ふじわらびさんのレビュー

チ。の場面、毎回やるんかい！いやカッコいいけど毎回やるとなんかかえってギャグっぽくなってしまうような気も。まあそれも面白いか。天国、つまり救いを求める切実さに心打たれる。

めちゃくちゃ重苦しいテーマを軽妙に面白く描いているのがスゴい。現代らしい言葉遣いが堅苦しい真面目一辺倒ではない調子になっていて面白い。

青ちゃんがかわいい。メガネがいいですね。あけすけなギャグも面白いけど青ちゃん木嶋の純情っぷりがさわやかでラブコメしてるなあ、と感じる良い漫画です。

ヒロインそれぞれ三者三様の恋愛模様だけどお姉ちゃん、器がデカイというかこいつだけ女子高生の恋愛観じゃない…。妹も焚き付けるし。まあそういう経緯もあることだけど。

友達のいない主人公がひょんなことから異世界に迷いこんで…。長く読まれてきたおとぎ話が力を持つという設定は理屈ではわかるのだが、具体的な題名が出てくると妙な気恥ずかしさがある。ストーリーは結構感動的で百合的でもありいい話だった。

思えばどこのハーレムラノベだという感じのモテモテっぷり。出てくる女性キャラ全員に惚れられてるよ真九郎。おしゃまな紫もかわいいが、今回は銀子のお風呂シーンの破壊力が素晴らしい。

全編に渡って気が利いていてどのエピソードも安定して面白い。セリフ一つとってもどれもオシャレでカッコいい。

子どもらしい無邪気さもあり包容力もあり、紫なかなかヒロインしてる。中盤からは紫奪還で盛り上がるところ。王道的で展開としてもカッコいいんだけどベタだな～とも感じる。

ジャンプ的なバトル漫画かと思ったら違った。紫も何かバトル物っぽいギミックがあるのかな～と思ってたんだけど本当にただ遊びに来てるだけの子どもなのね(もちろん事情はあるんだろうけど)。画面の中のベタの占める量の多さが印象的。

まさかの新キャラ登場でハーレムじゃないけど両手に花ってのはやっぱいい。思った以上に込み入った状況でややこしさもあるけどさわやかなストーリーが良い。次はまさかの修羅場展開か？

改めて不思議なテンポだなあと感じる。大ゴマが多い。後半では岸本を巡る三角関係がクローズアップ。加藤がアパート借りるということはこのままだとハッピーになっちゃうので、逆説的に今回のゲームで三人の関係が大きく変わるはず。そうなるとこの漫画のことだから何かしらグロテクスなものを想像しちゃうけど…どうなるか。あと巻末コメントのテンションが面白い。

読んでる内にじわじわと面白い…ような気がしてくる。作者の割りきった態度や脈略のないあざらしの小ボケ、くだらないぼけぼけ会話の応酬に味がある…ような気もする。正直自分にはよくわからなかった。ただラストはさわやか。

無人島を舞台にした青臭さもありつつのボーイミーツガール…と思いきやあれよあれよという間に不思議な展開に。面白いけどまた無人島に戻ってラブコメする、という展開になるんだろうし収拾付くのだろうか。

う～ん、いい表紙だ。五重奏大活躍の二巻。なんかいろいろ凄まじい、ビリビリ具合とか。一番の注目ポイントはやはりおもらしですね。

トーンワークと髪ベタと…あといろんなとこが綺麗で美しい。メガネ委員長がかわいい。自然なパンチラも好き。

思いがけず意外な方向に大きく舵を切った二巻。こんなに変えてくるんだ、と驚き。予想外の要素が飛び込んできたことで方向性が変化、というか違う視点が増えたみたいな…。

あ、不倫なんだ。てっきり奥さんはもう…という展開を想像したけど違うっぽい？いや～また凄い漫画を読んでしまった。先輩もこれ素でやってんならずいぶんかわいい人だなとも思うけど、実際なんなんだろ。変わってしまっても先輩を好きなかのんと変わってるはずなのに甘党であり続ける先輩。はたから見ててもあれだけアタフタしてくれたらかわいいがそれだけじゃなそうで…。

これまでにも増して訳のわからない敵との対決。思ってた以上に不気味だ。おばあちゃんたちはずいぶんストレートな展開で結構驚いた。

軟派な感じがかえってさわやかで思いがけずいい奴だった、風のミノル。おとん復活も嬉しいけど思わせ振りな描写が好きだよなこの漫画。

おとんおとん、と親父を思うキー坊の姿には目頭が熱くなりそうになる。風のミノルはいかにもカマセっぽいキャラだけど、この流れで弱いというのも変だしどうなるか。