マジシャン太郎さんのレビュー

そっかぁー、まぁそうだよな、それしかないよなぁー。 なんて感じの終わり方ですが、面白いです。

所謂「エロと幼稚な暴力」の映画でした。 もう少し、テキサスチェーンソーの油臭い感じがしても良かったと思いますが、そうじゃないです。 生死のかかった緊迫状態でもミュージックビデオみたいなものを見させられている感じとか、監督のセンスを感じます。 これは、映画マニアがヒッソリと語る作品の一つでしょう。

そういう所を見せたいんじゃないんだろうけど、そういう風に見えちゃうので・・・。 なんか面白く感じられない。 ショチョウさんが、ものすごくいい奴なのに・・・、って方が面白いかも知れない。

リーアム・ニーソンって、この路線でいかなくて良かったなぁ・・・と思わせられる作品。 教授キャラは無理よね。 後半、面白くなりそうな感じもしてきますが、途中で失速・・・。 こういう『昔、なんか事件があった館系』の映画は、【相当キツイ、厭な忌々しさ】がないと、観たいものに辿り着かない・・・。 この作品の様に仄かに感動させるのもちょっと違うし・・・ 幽霊の描写？みたいのはキレイなんだけど・・・、ちょっと何がしたいのか解らないかなぁ？

確かフランスの消防士さんの筋肉ムキムキのカレンダー？が、少し前に話題になりましたが、やはりモテる職業なんでしょうかね？ カッコいいですよ、消防士の恰好でバキバキ拳銃を撃つのは良い！！

オバカクライムサスペンスなんですけど、B級とは思えません。 しっかりとした「本気のB級映画」って感じです。 キレイなお姉さんの美乳も見どころ。 サンドラーーーー！！！（笑）

色々、絡み合って面白いです。 ちゃんと観られる良い映画でした。

もうちょっとお金かけて、しっかりと前後半に別けてもよかったと思う。 アクションの本場？みたいな所なのだから・・・ 人生を表現するのは、後半でお願いしたい。

ジェレミー・レナーにちゃんと期待して観られる作品。 最後に、あいつまで仲間になっちゃうし！ エンドロールまでカッコいい！！