タカシモンズさんのレビュー

男としてはちょっとした火遊びのつもりが…すごい展開になって怖くなる映画です。当時ラストが何パターンか撮影されたという話がありましたが、しつこさは余分だったかなと思います。

えっ！マジでこれ実話と思うほどすごい話です。ボクシング物はけっこうありますが、格闘シーンも自然と力が入るほど迫力もあり、家族愛もありドラマティックで感動しました。

クォン・サンウとユ・ジテが骨太の男同志の友情を熱く切なく演じています。久々に男臭い胸にズッシリと来る映画でとても良かったです！それにしてもクォン・サンウは切ない涙を流すよな～。

気軽に楽しめる、超シュールでおバカなサバイバル・ロードムービー。哀川アニキのはげ頭は超笑えます！

例え幻覚であったにせよ、現われた人間に何らかの理由がなければ、あまりにも説得力が無さ過ぎであきれます。最後につらつらと言葉で説明されても、辻褄合わせしていますとしか取れないし、う～ん…としかいいようがないです。

とにもかくにも、圧倒的な映像の質と量には驚かされます！子供向けファンタジーという割には戦闘シーンはかなりすごいです。評判通りに面白いです。観て損はない作品だと思います。

未来の街並みの背景は、ほとんどCGで良く出来ていますし、時間的にも長くなくテンポ良くまとまって、娯楽映画として十分楽しめる作品です。

やはり初期の呪怨のインパクトには、かけますが…一話の導入の甘さを二話から立て直したのと、一応お決まりの「死ずえ」出てくるよ～！（笑）ルールも確立しましたので、これからは噂話をどう上手く作り込めるかで、それなりの世界観が出来るかも知れない期待感はあります。

う～ん、どう表現したらよいのか…発想も斬新だし映像も最新の技術だからこそ表現できた映像だと思うし…でもこの不完全燃焼感はいったい…？何かが足りない、タイムマシーンものには付き物の辻褄合わせの部分が描き切れていないのか？、本当にもったいない作品でした。

いつも思うことですが、この手の作品は冷めて観るのであれば最初から観ないほうが良いと思います。一人で夜中真っ暗の中、少し音量を上げてじっくりと見てください。かなり怖いです。これからの季節にぴったりです。

極ワルおやじ、ジャン･レノが超クール！久々にヒットのサスペンス・アクション超大作で最後までひねりが効いていてとても面白かったです。

映像に関しては、ロシア映画の未来への可能性を感じる出来で良かったです。…が本作自体は核となるエピソードのまとめ方があまりにもあっけなくて、少し残念でした。全３部作ということなので今後の展開に期待してこの評価としました。

とにかく空撮はとても気持ち良かったです。…ただ映画としてはラストに疑問が残りましたが…

アメコミの世界独特で特にシン・シティの世界観は好き嫌いがあるとは思いますが…クールで面白かったです。今までのモノクロ映像とは違い、各エピソードのポイントとなる色とのコントラストが、ＤＶＤならではの美しい映像で表現されており、一見の価値はあると思います。

じわじわと迫り来る疑惑と恐怖…スリル感もあり面白い映画でした。余談ですが主役の少女はとてもキュートです（笑）。

ゾンビ映画の生みの親ジョージ・Ａ・ロメロ監督作品。…らしいシーンは満載で良かったと思います。ゾンビたちの進化とも呼べるシーンも、面白かったです。ただ欲を言えばラストが監督自身も今だ決めかねているのか消化不良で残念でした…

途中にゲーム映像がインサートされていますが意味なし。なぜ特殊部隊でもない一般人、しかも女性が超人的に強いのか？なぜ？なぜ？のオンパレード。ゾンビが出てきて撃ちまくって殺しまくって、最後にリセットボタンをどうぞ…単なるゲームの実写映像ですね。典型的なお金無駄使いの作品かな…残念。

途中までは、まさしくシャッフルといった感じで、良かったのですが、後半になってネタばれになり、やはりラストはそこに行き着くのか…という感じでした。映画というよりはテレビのスペシャルドラマですね。

光と影のコントラスト、構図、編集など監督のセンスが出ている良い作品です。

小物の細部までこだわり満載で、まさに林海象ワールド溢れるドラマで面白かったです。シリーズ全て観てみたいと思っています。