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デスマーチからはじまる異世界狂想曲 (1)

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デスマーチからはじまる異世界狂想曲 (1)

投稿日 : 2024/05/16

ハードな異世界には、チートが必要でしょう

 チート勇者や魔王が好き勝手をするのは嫌いだけど。  ハードな異世界を生き延びて、観光するにはチートと「配慮」が必要であり。それらの狂想曲が、素晴らしい小説のコミック化です。  主人公サトゥーはチート持ちですが乱用をしない。空気を読むし、気付かれないよう、小細工もする。思考もスキル使用も「迅速」に行う、風情のある文化人です。  そして奴隷小屋の類こそ出てきませんが。彼ら、彼女たちのあつかいが、ヒドいことは明らかであり。目の前の惨状を助けるために「チート主人公、大いにけっこう!!」としか言いようがない。  web小説の古豪であるため、この作品に対し様々な意見があるようですけど。まずは実際に読んで、サトゥーの知性を確認してください。

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Fate/Zero

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Fate/Zero

投稿日 : 2024/05/12

血涙が流れる、残酷戦争

 「桜ルート」が悲鳴すら呑み込む、虚無の聖杯戦争とするならば。  前日譚の「Zero」は慟哭が響き、血涙の流れる。残酷劇な聖杯戦争でしょう。どちらがハードかは、実際に視聴して判定してください。  アサシン以外の英雄は、どれも爆弾を抱えており。「二騎の暴君は、マシかもしれない」という時点で、惨劇は確定してますが。  マスターの魔術師たちがルールの隙をつき、「がんばった」ために悲劇が加速した。  Zeroのあらすじは、こんな感じです。  なおFateシリーズのファンなら、王たちの切り札宝具は必見でしょう。  セイバー、アーチャーの二騎は、他の聖杯戦争でも切り札をふるっていますが。個人的にZeroの一閃を推しています。

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デスマーチからはじまる異世界狂想曲(17)

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デスマーチからはじまる異世界狂想曲(17)

投稿日 : 2024/05/10

穏やか観光×「厄介」の狂想曲

ネタバレ

 天破の魔女リーングランデは妹のセーラを守る、デスマーチな17巻!  酒に逃げたい接待がヒドく。それすらこえた、殿下の自己陶酔っぷりは共犯者レベルでしょう。地味に影武者も「枠」を消費しており。  「王族は何しに来たんだ!」と糾弾したい。  一方のサトゥーたちは公都の観光を楽しみ。口ひげの似合うおじさん、似合いそうなおっさんたちが、仕事をしてます。  職人、師匠にパトロン貴族。技術の秘匿×「理解」が、両立している公都の文化は素晴らしい。巻物の取引×得た物が、小気味よくて値千金です。  料理外交も、ほんわかしており。サトゥーのハーレム冤罪を否定したい。適切な態度を取っているのに、何故こうなるか?    そしてついに登場する勇者パーティーの面々。移動手段×多種族パーティーが、とっても映える。  そして準「大」魔王の召喚術を学びたい。その「丸い魔物」は物心両面で、魅力的すぎると思いました。

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2

Fate/stay night

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Fate/stay night

投稿日 : 2024/05/08

「色々」なファンタジーの始まり

 「ゲームのアニメ化は失敗する」という悪夢なジンクスを打ち破り。  英雄×人間、現代×神話、王道×奇抜、豪快×陰湿・・・etc.  あげればきりが無い、群雄コラボ?は、ここから始まった!!  今では定番な「女性化」「伝承の深掘り」「アンソロジー」など。stay nightのアニメが成功しなければ、失われていたファンタジーは、多すぎると考えます。  そんなFate初アニメは、基本「セイバールート」であり。若干、キャスターの陣地が創られていますが、原作に忠実な内容です。  導入?ということで、強力な英雄二騎が普通に実力を発揮して、立ちふさがり。ハンデ持ちの主人公陣営が、綱渡りの挑戦を行う。  あらすじはこんな感じですけど。魔術と悪意がからんで、王道の勇者にはほど遠い。  「わずかにキャラの黒目が大きい」差異など、スルーすべき傑作です。

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ロード・エルメロイII世の事件簿 ‐魔眼蒐集列車 Grace note‐

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ロード・エルメロイII世の事件簿 ‐魔眼蒐集列車 Grace note‐

