あじゃじゃっじーさんのレビュー

「結局一番恐いのは人間の欲」。使い古されたこの言葉の既視感も吹き飛ばす説得力がある。随分昔のシリーズのエピソードで、自分の寿命を削るのも顧みず強力な妖術で鬼太郎の窮地を救った、その原点があった。親父さん、あんた格好いいぜ。

こんなに日本にはローマ顔俳優がいたのか。原作未読ですが本当に面白かった。

ばかばかしいノリについていけない部分もちょいちょいあったけどまぁ観れました。本当に三國志が好きな人からは苦情出そうだけど承知の上なんでしょうし。

ストーリーがシンプルで分かりやすい。イチャイチャシーンは余計かな。あと最終バトルでの、その他犬士たちの離脱が一部説明不足。でもこういうのは分かりやすいのが一番。

ワっと脅かすのとは完全に真逆のホラー。静かに、しかし確実に忍び寄る。これぞ日本のホラー。

不気味さが何とも言えない。気になるのは終盤の除霊のドタバタ感。最後にいい感じで不気味さが戻って良かった。

ゆるくてヘンテコな日常の中で起きるちっちゃい奇跡+α。若干間延びし過ぎかなという箇所もチラホラあるけど一回は観るべき。

単なるとんでも展開アニメかと思いきや、ちゃんと唄、笑い、涙あり。三國志の知識も孔明とオーナーが自然な流れで教えてくれるので三國志全く知らない人も安心。なかなか２期やらないようですが、１期限りになってしまったとしても個人的には満足。

ライダーやアイテム類のデザイン、世界観、とても好きなんですが、最終話の駆け足っぷりがとにかく残念。エピソードや予算の配分をミスったとしか思えない終わり方。できることならリメイク希望。

「実写請負人」山崎賢人が流石。色々酷評されてはいますが全然観れます。ただ、バッドカンパニーの「命令取り消せない」は良くわからなかった。２章以降は、、やっぱり難しいか。

ユルい日常の合間にアクションと暴力。この緩急にすっかりハマってしまいました。

こういう全く何も考えずに観ていられる訳のわからないアニメも必要だと思う。OPがとにかく耳に残る。処○イジリは余計かな。

前作同様やはり所々に作り物感が。大和とか出雲とか、予備知識が無くてもわかるような説明が欲しかった。最期の舞いの意味も「多分こういう事なのかな？」という感じで観ていました。ただ晴明と博雅の友情が熱い。安倍晴明役は野村萬斎しかいないと思う。この配役でCGを使いまくった映画を観てみたい。

もし本当にこんな巨大生物が現れたらと妙にリアルに感じてしまう。ゴジラの新しい攻撃や自衛隊の兵器の数々が大迫力。ラストの尻尾が不気味。石原さとみは綺麗過ぎてちょっと浮いてる。

絵がとても綺麗。前半はサスペンスメインで後半バトルメインの変わり様に若干戸惑いつつも楽しく鑑賞しました。

じわじわ浸蝕してくる「水」が静かにずーーっと怖い。怖さと切なさの最高のバランス。配役が絶妙。

せっかく面白いのに手下のカラスや矢が刺さった頭部とかどうしても作り物感が拭えない。日本映画でよくある、「もっと予算をかけてCGにすればいいのに」のパターン。序盤の貴族同士の権力争いも説明がないため初見では「なんでこの人は怒られてるんだろう？」となってしまう。

能力高めとはいえ高校生。バタバタ殺されるのでなかなかしんどくなりますが面白かった。もっと武器とかも貸してくれよとかツッコミ入れつつも楽しめました。原因の岩、さっさと壊しちゃえばいいのに。三浦春馬はやっぱり格好いい。

前半はいい感じで観ていたのですが一部の妖怪が着ぐるみ感満載で一気に冷めてしまいました。柴咲コウも悪くはないのですがやはりどろろ役は原作通り男の子で良かったのでは。

史実、伝説を上手く絡ませてあり面白かった。ただ、主人公周りが色々可哀想で、観るのに若干の気力と体力を要する。