マジシャン太郎さんのレビュー

面白いのは面白いんだけど、日本人から観た『この日本』には、まるで現実感がなくて・・・ 「アメリカ映画なんだから！」と言われたら、反論出来ませんし。 高校生がバンバン車乗り回す訳ですから、そこにも感情移入いにくい。 日本の中で英語を話す環境も、ちょっと理解不能。 最後に、ドミニクが出てくる所で「お！こういうの好きだぞ」って思えるんだけど・・・ リアリティなんて一切なくて、現実離れした世界。 だったら「東京でやんなくてもいいんじゃない？」ってなっちゃう。 架空の都市の方が「見易い」

タイトルを銃声でUPにしていく感じが、「あ、コレ好きだな」と思いました。 キャラクターが全員、良い！！ スーツ着てバイクに乗ってくる殺し屋。 耳が聞こえない殺し屋（お前らよく、ここまで生きてこられたな！笑、って感じがしなくもないですが・・・） 医者もいいし、脚本が素晴らしいです☆ これは、もう一度観ますね、必ず。

この映画を撮ってる時、「24」は、season2位だったのでしょうか？ 後に「24」が爆発的ヒット！！ そうすると、「24」を見てから、この映画をレンタルした人は、どうしてもジャックと比較しがちですが、そういうのはあんまり良くないですね。 この映画は殺し屋なので、CTU捜査官じゃないし（笑） 2003年に、このオチと言うのなら、まだアリなんじゃないでしょうか？ ラストシーンの切り方も、気持ちいいです。

久しぶりに「人に簡単にはオススメ出来ない名作」に出会った。 普通じゃなく不気味で、悲しく切なく、父親の愛をしっかりと感じられる、凄く変な映画。 レビュータイトルにも書いた通り「映画を1000本以上観てから観ないと、面白さを感じられない」です。 と言うのも、ある一定の比較対象があってこそ、この映画の不気味さ、切なさ、愛、が理解できるので。 比較対象がない人の場合、「意味が解らない」で終わってしまいます。 ラストはちょっとあっけなく世界中に感染しちゃった感じもしますが、それもまた良し。 しっかりと記憶に残ります。

実話なのかな？それでいて、この完成度は評価したいんですけど、どうにも政治的なバランスが理解できずに苦しんだ。 別に実話じゃなければ、こういう話、映画、沢山あるし。 これが「実話なんですよー」と言われても、「まー、あるだろうね、そう言うことは」で、終わってしまって言うような・・・。 それに、ちと長い。 もうちょっと短くサックリするか、逆にもっともっと長くしてベッタリとディテールに凝るか？して欲しかったな。 ディテールに凝れば、オイラ的に評価が低くなる可能性が高いけど、コアに好きになってくれる人は増えたと思う。 「普通」の壁は越えられないかなぁ・・・。

うん、記憶に残ってます。 かなりハイレベルなホラーだと思います。 双子の正体っつーか、能力？が、面白い。 観た後でも、心地よい疑問を残してくれる。 「？」の残り具合が巧い、って事。 ホラーファンは観ておきましょう。 ちょっと変わってますね。

なんとなーく面白かった気がするし、オイラの好きなシチュエーションなんだけど、あんまり覚えてない・・・。 可もなく不可もなく、そして記憶に残らないと言う、一般的なホラーで終わってしまった感じか？ 一個、気になった事を覚えている。 引っ越してから、忌まわしき地下室に行くんだけど、その地下室に「引っ越す前に行ってない」って設定がおかしんだよなぁー、なんかひっかかった。

なんかそんな風にオイラは思いました。 監督が言いたいことは、そんな事ではないかも知れないけれど、「純愛って怖いな」と・・・。 監視役の親父も印象深くて、凄くイイ奴で「映画の邪魔をしません」。 ケイトの友達もいい奴でした。 それを全て捨てて 最期、ヘリコプターが上昇していくシーン。 その「間」に、関心させられる。 ヘリが見えなくなっていく、その「無」な感じが、彼女たちの将来というか・・・、幸せになっていって欲しいけど、なんか単純にそれだけで済ませてはいけないと言う、なんとも一言では語れない。 見る人によって二人に対する想いが極端に別れると思う。 それはその人が「どんな恋愛をしてきたか？」によるね。

アクションものじゃー、ないんですよ。 少女の「成長もの」なんだと思います。 なんだか、すごくエロさを感じました。 エロいシーンなんて一切ないのに・・・。 マジシャンのオッサンもいい感じです。 すげー変な家に住んでます。（笑） とにかくカメラの動きがオイラ好みでしたねー♪ 自信を持ってオススメできる一本。

よくコレで90分持たせられるな！と感心する。 自分をTVショーみたいにする感じとか、車に置き忘れた飲み物を思い出したりする所。 オープニングのジャンクフード屋を通り過ぎていく雰囲気など、色合いもスゴイ。 こういうシチュエーションで、「もう一回見たくなるかも？」と思えるのが凄いですなー。

オリジナル版も見てますが、申し訳ないけど、もしかしたらこっちの方が好きかも知れません。 ハリウッド版も製作されるらしいですね。 男のエゴって、気持ち悪いですわー。 自分にも、こういう部分が確実にあります。 とか、そんな深く考えなくてもいいと思うし、観た後の「スッキリした感じ」はあります。 ちょっと長いけど、ダラけないし、オススメの一本ですね。 男一人で観たらいいと思う、彼女とか、奥さんと観る物じゃないね（笑）

取り逃がしたニューロを引き連れていたのが、実はジェーンだった！！なんて素晴らしい展開になると思いきや、それも作戦の一つだったー、なんて言う陳腐なファイナル。 どうせ終わるんだから、その位の裏切りあったっていいと思うんだけどなー。 「一応見た」と言う作品でしたね。 season2以降があったとしても、どうやっても面白くできない感じだと思うな、こりゃ。

ニューロが逃げた！ 捕まえろ！っちゅー展開。 ラストに、どうするつもりなんでしょうか？？？

過去の事件の「編集」と、時間が巻き戻るって言うネタの低予算加減。 確実に「打ち切られるな」と感じられる内容。 打ち切られるなら、それはそれで最後に、超巨大どんでん返しをして欲しい。

打ち切りが決まると、脚本も少し変わるんでしょうか？？？ なんだか、雑になった気がします。 特に次のDVDでは雑さが増します。

ここはオマケで★を五個あげよう。 理由は、ニューロのマジシャンだったから、それをライリーが逃がしたのが好かったね。 それを、そんなに本気で咎められないのも、ツッコミ所なんだけど、まー、それは置いておきましょう。 でも、この辺で「打ち切り」が決まったと思うな。

え？！ モーリーン、死ぬの？？？ ちょっと驚かされる展開です。 もう死んでしまうんですね・・・。

この辺りで視聴脱落した人も多いことでしょう。 オイラは「海外ドラマは最後まで観る！」と言うポリシーを持っていると公言しているのでので、見ざるを得ないのですが、どうにも、眠気と飽き気が襲って来ます。