タカシモンズさんのレビュー

黒沢監督の「回路」をリメイクした作品。アメリカらしく広げたなぁ…どう締めくくるのか？と思ったらえっえ～っそういう終わり方なん！てな感じのラストが何とも中途半端で、映像が面白かっただけにとても残念です…。

幼い頃ハンディを持って生まれたために、母親から溺愛されてはいたが、愛し方を学ばなかった孤独な少女メイ、幼き日に母が言った「友達は自分で造るのよ…」の言葉を胸に、その時にプレゼントされた母が造った人形を唯一の親友として育つ。やがて彼女は人形ではない完璧な恋人を手に入れることを夢見るようになり…ホラーと呼ぶにはあまりにも悲しいほど一途な女性の恋愛物語。深くて面白いぃぃ…。

そりゃ若くて元気だったら魔物と分かっていても、あんなセクシーなお姉ちゃん出てきて、権力も富みも貴方の思うままにさらに…ねぇ…たいがいクラックラッと来ちゃうでしょう、いや絶対来ますね！（笑）その代償が…といったまさに良くある物語。でも皆さんの評価は厳しいですが、間違いなく日本では作れない作品です。とにかくお金は半端なくかけてます。

最高にクールで久しぶりに燃えるような映画でした！ホント面白かった～！！小栗・山田はもちろんのこと脇を固める漢たちも最高にイカシてました。高校時代は、誰が一番強いか、どこの高校と揉めたとか、今にして思えば独特の世界があったなぁ…と思い出しました。もちろんこちらは屁たれですけどね（笑）だからこそ「やべきょうすけ」演じる片桐拳が最高に良かった～！三池監督作品常連の、岸谷・遠藤も良い味出してたしね。とにかく出ている役者全員（エキストラ含め）が目いっぱい楽しんで真剣に作ってるという感じが伝わってきました。なにより三池監督！今回は色々な意味で良く寸止めで我慢しましたよね良かったすよ！（笑）続編期待したいなぁ。まだまだ活きの良い若いイケメン俳優たくさんいるしねっ！

実話を基にした、おそらくアメリカのドラマ？作品みたいな感じです。最後はドラマ仕立てになっていたので、事実にそった部分とフィクションが混ざっているとは思いますが、以前観た事がある他のエドゲイン関連作品より、まぁ良く出来ていたと思いますよ。

ホラーファンなら、一度は軽く観ても良いんじゃないでしょうか。世間の風当たりにもめげず頑張った初期の監督たちのインタビューや、時代時代のヒット作の誕生秘話から衰退までなど、ホラー映画の裏話が満載で、結構面白く最後まで観れました。

う～ん…確かに最初は良かったが、途中でグダグダになるここで大部分はフェイドアウト状態になるでしょうねぇ…。やはり舞台設定を早くしたかったんでしょうけど、不条理はホラーの王道とはいえ、あまりにも、なぜターゲットにされ、なぜこのような事をするのか？されるのか？を省きすぎ…だから入り込めない。よってエグイシーンもありますが、それが活きてこない。

翔太君良いねぇ～！懐かしい匂いがする青春ツッパリムービー。メジャーになるための登竜門的作品なので、翔太はすでにメジャー感があるので続編があっても出演しないだろうなぁ～。各番長との抗争が描けたら3本くらい連続で可能だと思えましたが…ひさしぶりに仲村トオルのぶっちゃけた演技を観れて最高でした！本人も実は好きなんじゃないかなぁ。…にしてもお母ちゃんはどうなったんやろ！？（笑）

設定としてはありがちだが上手くやれば、面白く出来たかもしれない。非常に残念、この手の作品は、役者があまりメジャーでもイメージがあったりして確かに難しいところだが、それにしても地味な役者ばかりで盛り上がりに欠ける…ニモカカワラズ、ラストがマジで！って違う意味で恐ろしかった（笑）。

邦題のタイトルからしてもそうだが、何かが足りない。何故そんなに簡単にそこへ足を踏み入れるのか？何故そんなゲームを仕掛けているのか、全てが中途半端で、最後観終わっても、何も残らない。

久しぶりに面白い作品を観れて良かった！ジャンキーが見る世界はこんな感じかも…と思えるほど完成度の高い実験的映像が最高に素晴らしい！冒頭のシーンなんかまさにこんな感じだろうと思うしね、現実と妄想の境目を描こうと思えばこういう表現があるんだなと、心底感動した。これこそ映画！監督はじめ出演者の勇気に完全に脱帽。あなたは誰かにスキャンされてないか…何回も繰り返し見て味が出てくる傑作です！

もう10年以上も経つのに、いや～感動するほど今見てもむちゃくちゃ面白いっ！チャッピー、ガチャピン、カメマン、バカ牛等々次々と登場するコワ面軍団と、ヒロシ＆トオルの超お馬鹿最強コンビとのケンカなどスピード感と迫力満点！！！個人的には、山田敏光が登場するパート５が特に面白いっ！！！クローズファンの今時の若者にもぜひ観て欲しい！

まだ続けたいという助平根性丸出しの、何ともはや中途半端な作品で、期待していただけに正直がっくり…。舞台設定はマッドマックス、最後の納め方は最近良く観るような終わり方だし、最後に出てくるゾンビも最強？って最弱じゃん！！ミラ・ジョヴォヴィッチもアクションきつくなってるんだろな、いつのまにか超能力者！？になってるし、それやったら何でもありやん。とにかく今回の作品のノリで次も製作するつもりだと相当やばいですね…

う～む。アメリカ資本となると、やっぱりオカルトっぽくなるのなかぁ～。そんなにカヤコの起源をたどらんでも良いんじゃない。まぁ日本の風土とアメリカの風土も違うしねぇ。ビデオ版の使いまわしのシーンもあるし、なんでお母ちゃん英語ペラペラやねん。メジャーになっていくのと同時に呪怨本来の独特の雰囲気が失われつつあるのが悲しい…

久しぶりにタランティーノらしいお下劣で、エグイ超傑作Ｂ級映画を観れて大変良かった！あえて赤みのある傷だらけの画面に、途中ぶれて音声が途切れたり、画面がダブったりとフィルムのよれを見事に再現し、徹底的にＢ級映画という雰囲気を追求していて個人的には大好きな作品のひとつとなりました。

まさにロドリゲス節全開！いやぁ～最高に笑えて、最高にクール！やばいほど面白いっ！とにかく観てください！何もかもぶっ飛びます！

新しいゲームの再開と今までの経緯をこじつけ的に、説得するところは、どうなんだ…？とは思いましたが、そんなことを補ってあまりあるスピード感あるストーリー展開、そして各処刑ゲーム自体の強烈なアイデアに監督の抜群のセンスを感じる。やはり素晴らしい作品である。パート５も十分あると思うし、あればやはり観てしまうだろうと思う！

ジョディはさすがの演技でした。愛する者を突然失った時に人はどう考え行動するのだろうと考えさせられる作品でした。もちろん銃社会であるアメリカならではの復讐劇でラストの解釈は人それぞれだと思います。ただ…復讐したいと思う状況の気持ちは理屈では計れないし、悪と正義も紙一重であると思いました。秀作です。

う～ん…新鮮さと斬新さがない…文字通り普通の作品です。にしてもアメリカは本当に森を舞台にするホラーが多いなぁ。

タイでも、心霊写真や不吉な数字などが日本と同じくらいの怖さの共通概念があるんだというのが良くわかりました。内容も全編通してジト～っとした雰囲気があり、ジワ～っときて、フ～ッとして、ギャ～という感じで面白かったです。