conさんのレビュー

TVよりも高品質なアニメーションになって、 アニメ版を綺麗に完結してしまいましたね。 ファンタジーと実際の歴史を合わせてしまって 少し滑稽に感じてしまいますが、 展開も早くスムーズに楽しめると思います。

感情の表現が分かり易いです。 人間を特別視している所が気になりますが、 所々に良いシーンもあり、コミカルなシーンも良いと思います。 4期オープニングのアニメーション・音楽との合わせが一番素晴らしいです。

本編を纏める為に本編と少し展開が違ってるシーンもありました。 セリフが少し違ってるシーンがあったような気がするのは気のせいでしょうか。

サイトーのスナイプシーンが何度か観れた事が良かったかなと思います。 白熱するような激しい戦闘があまり無かったのが残念。

シマウタだからと言って、 伝統的な楽器を使うのでは無く、 ピアノ等の西洋の楽器を使った事で、 幻想さと神秘色の強い美しい音楽になっていると思います。 1.おぼくり - ええうみ がとても良く、 ピアノとの合わせがとても美しく心に重く響きます。 歌い方が独特でポップな音楽ばかりを聴いている方達からすれば、 独特のテンポについていけず聞き苦しく感じるものですが、 ピアノのおかげで音を掴み易くなっています。

グラフィック・エフェクトがとても綺麗でした。 雲や背景が特に綺麗なんですが、 綺麗すぎて妙に見難く感じました。 高度な知能を持つ虫の設定は面白いですね。 世界観(雰囲気)が面白い、野性的な物語でした。

映画なだけあってあまり観られなかった、 細かい兵器の描写も追加されていました。 いつも通り、上官達の振る舞いに心痛める演出が数多くちりばめられていました。 終わり方がこの世界の広さと今後のお話を期待させてくれます。

ラインハルト達の昔のお話を観れたのは良いのですが、 活躍が描かれていないので何か物足りなくなってしまいます。 上官達の危うさばかりが描かれているだけでした。 もしくは、社会性ある「難しい事」を求めているので物足りないのかもしれません。

序盤は、バグのCGも頑張っているな～と思いながら観てたのですが、 キャストのアメリカ風な2流演出。 後半はスプラッターホラーです。 徐々に面白くなくなります。 前作の映画と3dcg版はとても良かったので、残念でなりません。 プロパガンダは面白かったですけどね。

世界に関心を持っていないと、少々わかり難いかもしれません。 これを気に関心を持つようになるかもしれません。 民主主義だとか、現代と似たような複雑な背景が描かれています。 登場キャラクターが膨大で、 主要キャラクター以外、殆ど名前を覚えられません。 派手な躍動感あるアクションと言うより、 知的な戦いです。

戦闘中の爆発音を極力無くして、 クラシックの名曲のみを流す会戦。 曲のチョイスもとても鮮やかで、 独特の静かな雰囲気が心躍ります。 設定の艦隊、人名の数が膨大なので、 描ききれない、 その想像力で増やされた迫力は凄まじいですね。

ファミコンでプレイしていた世界を、 具現化したような世界観です。 ふと、徳永英明の「夢を信じて」が聴こえて来ると、 アベル達の世界観を必ず思い出してしまい、 少し涙が出そうになってしまいます。 マイナーな作品になってしまいましたが、 世界観の良く出来た作品です。

この作品の注目したい所は、映像表現です。 鮮やかで深い色合いは映画でしか観れない独特の色合いで面白いんじゃないでしょうか。 赤ちゃんサニーの一部がcgらしいのですが、 私にはさっぱりでした。 本当に凄い馴染ませです。 エンディングまでアニメーションで遊んでる珍しい作品です。

パトレイバーの世界観を頂いた別物の作品です。 暗い空気感が魅力で、 終わってももどかしさが残ります。 けれど、そのもどかしさは、 全ての人物達の背景(社会)によるものじゃないかと感じました。 静かな音楽が重く心に響きます。

コメディのはずなのに、 笑いながら何故か涙が出てきてしまいました。 今敏監督さん独特の細かい人間動作の描写にも注目です。

総集編としてうまく編集されていました。 攻殻機動隊を思い出したい時、 もう一度内容を細かく知りたい時に、 最適なDVDです。

穏やかで、とても可愛らしくて、 観てるだけで幸せな気持ちになります。 本編からエンディングの曲に入る瞬間がとても心地宜しい。 お気に入りは、 「制作：光輪密造工房」

現実と妄想をが入り交ざったような演出でした。 最初は何かと驚くのですが、 途中からのツッコミがなかなか面白いです。 次から次に変わるテンポの早い映像も魅力。 後半にウルっと来たのですが、 最後にサッっと引かせてくれました。