投稿日 : 2024/05/07

魔術師探偵×教師の「苦労」譚

 「魔眼蒐集列車」のエピソード以外はオリジナルストーリーです。  小説よりは・・・一応、それなりにおとなしい??  人でなしな魔術師が、やらかしまくる話ですけど。「昔は問題無かった」やらかしが、現在はダメになっており。エルメロイⅡ世以外にも、良識派はいますので、「残酷劇場」では無いと考えます。  見どころはアーサー王にまつわる「礼装×宝具」でしょう。サーヴァントの宝具と比べ、制限が多いのですが。そこが、不器用な魔術師にあっていると、感じました。

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38

鳥人戦隊ジェットマン

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鳥人戦隊ジェットマン

投稿日 : 2024/05/07

迷走戦隊Vs.「内紛」の侵略者

ネタバレ

 唯一、まとまったポーズを取ってないタイトルを持つ。そしてタイトルなど問題にならないくらい、メンバーの恋愛で荒れまくった戦隊です。   女性司令官の小田切綾は、さぞかし胃の痛い日々をすごしたでしょう。彼女こそ鳥人戦隊のMVPです。  序盤から様々な感情に振り回され、戦隊が壊滅しかねない危機に、何度も見舞われた。「変身不能」は、後半の数あるピンチの一つに過ぎず。決戦はそれ以上の危機が連続し、激戦を繰り広げた戦隊です。  一方の敵組織バイラムも、仲間意識など皆無の連中であり。手柄争いに下剋上など。激しく「内紛」を行い、ジェットマンと不毛な協力?を行うこともあった。  鳥人戦隊、バイラムの両方とも、個人の感情を最優先し、激情を爆発させた。正義の味方にあるまじき、ヒーローの始まりです。    なお「ゴーカイジャー」にはジェットマン関連のエピソードが一つありますが。  彼にふさわしい世界?領域?にいるようで、静かに快哉をあげました。

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TVアニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」

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TVアニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」

投稿日 : 2024/05/06

赤と青の英雄物語・・・だと考えます。

 セイバー(アルトリア)よりも、Fateシリーズに登場する。チートな金の英雄王を、衛宮士郎が、死力を尽くして打倒する。  それだけでも充分に熱い英雄譚なのですが。  FGOをはじめ、様々なFateシリーズを見た後だと「この英雄王は最弱だ」と思うのです。理由は「興がそがれる、奇襲を行った」あげく。仕損じてやり返される。  ものすごく不様であり。他の聖杯戦争では、有り得ない醜態でした。  一方、紅衣のアーチャーは「格」を見せつけ、大事なものを取り戻した。  青い槍騎士はオリジナル宝具を超え、英雄の意地を刻み込んだ。現在、FGOで最多のクラスを持つ、猛犬の礎を築いた。  個人的に「Unlimited」は赤と青の英雄物語だと考察し。「これがギルガメッシュの器量×実力だ」などとは、考えないよう、お願い申し上げます。  せめて「ゼロ」、できれば「ストレンジフェイク」の英雄王を、お勧めしたい。

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コードギアス 復活のルルーシュ

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コードギアス 復活のルルーシュ

投稿日 : 2024/05/05

格上チートを初見で攻略!?

ネタバレ

 TV本編の「ゼロレクイエム」は感動的なクライマックスだったけど。  それで終わらない戦「後」を示した。悲喜こもごもな復活のルルーシュです。  まず断っておきますが、「復活」はルルーシュの仕掛けではありませんので、あしからず。彼女のワガママであり、状況が許さなかった。  「ギアス」の問題が解決しないと「この世界はリスクを抱えたまま」ということです。  なお「決戦」は色々と想像力をかき立てる。ルルーシュの知謀、「備え」や「早さ」など、また一つ規格外の策士×指揮能力を魅せ。  「○○の線がなくなったのは、ジェレミアの功績なのかな?」という風に、色々と想像をかき立てる要素もあり。  新作「奪還のロゼ」を見る前に、ぜひおさらいして見比べたい傑作です。

