タカシモンズさんのレビュー

今は某携帯の犬のお父さんの声で有名になっちゃってるけど、この時代の北大路欣也はとにかく、めっちゃかっちょ良いねぇ～！！欲に目が眩んだ仲間割れあり、金を強奪した組からは狙われる、これに梅宮演じる悪徳刑事が絡んで、もうしっちゃかめっちゃかの大乱闘劇！バックに流れる音楽もちょっと人を小馬鹿にしたリズムで、最後にはニヤッとしてしまう、昔の深作作品はとにかく面白いねぇ～。

評価皆さん、手厳しいですねぇ…。まぁ確かに表題の「23」と言う数字をキーワードにするもう少し推理的な謎解き作品かと思いましたので、それほど「23」自体については深い内容ではなかったデスね。ただし、ジム・キャリーのイメージを覆すシリアスな演技は見ごたえ十分でした。映像もセンスが良くて全体的には良くまとまっていて、個人的には悪く無かったです。

深作時代劇第二弾！若い頃は忠臣蔵ってなんや？…てな感じでしたが、四十も半ばになるとやっぱ心に沁みるねぇ～。出演陣も超豪華で重厚でした。予告でもありましたが赤穂城を明け渡すか否かでの、萬屋の「…武士の本懐」というシーンは武者震いがくるほどシビレル！脱落組のサイドストーリーも良かったし、渡瀬＆千葉ちゃんも良かったし、三船の存在感もやはり凄過ぎる！とにもかくにもやっぱ深作演出はズシッときます。

深作時代劇記念すべき第一弾！！先日TVでリメイクされていたが、全然比べもになりませんでした。松方さん良く出演したなぁ～。ラストでの迫力がまるで夢じゃ夢じゃ～でしたね。やっぱ千葉真一 ＆萬屋錦之介のイメージが強烈過ぎますよっ！でも個人的には魔界転生の千葉ちゃんのほうが好きだけど…

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を見たときと同じような感覚がしたが…半端なく映像は凄いよねぇ～！まぁ「何か？」は置いといて、とにかく臨場感は、たならなくあった。こういう映像を観ていると、世界各地のどころか例えばこれが火星の映像ですっ！てニュースで流されても、本物かＣＧなのかと思ってしまうくらい、逆に映像技術の進歩が恐ろしいと感じた…歪曲された映像でも何でも想像力があれば造れるんやから…確かに映像はかなり揺れるのでそれが駄目な人キツイでしょうね。家のちょっとしたサイズのテレビで観ればちょうど良いんじゃないでしょうか。でも本当面白かったねぇ。

何でしょうか、どうもこうも言いようのない、新鮮さのかけらもなく、緊張感もない作品でした。結局最後はこんな感じで締めるしかないもんねぇといった感じで終わります。「ブレア・ウィッチ…」なんたらという宣伝文句にだまされると私のようになりますよ…（笑）

ひゃ～、ひっさしぶりにグロさ全開の作品で、今時こんな内容でよう作れたなぁ～と思うほど面白かったです！個人的にはパート１より断然こちらのほうが良かったです。グロいの大好きな人、ぜひご覧ください。

冒頭のイメージから主人公が登場するまでで、すでに深層心理的に映像が入り込んできます。常に主人公の背景にある風景が何とも言えない不安感を象徴しており、ある意味サブリミナル効果的な感じさえ受けます。主人公の心象風景のどこまでが虚像でどこまでが真実なのか交錯することにより、観る側も気づけばクローネンバーグワールドと言う蜘蛛の糸に絡まってしまう、不思議な感覚が残る作品です。

主演の松方弘樹がまだ青いのがむちゃくちゃ新鮮。佐藤友美が抜群にセクシー！チンピラらしくチンピラのやり方でのし上げれっ！！「チンピラを馬鹿にすんじゃねぇ！」ラストの納め方が…深作監督も含めて皆青春だったんだねと感じられる作品。

クローネンバーグ作品中、個人的には?１の作品。深層心理に突き刺さる表現、設定がとてもたまらない！何ともいえない粘着質的表現はまさにクローネンバーグの真骨頂。今となっては絶滅種であるビデオが今観ると逆に新鮮に感じる。まぁ一度は観てみてください。

正直、冒頭からの独特のアニメ表現＆内容も荒唐無稽で舞台設定が理解できない方には全く受け入れない作品ですので、賛否両論あると思います。つまり面白い！と思うか？どこが面白いのっ？の両極端になると思います。私はどっぷりとはまってしまいまいましたが…（笑）

まず最初の2分間限定ですが予知能力ありきですよの基本設定を、納得できて観れることが大前提ですが…結局2分でもない長い夢？を引っ張って引っ張ってチョイス間違っちゃった…だから…もう一度振り出しからリスタートさせてねという尻切れトンボ的ラストというのが、やはり微妙～かな…。他のラストの締め方のアイデア無かったのかぁ。惜しいなぁ～

久々に面白く観れたホラーでした。いわゆる呪いのビデオ風味をさらにリアルドラマ仕立てにしたような作品です。欲を言えば、とことんリアルを追求して欲しかった。ところどころ気持ちは分かるがやり過ぎたお陰で興ざめするシーンがあったので、★ひとつマイナスにしましたが、満点に近い作品でした。ＣＧはやり過ぎるとあざとくなりますが、ほんの少しの「えっ？！」と思えるシーン1点で使うとさらに凄みが増すとは思います。

うぎゃ～。最後に登場！なんじゃ～アタタタってカンフー映画やないんやから（笑）最後の一応盛り上がるシーン？での子役の演技もう少しチェックの段階で気をつけんと…目線がスタッフからの次の動くきっかけの合図探してるやん。学芸会レベルやね。プロとしての自覚なし恥ずかしすぎる。

全然ダメダメでした～。耳袋最初のころは良かったのになぁ～。ネタがないんやろなぁ～。ホラーじゃないよこれはコメディです。…ガックリ…

評価も高いので、なんとなく借りて観始めたらはまってしまいました。（笑）…ただ、願いを叶える代わりに同等の対価を…という設定はどこかで聞いたような…のとアニメの登場人物の妙なバランス（何等身やねん？！）が嫌いな人は厳しいかもしれません。慣れてきますけどね…（笑）でも「人から見れば不幸なことでも本人が望んでいることもある…」など深い台詞があったりして結構面白いアニメです。

もちろん今観たら、ちゃちい特撮かもしれません。しかし…！！あの時代、予算も限られCGのような技術もなかった頃に、こう撮影したらどうだろう、いやこういう方法もあるぞっという役者も含めて創り手達の情熱が画面から伝わってきて感動すら覚える！手裏剣シュシュシュッシュシュシュ～♪良く口ずさんだなぁ～名作です！

一作目より感動しなかったけど（俺が薄汚れてきたのか…笑）でも安心してホッとする作品だよね。ただ前作からあまり経過していない話なのに、須賀健太成長し過ぎやろ！でも堤真一は本当上手いなぁ～。気張らずに普通に観てください。高度成長と引き換えに無くした物が大きかったんだなぁと感じます。