タカシモンズさんのレビュー

斬って！斬って！斬りまくれっ！人斬り以蔵を核として人間の悲しいまで悲痛な宿業を描いた！まさに、唯一無二の監督、三池ならではの作品。誰が監督してると思ってるの？2時間あまりこれだけ破綻した映像撮りながら哲学的な内容を盛り込める監督なんて他にいないぜっ！誰にでも作れて判り易い作品を観たいんだったら、他に腐るほどある！わざわざ三池作品を観る必要なし！

他のDVDの予告編を観て、けっこう良さそうかもと思ってレンタルしましたが…予告編で十分でした…ルーシー・リュー迷走中といったところですかね…

最近のアクション映画の中では、とにかく群を抜いて素晴らしい！3部作通してこれだけクオリティを保ってきた作品も稀ではないだろうか！格闘場面がリアリティ抜群で動き出したら次から次へ展開していくので、目を離す暇も無く見入ってしまいます。まさにマット・デイモンの代表作！ぜひご覧ください！

内容もアニメもさすがに文句の付けようが無いほど面白く素晴らしい！…が、個人的にねずみが駄目なので、いくらアニメといっても料理とねずみの組み合わせだけは、やはりちょっと生理的に…

こんなもんでしょう。「踊る…」で美味しい思いをして以来フジテレビドラマで視聴率取れた作品は、即劇場版でという安易な発想ですから、のべ11話かけて描いていたものを2時間くらいにまとめようとすれば当然の結果です。よっ待ってました誰々登場！のTVスペシャル版を観るのはレンタルで十分です。

まぁ～哀川兄貴筆頭に、ほんまにこんな役よく引き受けたよなぁ～と思うほど、色んな意味で強烈で衝撃的な内容の作品でした。ブラックコメディーアクションホラー？内容は…？？それにしても、もともとホラー系出身女優だとは言え、吉野きみかは、三池作品でかなりヤバい役ばかり演じてるけど、どこを目指してるんだろうか？でも三池監督は大好きです。なんのこっちゃ（笑）

画質に関しては現時点では、かなり高いレベルまでキテると思いました。まぁ分業でしょうから、ここはいきなりチープ？てな場面もありましたが…。ただ好き嫌いあるでしょうね。アニメでしか出せない雰囲気を表現するのであれば良いけど、現実世界に近い映像をわざわざアニメで表現するのはあまり意味無いし、それなら最初から実写CGで作成したほうがとは思いますけどね。個人的には、ストーリーの発想をあえて外国（…って言ってもアメリカからですけど）視点から日本を見たという点は面白いとは思いました。

ホステルに引き込まれる、分かりきった段取りに少々うんざりするが、本番に入るとグロさ全開！にしても最近は審査する側も一応この手の作品理解してくれてうれしいねぇ。そこ修正するんやったら、この作品自体日本で上映しても意味ないしね。無修正じゃなきゃこの痛さ伝わらんもんなぁ～！ねぇ男性諸君たち！

阿部サダヲはとにかくハイテンションで最高に面白いっ！！！！！堤真一始め、ピリッとスパイスで大倉孝二や生瀬勝久も良い味出してるし、その他芸達者の役者陣も目いっぱい！柴咲コウもキュートだしテンポも抜群でまさにこれぞ娯楽映画です。

アメコミならぬホンコミ？劇画の世界を得意のワイヤーアクション全開で描いた、スピード感溢れる作品で気持ちはスカッとします。ただ、師匠（この人もタダ者じゃないほど強い！）を倒したさらにとてつもなく強い敵ボスを、最後はまたさらに説得力のない超神秘的なパワー身につけた主人公たちが、倒すというのがいかにも…ですがとにかく難しく考えずに観ましょう！

ロバート・ロドリゲス監督の原点を観ると言う意味では見ごたえはあると思いますが、当然のこと低予算時代の作品ですから画質、役者などは期待せずにご覧ください。でもさすがに当時からカメラアングル、脚本など荒削りですが才気溢れています。

とにかくこれでもかという映像が次から次へと展開しお腹いっぱい！でもアメコミのＣＧはどれも同じようで皆さん飽きてきてるんでしょうね…少々の完成度じゃびっくりしないんだと思いますが、まぁでも大画面で楽しめると思いますよ。

何年か前に聞いた話もあったし稲川さんもうネタ切れかな～。今にして思えばそれが…とかそんな昔の話し聞かされてもねぇ～。正直稲川名義ものはそろそろ限界かも…

いや～！！久しぶりにぶっ飛んだキャラクター登場に衝撃を受けました！「ミナミの帝王」こと竹内力ですが…このカオルちゃんが彼の最大にして最凶のはまり役じゃないでしょうか！笑ってホロッとして、サブキャラクターたちもマジで面白いっ！アクションも切れ味最高で気持ち良いしねぇ～。偉大なる帝王・竹内力に脱帽！！！「おどれらぁ～三途の川渡る準備はできとんのかぁぁ～！！！」

日本人にとっての、あの世とこの世の境目としての象徴である「三途の川」に当たるのが、現代のアメリカ人にとっての「ゴールデンゲートブリッジ」なのかも知れない。自殺する人の理由など、本人以外には永遠に分からない…この作品自体に意味があるのではなく、観る側が登場する人たちの心の葛藤を通じてどう感じるか？個人的には、人のつながりとは何か？人に愛されていると感じるというのはどういうことなのか？考えられた作品です。ひとつ印象に残った言葉は「死にたいと思って欄干から手を離した瞬間、生きたい！と思った」と語った青年の言葉です。

一応全５タイトルになっているみたいですが、おそらくこの第１作？は別物で２～５までが連続です。全作品観ましたが、２～５までも非常に良い作品ですが、やはり本作品が最高に面白いですっ！

ほぼ99％画面が黒と白の世界＝光と影のコントラストで進行する。もちろん良く観れば２色では表現できない部分を意図的に強調していて矛盾するシーンもあるのだが、それを補って余りあるほど幻想的で、ずっと観ていると頭の中の色を感じる部分が、消滅したかのような不思議な感覚に陥る。２色であるにも関わらずそれでいて深みを感じる作品です。

前半はサブリミナル的映像が入っていたりして、面白そうだったんですが…最後が途中で見えてしまったのが、残念でした。惜しかったなぁ～。個人的にこの手の作品に免疫が出来てきたようで、どうしても採点が厳しくなる自分自身が少し悲しい今日この頃です…

元祖ツッパリ青春ムービー！今観ても面白いね～！唯一仲村トオルだけじゃないかな、この作品出身で、ツッパリ～やくざ路線からフェイドアウト出来たのは…と言うくらい、今Ｖシネ「やくざ物」でバリバリ活躍している役者が沢山出演していますので、Ｖシネファンも必見です。

あわわわ～！臭い付でなくても臭ってきそうなものから、それはちょっとシャレではすまへんでぇっ！てな感じの超お馬鹿作品。内容によってはスキップしてしまいました。いつか死人も出そうな予感さえします。確かにコンナ作品観てる自分はやばいと感じますね…（笑）