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コードギアス 亡国のアキト

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コードギアス 亡国のアキト

投稿日 : 2024/05/05

無情な裏側×ナイトメアフレームの可能性

 TV本編では失われた、ナイトメア(ロボ)の開発×発展のストーリーであり。それと並行して神秘な「ギアス」の迷走を描いた外伝作品です。  冒頭から四足歩行?な高機動ナイトメアが爆走する・・・のと同時に無情な日本人の境遇が描かれます。初見の陸戦×変型ナイトメアは、本編バトルとは明確に異なり。  「こういうナイトメアが見たかった!」と声を大にして言いたい。飛行ユニットの開発されない、エリアのナイトメアです。  ただし軍属+αで、主人公たちの行動に制限が課せられ。本編ルルーシュほど好き勝手はできない。「ギアス」も使いにくく、「チート能力で突貫!」というのは、ほぼ不可能であり。  本編ほどの爽快感やテンポは、期待しないでください。  とはいえ壊れた世界で未来をつかみ取った。破滅願望の狂人から、最大の勝利をもぎとったストーリーは、本編ラストと対照的であり。  総合的にスピンオフの役目をはたした。コードギアスの世界観を広げ、「復活」などの続編につなげている。その功績を加味して、☆5の評価にしています。

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45

シン・ゴジラ

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シン・ゴジラ

投稿日 : 2024/05/03

政治力がカギとなる、罪業のゴジラ

 リアル系の政治家×対策会議で、ゴジラを倒せ!加えて「外交」が戦力となった、国際情勢を連想したくなる傑作であり。  「ゴジラが何故、産まれたか?」という、「思考の盲点」を突きつけた。理不尽×無情な外交関係が印象深く。  「彼らの不興?をかったら・・・」と忠告してくる。「奴」が善意で言ってることに、寒々しくなりました。  「ゴジラ-1」と同様に、現実に存在する兵器?が主力であり。EVAや初代ゴジラの迎撃シーンを連想させる、迫力があります。  加えて自衛隊には絶対に無い、「あの兵器」が夜間に出撃するのは、まさにサプライズでしょう。  なおタイトル名の「シン」には「真、罪、新」など、複数の意味が込められているとのことですが。  歴代ゴジラの中でも、夜間の「放射能熱線」は、まさに絶望の一撃であり。  同時に登場人物たちには、「絶望の一撃」に至った、様々な「罪」があると考えます。  それはゴジラの被害を拡大させた「失態」であり。「政治屋の決断遅れ」だけを責めることはできない。避難する住民、主人公の判断など、様々な「シン」がコジラの惨劇につながり。  ゴジラとの「決戦」に、こぎつける力になったと考えます。

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映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐

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映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐

投稿日 : 2024/05/02

神サマって難しい

 神サマチートで無双するのはつまらない。だけど全知全能に、ほど遠い神サマというのも、どうなんだろう?  そんな風に、試行錯誤で迷霧の中を征く。視聴後に「人間ライダーって素晴らしい」という感想を抱きました。  あらすじの4分裂するギーツは、「電王」へののオマージュか挑戦なのか?夏映画としては、コメディ色が強く。クロスギーツは外見以外、偽ライダーと違っているのが、とても良い。  とはいえ、ギーツも含め「人間ライダーこそ魅力的だ」という想いが、強くなった作品であり。ライダーの連係にエールを送りたいです。

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13

電磁戦隊メガレンジャー

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電磁戦隊メガレンジャー

投稿日 : 2024/05/01

スクール戦隊×サポートスタッフは、「長い目」で観ましょう

ネタバレ

 「ターボレンジャー」と並ぶ学生戦隊であり。若さ×快活さで、空気を盛り上げる。軽快さ」が売りの、明るいSFヒーローです。    そして従来の特撮ファンにとっては、「軽すぎる」戦隊であり。  怪人がほとんど攻撃することなく、一撃でヒーローが勝利する。巨大怪人が一撃も放つこと「なく」、戦隊ロボのロケットミサイルで倒されてしまう。  そういうエピソードが少なくない。単話で視聴するのは、厳しいシリーズです。  とはいえ「ターボレンジャー」のように、神秘(チート)に選ばれた学生ではない。普通に近い学生メガレンジャーが毎週、怪人に攻撃されるのも問題でしょう。  そのため「長い目」で観て、時折のピンチを乗り越える。長期の技術開発を進めていく。そんな戦隊ドラマを、広い視野で観るシリーズだと思います。  なおメガレンジャーの魅力として、優秀なサポートスタッフの存在があり。人数が多く、優しい博士×基地?のメンバーが学生レンジャーを支援します。  サポートは「マスコットキャラ、もしくは博士一人だけ」で行う。防衛軍など、大きな組織に戦隊が所属しているのに、登場するスタッフは少ない。  そういう戦隊「組織」に首をかしげる人は、ぜひメガレンジャーをご覧ください。

