ふじわらびさんのレビュー

設定は込み入ってるのにジャンプ漫画らしいありきたりな展開になっちゃうのかなあ、と心配してたら面白そうな変化球が飛んできそうな雰囲気。スケールの大きな話になりそうで期待。

いわゆるテンプレ的ストーリーだが絵はカッコいいしアクションもいい。展開がじっくりというか贅沢にページを使ってる感じ。

どんどん時間停止以外の強みを手に入れてとうとう不死身になってしまった。強くなればなるほど時間停止という最強の強みが薄れちゃうよなあ…というところで気になる引き。結局システムに生かされてるという現状が乗り越えるべき壁なのか。

めっちゃ良いです。シビアな状況に対してのかわいらしいキャラクター。わがままなようで素直、抜けてるようで賢いステラがかわいい。時折見せるデフォルメ顔も好き。あたたかい雰囲気がいい。

めちゃくちゃ面白い。振り回される市松と振り回す日和、どちらもすごいパワーが溢れていて面白すぎる。あれだけ未練があってなんで日和の前だけああなんだ！

今回はおっぱい少なめかな。ただやはりラストのインパクトがすごい。仲間との協力が描かれるのは今さらながら新鮮だけど、この漫画の独自性である時間停止と食い合わせ悪いのでは、と心配。

「スマホが当たり前」の世界が展開されると遠いところに来たな、と感じます(もちろんそれが当たり前の時代だけど)。あとがきにもあるように「自分語り」しないヒロインだけど表情豊か。めっちゃ嫌悪の顔もする。

性、葬儀、家族。いろんな要素がちりばめられている。例えば未来の現状についてとかすごく間接的な描写にとどまっていて、あんまり見たことがない新鮮なバランスだと感じた。

原作での黒タイツ姿の扱いがあるので一巻の頃はよくわからなかったが、犯沢さんは１人の確立したキャラクターなんですね。黒タイツの上に服を着たりのジャブもありつつ、いろいろ困難に直面しながらもめげない犯沢さんがけなげ。

う～ん、何とも不思議な読後感。一話目のネタがまずコナンに関係ない自動改札。その後もツッコミ不在のまま新生活を謳歌。出オチのままボケ倒している感じが、うーん。

絵がほんわかとしていてかわいい。追い出された主人公が実は…という設定だが、そもそもの主人公がビーストテイマーに詳しくないと言ってるので、一緒にいた勇者パーティーの仲間たちがビーストテイマーに理解がないのも当然ではある。それと性格が悪いのは別問題だが、性格が悪いだけで悪人ではないかも。でもそっちの方がわりと嫌か…。

く、くだらねぇ～(いい意味で)。生産性のないぐだぐだバカエロコメディ。表紙のオシャンティーさは一体どこから来たのか。

ハートフルという言葉はこの作品のためにあったのか、と思うほどのあたたかさ。恋によって生きる力を得る正太郎の姿が暖かくほんわかしていてすごくいい。

事務所の二人より先に表紙になる紺、かわいいぞ紺。ミハイも結構イっちゃってるというか隣にいたらかなり怖いぞ。まあそれだけに夏羽(と紺)の純真さが際立つところでもある。

意外にも百合百合している。終始くだらないやりとりばかりのギャグ漫画で、ギャグよりも二人の関係性が面白い。

このめちゃくちゃなノリでエッチな展開に突入する感じ、なんか安心する。その一方で主人公は意外にもまともだ。

名古屋市役所、めっちゃおハイソだ。チーム戦としての連携のある戦いがあって、その上で戦力比を見越した戦い方を選ぶ。バトル漫画してる。

うひょー！水着水着！というのは置いといて、決戦前のキャラ見せエピソード。外伝(?)のグレン隊の面子も出てきて盛り上がるどころか。普段バカな分、マトモなこと言うと結構かっこよくみえるなあ、優。

鬼との対峙は意外とあっさりでその後も現状確認的な話が多かったが、最後の最後でグッとまとまった感じ。回想で想いを再確認しそして共有する。いい話だ。

数学という現実に存在する学問を武器にする。面倒な説明も分かりやすく丁寧。無理解な周囲の人たちも過度に噛ませ犬になるようなこともなく、ありがちな「無能な人たち」という描写ではない。もしそうだったら学のない自分には鼻についたかもしれない。