ふじわらびさんのレビュー

何となくだが普通の漫画に比べて背景があるコマが多い気がする。背景がないと今が夜なのか昼なのかわからなくなるからだろうか？ナズナのキャラクターもいいがコウ君の年相応のナヨナヨした感じが良い。

どのキャラクターたちもそれぞれ持ってる価値観がてんで違うんですね。それは当たり前ではあるんですがその中で天下を治めようとする信長の力とそれゆえに謀反を起こす秀吉たち。なぜそういう考えも持っているのか、が丁寧な漫画ですよね。

お洒落が生きる理由になるというか、茶碗好きの変なおっさんということではなく、戦国の世の生きていく上での信念、世界を捉える上での尺度の一つのように茶器を扱っていて目から鱗。新鮮な感覚でした。

サヤ師の線の細さがいい。ココナツも(小さい)、などと書いているがしっかり脇見せポーズを描いているあたりその魅力に気付いている。

扉絵が怒涛のほたる連発。表紙のサヤ師の出番少なし。押入れから出てきたりそれを別角度から描くことで客観視させたり、同じことの繰り返しのようで変化球を投げてきてる。

タイトルと同じくらいのくだらないノリが展開されるギャグ漫画。ほたるのおっぱいに対してのサヤの脇がいい。

面白いです。中学生らしい生の感情をぷつけ合う関係性や開放的な性の雰囲気がさわやかですごく新しいものに出会えた気がします。エロでもあるけど同時に性を肯定も否定もしないような…そういう所がいいです。

妹ラケルとの共同生活編。姉振っているマルタさんがかわいいです。お米が嫌ってあんまり想像しにくいが外国言って毎日パンとかだったら確かにあるかなぁ。三姉妹編も楽しみだ。

拷問もそこそこにエッチなハプニング連発のドタバタハーレムエロコメの安心感。三巻ではサービスシーンマシマシの上、さらに乳首解禁という重大事件もあり。

新キャラの先生が登場。拷問要素もどんどん薄くなりドタバタハーレムラブコメっぶりが良い。いい塩梅のエッチも好き。

とうとう自分の店を持つ展開に。香樹がこんな風に他人に感情的に関わるのは珍しい。香樹にとって初めて対等な立場の仲間が出来そうで期待。

突き抜けたおバカな設定でありながら面白い！ソープなんで当然あれやこれやがある訳だけど実際結構なエロさですごかった。。

くだらなくてすごく好感触。問題だらけのキャラクターたちが大騒ぎする様が面白い。ギャグも大爆笑という感じではないがギャグ漫画らしい空間に包まれていて安定感がしっかりしている。

女子高生たちが日常のいろんなことに着目しワイワイと騒ぐ。騒ぐけれど何かが起こるわけではない。そりゃそーだ日常だもの。まさに日常漫画だと思った。

う～ん世界が滅ぶ…のはいいけど(良くない)、謎が謎のままよくわからないまま進む。ラブコメ的明るいドタバタノリを期待してたから面食らう。でもまあ巨乳だしパンツもあるし悪くはない。

対称的な双子との王道ラブコメ漫画。一巻ではギャルだけど恋愛初心者の蘭子。なんというか主人公と双子が三人で関係を深める、という展開が少ないせいかあんまり双子ヒロインっぽさが感じられなかったかなぁ。

いろんなものを背負い込むというと少し違うけれど、御影に言った言葉によって苦手な兄貴に話しかけたり、口にはせずとも八軒を見てきた御影が祭りに誘ったり。人間関係をおざなりにしない、全うなキャラクターなのがこの漫画の味だなあ、と思いました。

あっという間に夏休みバイト編に突入した二巻。意識的ではあるにせよがむしゃらに何事にもぶつかっていくが八軒が眩しい。「馬みたい」というのは周囲の感情に対しての反応の仕方が素直、ということだろうか。

能力バトル物リスペクトたっぷりの破天荒さがいい。キャラクター設定といいナレーションといいテンションの高さが雰囲気を作っていて楽しい。

相変わらずどこか一歩引いたような視点で進行するストーリー。主人公にしても不真面目という訳ではないがなんというかさわやかすぎる。