エムックスさんのレビュー

この作品が好きだった人向けのリメイク 良いも悪いもなく、昔好きで見ていたか見ていなかったかで見る見ないが決まる作品

主人公そのものが直接活躍するわけじゃなく、他の人がやってくれるタイプの異世界転生もの 目先を変えればPV数を稼げるWeb小説ならではの作品 面白いかどうかはこの手の作品が元から好きかどうか次第

もう何年も見飽きたパターンのやつ 最初にめちゃくちゃ落とされて、一見可哀想で気の毒な人を装ったわざとらしい主人公がすごくて、何をやっても上手くいって、女の子とかに囲まれるってやつ こういうのを見て気持ちよくなりたい願望と欲求を持った人しか楽しめないもので、特にそれといったものがない人には中身スッカスカな物語なので見ても意味はない

個人の好みはもちろんあるが、失敗が多いと言われる実写化ではかなりまともな例 と、言うかかなりやりたい放題やっていてそれがハマる人にはものすごくハマる 原作、アニメがパンツ一丁のシーンを実写では全裸とか「普通逆じゃね？」って突っ込みたくなったよ

このジャンルの主人公にはこういうやつがいる 「◯◯したい！そのためには〜」と言うくせにそのために絶対やっちゃいけないことをガンガンやっていく この作品の主人公はその典型 これを見てそんな短絡的な主人公に共感できる人がいると思うのだろうかと、バカにされてる気分になる でも裏返せば共感できる人にはすごく面白いということなんだろう

不幸な境遇、虐げられたり見下されたりした経験を自分の行動を正当化するための理由にしかしない主人公には共感できないし、好感も持てないが、ストーリーそのものはすごく面白い だからこそ、中学生くらいの厨二病患者だけがかっこよく見えるような主人公がすごくもったいない

個人的に隠れた名作だと思っている 偶然見つけたが映像化されているとは知らなかった これを配信してくれたDMMに感謝

色んな企業が協力したおかげで料理の場面がとても話題になった作品 しかし、中身はいつもの異世界もの 話題に対して作品の中身は全く伴わない

知能は普通、でも特に問題ない相対する敵がアホなので なのに俺はすげーって感じで上から説教めいたこと言ったり、マウント取る姿 2次元特有の「気合い入れて頑張ったりするの疲れるんですけど?」って言動に終始イライラする 中学生や高校生の厨二病患者にはカッコよく見えるタイプのキャラクター 嫌いな人は半分くらいで主人公そのものを見たくなくなってくる

すべての男がこういうものを好きなわけではないと心から叫びたい作品 度が過ぎれば嫌悪感しか無い

アマガミの何年後かを舞台にしたラブストーリー、アマガミのようにヒロインごとにストーリーが違う形式だが何が悪かったのかはわからないがアマガミのようには上手くいかなった 残り半分のヒロインのストーリーが見られる日は恐らく来ることはない

金田一少年の事件簿が人気が出た頃、漫画雑誌に探偵物がどっと溢れ、涼宮ハルヒの憂鬱が人気が出るとライトノベルの学校日常物に珍部活動が溢れた そして、同じくライトノベルでISが人気が出ると1対多のハーレムものが流行った これ、その1つ 戦闘で纏うものがソックリなのでどうしたってISを想起してしまう

シリーズ通して原作の魅力を余すとこなく表現していたアニメシリーズ そこは6部でも変わらない ジョースター一族の闘い最終章を刮目して見るべし

原作のこのシーンが見たい、この場面の演出はどうなるのか楽しみ、というものをことごとく裏切ってくる脚本 原作が好きだった人ほどがっかり感と物足りなさをスタートから最終話まで味わい続ける羽目になる 原作未読の人は楽しめるのかもしれない

好きな女の子を追いかけて、異世界にやってきてその子を助けるために勇者をやることになった男の子の物語 好きな子のためなら危険を顧みず戦っちゃうカッコいい主人公にはとっても好感が持てる お互い好き合ってるのに一気に進展しないやきもき関係に、出てくるヒロインたちは一癖二癖ありそうでコメディ要素もなかなか良い 何より千葉さんが叫ぶともうそれだけでコメディパラメーターが上がる ワクワク・ドキドキの冒険物語に可愛い女の子たち、もう男の子が大好きな要素てんこ盛りのアニメ

とにかく、世に溢れてしまった異世界ものと違うものにしたいとアイディアをひねり出したんだろうけど、結局は他の異世界ものと無茶苦茶さは変わりなさそう 違う感じのものにしたいなら、異世界ものを書かなきゃ良いんです

なろうとか異世界ものとかか流行るより前の作品 形としては同じではあるが、物語の展開は昨今のものとは全然違う 選ばれし人間で、特別な力を持ってたって異世界に行けば、異世界の常識に合わせなきゃいけないのが当たり前であって、昨今の異世界から来た人間の常識に合わせる異世界人がおかしいのである まあ、それはともかく主人公は理由のわからない異世界で、悩み苦しみ奮闘していく ターニングポイントは喋るネズミに出会ってから、人間の姿にもなれるこのネズミはとってもナイスガイで主人公や、この世界に暮らす他のキャラにも大きな影響を与えるキーパーソン 人の人生を大きく変えるイケメンネズミに注目

あまりにも楽天的かつ脳天気すぎる王太子殿下と子爵令嬢のカップルにそんなにイライラする訳では無いが、ラストの悪役令嬢（と２人２勘違いさせた主人公）の断罪シーンは、見応え、ボリューム、ざまぁ感充実で読んでいてとっても楽しい　 シリーズも三冊とお手軽なのでくり返し読んで楽しむのが良いかもしれない

熱い主題歌をバックにロボットに搭乗して、未知の敵を撃墜していく、そこに 「さっきから何なんだこの歌は！？」 まさかのこのセリフ もうこのアニメは次回何をやらかし…やってくれるかの期待しか無くなった それに答え続けてくれればなかなかの名作になる…かもしれない