みーもさんのレビュー

翔が死んだ後の未来では、菜穂は須和と結婚して子供がいるけど、それはちゃんと須和を好きになったからなのだろうか…。

実写映画を見て、原作も良いと聞いて読んでみた。個人的には実写の方が好きだったな。でも、須和は実写より漫画の方が好き。

なんか、もとから2人が異常にスキンシップが多くていちゃいちゃしてたから忘れてたけど、まだ正式には付き合ってなかったのね。

たまーにヤクザネタが前面に出てくるけど、前の誘拐の時といいあっさり解決する。今後、もう1回くらいこの流れありそう。

新キャラたぬき登場。でもキャラがいまいち魅力不足。当て馬的な立ち位置かもしれないけど、そこまでの存在ですらない感じ。

けいやのいさく命な感じが読んでて面白い。けいやはお仕事モードが良い。いさくは、ヤクザである事に躊躇してるけど、たいしたハードルじゃなさそう。

最初はいさくの片思いからだんだん両想いになるのかなと思ってたけど、けいやもガッツリいさくの事好きなのね。一途で良き。

コメディーな感じで面白い。けいやがカッコいい。いさくも可愛いけど、たまに口調に違和感があって気になる。絵が綺麗。

まさに大団円。みんなよく頑張った。後はガッツリ幸せになってくれと願うばかりだわ。にしても、なぜにゆきの相手はあの子なん？本当にはそれだけは納得いかない。

十二支の呪いが徐々にとけていく。それは喜びでもあり、寂しさでもある。でも、それに縋って生きていたあきとには辛いよね。

透は、ほわほわのほほんとしてるだけじゃない。きちんと一人一人と向き合って、相手を尊重したら自分の意見も言う。すごいと思う。

普遍を望む人もいれば、前に進んで進化を求める人もいる。人が多くからめば、それだけ多くの気持ちや意志ができる。あきとはもぅ、檻から出なきゃだね。

ドキドキハラハラするフルバのストーリーの中で、生徒会メンバーの話は正直本当にいらないと思う。何か重要な情報でもあるのかと思いきや、結構どうでもいい。

鳥憑きのくれのさんは、あきととうおちゃんを天秤にかけた時にうおちゃんを選べない。それもまた仕方ない事だけど、読んでて切ない。

正直、透のパパママストーリーは漫画よりもアニメ（映画）の方が好き。漫画だと、パパの良さがいまいちわからず、食えない男っていうイメージ。

透は、幼い頃にゆきやきょうと何かしらの繋がりはあるものの、正直そんなに重要な設定ではないような気がする…。ゆきと透がくっつけばいいのに。

ハツハルとリンは本当にお似合い。お互いがお互いを大事にし過ぎで堪らん。身も心も傷ついたリンを助けるのは、ハツハルだけじゃなくて透も。

ゆきとあやめの兄弟大好き。あやめは過去の自分の態度を後悔して、できる限り弟を大事にしようとしている事が伝わる。2人の母親は中々自己中な人だけど、ちゃんとお兄ちゃんが助けてくれた。

リンは中々激しい性格だけど、ハルを守りたい一心なんだろうね。気づけば物語もどんどん進んできた感じ。でも、まだまだ伏線がたくさんありまくり。

あきとを中心に、みんな我慢しながら悶々としているのかと思いきや、みんな自分達の意志でちゃんと透を守っていたんだなぁ。