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物語の黒幕に転生して (4)

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物語の黒幕に転生して (4)

投稿日 : 2024/04/27

若者と「穢れたオトナ」、どちらにとっても面白い

 タイトルのとおり、乙女の想いが奇跡を起こす。大志を抱く少年が、死力を尽くして、やるべき事を成し遂げた。若き英雄の物語であり、これからの活躍に期待したい。  そして同時に反吐が出る権力争い・・・外道が一方的に、まともな領主貴族に、難癖をつけた事件であり。奴らにはせいぜい惨めに破滅してもらいたい。どんな野望、深謀があったのか、知らないけど。  それらも含め、慇懃無礼だった二枚目と一緒に「地獄に逝け!」と言いたい。ブタ、ボンボンの類とは違う、傑物が惨めに屈する。性根のねじ曲がったオトナにとって、最高の見世物でした。  とはいえメインは若者たちの戦い、気付きや想いであり。彼らとは相反する権力争いで、どうやって勝ちを拾ったのか?詳細は、小説「も」読むことを、お勧めします。

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忍風戦隊ハリケンジャー

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忍風戦隊ハリケンジャー

投稿日 : 2024/04/27

群雄×複数流派で、ニンジャなバトル!

 妖怪退治を行う、「カクレンジャー」「ニンニンジャー」とは異なり。一応忍者?同士で争う、忍法帳の物語です。  悪く言えば派閥、良く言えば複数の流派で、反発したり連合した。戦隊の定番「新メンバーが加入する」のとは異なり。「巨大ロボは合体するけど、流派チームはそのまま」という稀有な集団がハリケンジャーです。  敵組織ジャカンジャは首領もふくめ、妖怪っぽい奴らが多いですけど。武人、術者モチーフの怪人もいるし。忍群を名乗っているから、忍者集団でいいでしょう。  それと歌舞伎っぽい名乗りは「ニンニンジャー」に劣らず、「忍ぶ気ゼロ!」と宣言しており。そこら辺は忍者戦隊という感じです。  とはいえチーム連合な、忍風戦隊は「個性×流派の文化」が、活き活きと描かれており。10周年、20周年シネマが製作された、「デカレンジャー」を追いかける魅力にあふれている。  「無粋なツッコミなど不要だ!」という勢いがある、戦隊だと感じました。

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コードギアス

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コードギアス

投稿日 : 2024/04/27

知恵の魔神が、大変革をもたらす

ネタバレ

 ガンダム、EVAや「まどか☆マギカ」などと同様に。後年の作品に多大な影響をもたらした。アニメにとどまらず、娯楽作品のターニングポイントとなった傑作です。  異能のギアス、レジスタンス活動にナイトメアフレーム(ロボット)バトル、学園での憩い。様々な伏線がはられ、それぞれの舞台で戦う。  戦場で戦い、陰謀をめぐらし、二重生活を送った。登場人物、世界設定のどちらも魅力的で、テンポが良い!!  それらの中でも、シーズン1で特筆すべきは、主人公ルルーシュの「指揮能力」でしょう。「主人公=最強戦力」という従来作品に対し、「知恵」をメインに配下を指揮して戦い続けた。  戦う「知力メイン」な主人公の魅力を刻み込んだ、ターニングポイントとなる作品であり。主人公ルルーシュは前線にも出る、覚悟を示す、劇場型の「怪傑」です。  なお明るいイラストとは裏腹に、「無情なリアル戦争」シーンが多い。爽快な勝利×派手な負けっぷりが混在するのに加え、戦闘「後」の一幕がハードであり。  特にシーズン1は「R13」でも、とおる内容のため、視聴にはご注意ください。

