチさがぐんぐん上がっている感じだ。直接的にも間接的にも。バトルではジャンプのバトルをやってる中でだいぶエロい。