usagigameさんのレビュー

おかしなカツラの和装をさせたり、どこぞのスポーツジムの宣伝用のようなシーンが延々と続いたりと全く演出者の意図がわからん。端正なマスクでスタイルもいいあゆみ嬢だけに的を外しまくった演出にセンスのなさを疑う。全編にわたり「ぐっ」とくるところがなく最悪。

ショパンをＢＧＭに芸術作品？として見れば良いのかもしれないが、アイドルのイメージビデオとしては完全に勘違いでないの！と思う。野村誠一氏は、スチルでもフィルターやレタッチをやたら使うようになり、かつてのような素材（女の子）のナチュラルな良さを引き出すことができなくなったしまったようだが、ビデオにおいても同じことをしている。 　あゆ美嬢はイロっぽいいい表情をしているのだが、全編にわたりノイズののった映像がそれを台無しにしている。懲りすぎた演出もしつこい。

最近は恨み屋本舗の主演など活躍中のあゆ美嬢。スタイルもいいし、端正な顔立ちで文句はない。ただ作品としては構成や演出が何がやりたいかよくわからん。 ベッドルームでの彼女はきれいだったが、残りはスタッフが素材の美しさを出し切れていない感がある。

もうちょっとシェイプアップしたほうがよいとは思うが、それを補ってあまりある可愛さに二重丸。 元気はつらつさを全面に出した内容だが、ときおり見せる小悪魔的な表情がそそるので、もう少し、色っぽい目線をもらえるとベター。次回作が楽しみ。

映画というより演劇の舞台を見ているような作品。 山本太郎や裕木奈江の演技力の高さを再認識させられた。 舞台は、小学校の頃に学校のテレビで見た浅間山荘事件の頃の連合赤軍もの。彼らがやった行動はどう見ても異常だと思う・・・・が、彼らのエネルギーはいまの世代に求めるものでもある。

もったいない。ドン引きの客観的ショットが多すぎ。スタイルがいいのにクローズアップもない。モデルの黒川ちゃんは、可愛いしスタイルも抜群、17歳とは思えないほどの大人っぽい色気をもっており、目線を向けられるとドキドキものである。･･･であるだけに（表紙カットのような）カメラ目線での主観的に楽しめるカットの少なさ、演出家のセンスの無さが惜しまれる。演出家を変えての次回作を期待したい。 　

きわどいシーンこそ全然ないが、上山万里がとにかく可愛いのでトータルとしてはＯＫ。 特に、クローズアップでの小悪魔的な眼で見つめられるとドキドキものだ。 ちょっと、伏し目がちにしたところの色っぽい表情も捨てがたい。