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コードギアス

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コードギアス

投稿日 : 2024/04/25

世界を壊して創った、偽り皇帝

 ピンチをチャンスに、逆転につぐ逆転の「策」を積み重ね。エースを従え、英雄に「できない」ことを成し遂げた、悪逆魔神の物語です。  神秘のギアス、ナイトメア(ロボット)戦闘、軍勢に激情のぶつかり合い。戦場は広がり、様々な舞台で決着がついていく。「ガンダムシリーズ」に比肩する、戦記のクライマックスは、衝撃展開の歴史を創ります。  あえて不満をあげるなら、「ナイトメアフレーム」の発展が迷走したような?。飛行ユニットを得たことで、他の機能が失われたり。ラウンズの専用機が、一発屋な試作機モドキで技術発展につながらない。  そこら辺はスピンオフ、ゲームに登場するナイトメアで、楽しみましょう。  見どころは主人公ルルーシュの成長であり。シーズン1で欠けて、敗因になっていたものが、補完されたり。登場人物たちの偽り、伏線が露わになっていく。  「伏線回収」と言うには激し過ぎる、「真実の明暗」に感動します。

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スレイヤーズ

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スレイヤーズ

投稿日 : 2024/04/23

オリジナルシリーズを創った、ファンタジーアニメの金字塔

 ラノベ原作のアニメは数あれど。アニメ版で、これ程のオリジナルストーリーを創り上げた。挑戦して、それを成功させたのは、スレイヤーズ「TRY」だけでしょう。  原作を忠実に再現するアニメも良いですが。こういうハイリスク、ハイリターンな冒険も尊いです。  ただしドラゴンのファンとしては、「竜破斬」以上の衝撃展開があり。大陸を飛び越える、どころではない「飛翔」もあります。  「原作者の神坂一先生が、関わっていないと無理ですよね?」という、「世界の行く末」も示され。「チート能力」など無かった時代に、これ程の「異世界バトル」が繰り広げられた。    そのインパクトは「まさに金字塔!」と讃えたいです。

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仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング

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仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング

投稿日 : 2024/04/23

伏線が多すぎる「最後の物語」

ネタバレ

 タイトル右半分のとおり。仮面ライダーバッファのバトルが、メインのシネマです。中間フォームも活かしつつ、異形の最強フォームによるバトルは必見です。    タイトル名どおり、ジャマトが覚醒する物語なのですが。よく言えば「伏線」、悪く言えば説明不足なところが多くあり。  さすがに「ゴッドジャマトの定義×誕生の方法って何ですか?」という質問に答えてもらわないと。伏線、困難や「希望」が多すぎて、「最後の物語」にならないでしょう。  加えて「五十鈴大智には、適確な幅広いケアを求む」「神サマには、最序盤に介入して欲しかった」と思います。後出しジャンケンの空しい主張だと、わかってますけど。   なお、タイトルに「人物」たちが、わざわざ表記されているのは伊達ではなく。  戦闘力の高いライダーだけでなく、人間としての強さもないと、未来を変えることはできない。そう確信させる、人間ドラマが秀逸であり。  「この状況によって、どこら辺の未来が○○○たの?」と、首をひねるエンディングでした。

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スレイヤーズ

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スレイヤーズ

投稿日 : 2024/04/23

アレンジを大成功させたスレイヤーズ2!!

 原作とオリジナルを、巧みに融合させた。  シーズン1から、大改良を遂げた珠玉のシーズン2です。  「失敗から学んで、次に活かす」言うだけ、個人でなら可能でしょうけど。たった一年たらずで、政策チームがそれを成し遂げるのは、奇跡に近い。  オープニングが、背景「色」が、テンポが、オリジナルキャラにエピソードがっ!?  冷やかし厳禁、ラノベの可能性を示した名作は、ここに爆誕したっ!!

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仮面ライダー1号

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仮面ライダー1号

投稿日 : 2024/04/21

特撮を創った偉人の勇姿

 コラボ、大戦映画は素晴らしいけど。「1,2号ライダーは黒星が多い」「昭和より平成ライダーのほうが、圧倒的に強いだろう」という印象を与えてしまう。  そんな浅はかな若僧の「盲」を晴らす。特撮レジェンド本郷猛(藤岡弘氏)の映画です。特撮ファンとして感謝しかありません。  タイトルのとおり、貫禄のある1号ライダーであり。その姿は人によって、好みが別れるでしょう。ただ「ディケイド」「鎧武」はともかく、「オーズ」「ドライブ」の大戦映画で一敗地にまみれた。  そんな姿をぬぐい去るため、必要な仮面ライダー1号だと愚考します。  ゴースト、スペクターたちを諭す姿は、心身両面で貫禄があり。敵組織ショッカーも、時代の波にもまれ。世代差のドラマに、歴史を感じる。  何より歳月を超えて、鍛えられた勇姿は、あらゆる世代に元気をくれます。

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