マジシャン太郎さんのレビュー

シーズン6では、ジョナスは凄く活躍してくれました！ そんな彼の予知能力？から始まるシーズンラストのエピソード！ ダニエルが再登場！ そして、復活の兆し？！ アヌビスの正体が分かり始める！！ 怒涛のseason7に突入しろー！！

このDVDで面白いのは、19話の作者はティルクこと、クリストファー・ジャッジだと言うことです。 もう、スターゲイトの大ファンです。 しかし、このトクラ、いや日本では、意外とこのスターゲイトを知っている人が少なくて・・・、残念です・・・。 もっと、この作品に注目しろ！！と、叫びたい。

season6は、明らかに面白い！ 話しが展開して来たのが一番の原因ですが、ロシアから参加したSG1メンバー・イマノフ大佐が無残な死を迎えたりします。 こういう「意外性」が出てきます。 ここで、地球の会議を基本的にした『シリーズの回想』があります。 訳の分からなくなった人たちが「追いつく」様に説明する回です。 こういうのを入れるタイミングとかは、本当に職人だなー！って思います。 season6で、ダニエルの代役で出てきたジョナスですが、充分な程に、視聴者の気持ちをGETします。 ここでの活躍も賞賛せずにはいられない程。

ダニエル・ジャクソンの代わりに配属された、ジョナス・クイン。 日本語吹き替え版で観ていると、ちょっと舌足らずな彼に萌えている人も多いはず。 そんな彼が、幻覚を見だす！ その幻覚を見てしまう事が感染して、ティルクまでパニックに！！！！ 幻覚は大したことなくてよかったのですが、問題は後半に・・・ オイラ的、萌キャラのメイボーンが再登場！！ メイボーンが登場するとテンション上がります。 彼のような真面目な裏切り者って大好きなんですよ！！！！

なんか、この辺からワンランク面白くなって行く。 地球よりちょっと遅れた文明のパンガーと言うところを探索に行きますが、そこがなんとトクラの先祖だと分かる。 このスターゲイトは、どういうシナリオでもすんなり受け入れさせる設定が得られるので、本当に素晴らしいエレメントだと思います。 後半では、レプリケーターがまた出てくる！！ レプリケーターが人間として現れる感じも以外！ でも、この位思いつかないと、脚本家はやってられないでしょうね・・・。 スターゲイトの脚本家陣には、マジでリスペクトです。

この「スターゲイト」が面白いのは、アクションとかユーモアの部分もあると思うのですが、オイラは【政治的】だから面白いんだと思います。 ゴアウルド・アスガード・ジャファ・タウリ（地球人）と、色々な種族が、自分達の正義を求めて戦う訳ですが、冷静にちゃんと客観的に観ると、人間さえも自分勝手に見えてきたりして、突き詰めて考えるなら『宇宙レベルでの正義』って何？？？って言う所まで到達してしまいます。 このシリーズは、アメリカがちゃんと理由があって造っているとしか思えないほど、真理的で面白いなと思います。

けっこう衝撃的！！！！ ジャックが瀕死で、ヘビ野郎がジャックを助ける！！！！ これが、今後どの様に影響してくるかが見ものです！！！！ オーラ状態のダニエルも登場する♪ で、この間のエピソードが、どことなくホラーっぽくて好きでした。 警官と村人がグルで、悪さを企てているのです。 その警官がドーナツ好きだったりして、一旦平和的ではありますが、裏を返せば・・・、みたいな部分が好き♪

ダニエル・ジャクソンが生き返るのか？どうか？の質問には「生き返ります」と答えますが、season6は、そのダニエルの穴を塞ぐことから始まります。 ダニエルの代役のジョナスも超いい奴で、視聴者にもスンナリと受け入れられたはずです。 ティルクの息子、ライアックも活躍してブレイタクを助けるし、season6の始まりもまた、最高なのです！！

ジャッ・・・、ジャクソォーーーーン！！！！ え？本当に死ぬの？？ 今まで、「絶対に死なない」と思って見ていた主要人物が死んでショーーーック！！！！ オイラも、ティルクのマネをして「ダニエル・ジャクソン・・・。」とつぶやきます。 season6の、ジョナスに期待！！

レプリケーターの誕生の秘密が暴かれます。 ダニエルと、彼女の間に生まれた信頼関係。 それは、儚いものだった・・・。

もう、宇宙戦争が始まってしまいそうです。 地球にぶつかりそうになった惑星ごと、貫通させて人々を救うカーターのアイデアに、【ユーリカ】の住民も驚いているはずです。 そして、ティルクが久しぶりに地元（故郷）の皆と会って、テンションが上がっているのがいいですね。 クリストファー・ジャッジは、この「ティルク」ってキャラの印象が強すぎるのかな？ あんまり、他の作品では観ないけど、どうなんでしょうか？ ちゃんと、人気者なのかな？？？

正体不明の支配階級「アヌビス」の登場！ 更に強い奴が出てくるんですかぁ？！！ こやつ、アポフィスよりタチ悪いです。

オイラ的には「season4でダレた部分を上手く補っているなー」と関心させられる展開に・・・。 まるで映画のようなプロットのエピソードや、「萌悪キャラ」のメイボーンの登場。 そして、ゴアウルドの集結。 人々が飽きないのには、それなりの「理由」がありますな。

「シャー、カー・・・、ゾー・・・」と、オイラ的に【萌えキャラ】が現れました（笑） この野蛮？な種族は、今までのスターゲイトにあった様な【基本的に人を殺さない】って言うスタイルを覆して、原始的ゆえに殺す、というのを絶妙なタイミングで使っているのが素晴らしいなと思いました。 視聴者は、ここでもどうせ殺さないんでしょう？と言う、気持ちを清々しく裏切ってくれるのです。 そして、せっかくのトビン・ベル再登場の機会もありましたが、殺されていたのでそれも叶わず・・・。 オモク、フォーエバー！

けっこうエグめの宇宙人タイラーとのエピソードがあったり。 ゴアウルド協定と言う政治的な要素に感心したり。 カサンドラ軍医の親子愛に感動したりする、いいDVDです。

シーズン5まで観てきた人の中で、ティルクを嫌いな人はいないでしょう！ そんな、ティルクが「再洗脳」されてしまう！ 憎きアポフィス！ オイラ達のヒーロー、ティルクを返せ！！ タウリの民の願いはそれのみ。

ダメって言ってる訳じゃなくて、勿論面白いんだけど、シーズン4は、オイラの集中力不足もあってか、どこか「抜けてる」感じがしたかな？ オイラが「スターゲイト慣れ」して来てるからかも知れないけど、ちょっと今まで程入り込めなかった。 敢えて、★を三個にしておこう。 『では、続きが見たくないのか？』と言われれば答えは、声を大にして「no！」 オイラは即、シーズン5に突入！

シーズン4も、終盤！！ ここで思いっきり展開して行くかぁー？！と思ったけど、予想範囲のものだった。 先は長い。 じっくりとSG1の活躍を鑑賞しようではないか♪

このDVDは、濃いです。 ハモンド将軍が、脅されて退役させられたり、2010年の未来からSG1が現在に向けて警告を促したり ダニエルが、ダニエルじゃなくなったりします。 面白い！

アポフィスの罠で、宇宙で迷子になってしまうジャックとティルク。 この二人のやりとりはいつもユーモアたっぷりで、アメリカ人に制作された作品で無用心にも笑ってしまう自分が情けなかったり、嬉しかったりします。 ダニエルが、SG1であるが為に悩む回は、これからの伏線とも言えるのか・・・。