ふじわらびさんのレビュー

ヒロインたちのかわいさもお色気シーンも、どんどんと勢いが増している感じでやっぱり面白い。おっぱいも良いがやっぱ海月がかわいい。

あっ駒場と御影のシーン、回収せず次巻に続くんだ。答えの出る問題じゃない、とありますが悩みつつもアグレッシブだったり振り回されたりの八軒。簡単に解決どうこうって話にはならないんだけども良い環境だよなあ、って。

アクションシーンを始め、ビジュアル面はカッコいい。ただやっぱり主人公のプレイ方針というか戦闘スタイルがどうにも御都合主義的に感じられて…。1話から描写があったヒロインがニアミス止まりだったのは意外だった。

ストーリーはテンポよく進むし、背景も奥行きがあって良さげ。ただ「なろう」的な部分や某ゲームを強く意識したゲーム設定や展開は実際面映ゆい。普通ならヒドイ目に合いそうなぽっと出キャラに見える山本君が、爽やかに良い奴なのは意外だった。

まあ～言っちゃえばめちゃくちゃ都合のいい設定な訳で。都合が良すぎで逆に怖い、でもそれを含めて甘ったるい夢うつつのような雰囲気がある。

エイジが最後までヘタレかましてる中、鈴はホントに良いヒロインになった。忘れかけてた「1万分の1」設定とか出てくると、行き当たりばったり感の強かったストーリーも結構考えてあったのかな、とか。ヘタレで無鉄砲な行動ばかりで、言ってしまえば成長しなかったとも初志貫徹とも言えるエイジ。しかしだからこそ、最後の最後に一番最初の「願い」を肯定する展開はこの漫画らしい、と思った。

出オチみたいな導入から、あれよあれよと話が広がっていく。ストーリー展開が上手い。そしてジェスと薄布が美しい。

クライマックス前の前哨戦的雰囲気。鈴のヒロインらしい良いシーンなど、最終決戦前らしく各キャラに焦点が当てられた印象だが、その分ストーリーは足踏み感も。

なんか妙にページ数に対して展開がゆっくりな気がする。ミステリーという感じはあまりないしホラーやサスペンスというほど煽り立ててくるのでもない。奇異な設定の青春ものなんだと思うが、まだアクセルかかってない感じ。

葉鳥って最初は操られてただけの奴だったはずで気付いたらなんかずっと付いてきていたが、ここにきて…。エイジと違ってヒロイン連中は精神的に立派。ホントに何かあると落下する漫画だ。

学園ラブコメ！一方通行ではなく、ようやく鈴とエイジがお互いの目を見て意志疎通している。火花が散っている。「また落ちるのかよ」のセルフ突っ込み。

え、シズカ26歳！？結構驚きの数字だと思うんだが…。この漫画の特徴として必ずしも主人公を全肯定している訳ではない、ってところがあるように感じる。例えば寿司屋の大将が好きなだけ食え、みたいなことを言うけど、それ明日からどうすんの、というツッコミに対してギャグ漫画なんだからどうでもいいだろ、とまでは振り切ってない(ような雰囲気がある)。ただ明るいだけじゃなくて、意識して明るく振る舞っているんだけど、そこに清々しさみたいなものがある、かもしれない。

衝撃の真実が明かされる。ひたすらに瀬奈瀬奈言っていたエイジのこれまでを思えば、「らしい」能力で実際納得。

あれ？「しいたけ目」になってる状態って誰かのオーダーで支配下にある状態、だとてっきり思ってたのだが…。つまり舌戦をしているようで手のひらの上という展開を予想しながら読んでいたのだが…。まあ実際手の内を明かさずまだまだ謎だらけだし先の展開はわからないけど。

これまたなんとも摩訶不思議なお話で、しかも相撲トークが出るわ出るわ、詳しすぎる。これまで読んだことのないような不思議さもあり、ボーイミーツガールでもある。面白いです。

能力モノらしいバトルに鈴と壱与のヒロインらしい展開。二人のかわいい面がようやく見れた感じで良かったです。

以前にも増してさらにはちゃめちゃ。実は○○、が連続する展開も普通なら白けちゃいそうになりそうだけど、なんかこのノリに順応してきた気がする。

乱暴と言うのか強引と言うのか、とにかく勢いとパワフルさだけはある展開。いろいろ突っ込み所はある気がするが、「オーダー！」がまあまあカッコいい。

プロローグ長～っ…い。このストーリーをやって来た後にゾンビ映画的なドンパチするのかな、なんか温度差がありそうだが。「ゾンビより人間の方が怖い」という言い方はありきたりだが、実際1巻で一番怖いのはてっこだ。神田川じゃないけれど。てっこに裏切れられたら…あるいは妄想オチとか、ビクビクしながら読んでいた。

なんて読むかと思ったら「アニメイテッド」か！肝心要のおっぱい表現はやはり素晴らしいが、1冊でストーリーをまとめていることもありサービスシーンの量自体はそこまででもない。