レッサーチートさんのレビュー

　教師×戦士を兼ねる、SFヒーローが妖魔と戦う物語です。 　わんぱく生徒たち、センターのリョウがにぎやかなコメディであり。敵の妖魔が凶悪で、ハードなバトルを強いられる。 　SFなボーグマンが、幻想妖魔の侵略に対抗する。戦隊×メタルヒーローをアニメ化したような作品であり。 　放送当時はヒロインの「アニス・ファーム」が、創作活動で大人気だった！ 　他にも女性キャラはいるし、他作品のヒロインを圧倒して、アニスが人気のトップだった印象があります。 　なお後日談が二つ、次世代「Ⅱ」（OAV）も制作されており。 　気に入ったら、そちらもご覧ください。

　タイトルの悪人面な弓ヶ浜はダミータイトルに近く。 　「何故、この28巻のタイトルに載せたんですか？」と尋ねたくなる存在です。 　嵐山も含めれば、トップ格闘者4人のガオラン、ロロン、アギトたち。 　彼らが「凝縮」された高速バトルを行う、決勝が行われる。 　強さも「格」も桁違いな、激闘であり。 　相変わらずな奴では、引き立て役にすらなりません。

　子供たちが誘拐された際に、的確な対応をしたのが、タイトルのイサナ「たち」であり。 　逆に仲間が殺されて、激高する「だけ」ならともかく。 　浅はかな判断×決断をしたあげく、破滅ルートを突き進んだ。反面教師にすべき、冒険者たちと遭遇する物語です。 　試読のカラー絵に、その一部が描かれていますけど。 　刊行されるコミック５巻と比べ、シアーシャ「ちゃん」の思惑×迫力が、すごいことになっている。 　「コミックの魔女は、お優しいな～」と申し上げたい、内容です。

　理性はあるし、モラルも知ってる。 　ただし「明日は殺し合いをする」かもしれない、傭兵の流儀で生きる冒険譚です。 　魔石は「ほぼ」出ないモンスターを倒し、素材をはぎ取る。ゴブリン系の人型モンスターは、刊行された5巻になっても出現せず。虫×亜竜など、サルも含めた獣系怪物が多い。 　そして「対人」戦闘が、メインとなる物語であり。 　誰を生かし、半殺しにして、容赦しないか？主人公シグ×魔女のルールは、平和な日本人にとって予想しにくい。 　灰色モラルなファンタジーです。

　よくある「不幸な素人が、デスゲームに参加させられる」のとは「真逆」のお話。 　「自由な兵士が決断し、何度も試行錯誤していく」という第27巻です。 　前半は大昔にあった、「軍人将棋」という感じでしょうか。 　ただし盤上×既存の駒ではなく。市街フィールドで、創作トリオン兵を操る。 　一見、「戦術」が最優先ですけど。地味に戦略が重要で、諏訪隊長が仕事してます。 　そしてヒュースの言葉が、「リアル」に突き刺さる・・・と話題になってますけれど。 　軽妙ガンナーな犬飼師匠の言葉に、沈黙させられ。 　ボーダー組織の積み重ねた「物×者」があるから、修は飛躍できたのでは？（余所では難しいと思う） 　本当に色々考えさせられる。考えないと、もったいない28巻です。

　お茶の稽古と共に人生を歩み、人物が成長していくドラマです。 　大半は穏やかな日常ですが。あらすじのとおり、山と谷もあり。　 　本音では「作法なんてくだらない！」と考える人も、見入ってしまう。 　文化の流れ×積み重ねに、静かに圧倒された、味わい深い映画です。

　1巻、ゴルゴ13の注文「だけ」、受けることから脱却し。 　ハードな移民たちからも、銃の依頼を受ける第2巻です。 　某国は巨人のようで、影響力が大きすぎる。 　そしてデイブは、ゴルゴ13に依頼できない人々の助けになるのか、破滅に誘うのか？ 　剣を鍛える鍛冶師がいなくなり。銃器に職人のプライドをかける物語です。

　死の商人は嫌いだけど。 　どこか憎めない、銃器職人デイブのスピンオフです。 　1巻は、ゴルゴ13からの注文をこなす、ガンスミスの姿が描かれ。 　銃器の事情と共に、某大国の「フィクション」に接する。ニュースに出てこない、自由の国における「市民」物語を読むことができます。

　多彩×多方面からビフロンスの魔手がせまる。悪意の波状攻撃が襲い掛かる13巻！ 　可愛いネフィの出番は巻末のオマケだけ。 　とはいえ数ページで「砂糖」を投げ捨てたくなる、甘々な存在感があります。 　そして冤罪×ヘボ推理は害悪すぎるｗ・・・性悪に利用されるのでやめましょう。

　仮面ライダーの力に翻弄される、人々の物語であり。 　幹部×科学者が「狂った愚か者」という、困ったストーリーです。 　子供には見せられない演出が多く。「クウガ」「ギルス」のゼロ号という感じな、ハードな戦いを繰り広げ。 　人間と改造人間、両者ともに影響を与え合う、ドラマ性の高いライダーです。

　ストーリーの爽快感に欠ける。ただし「Zガンダム」「ダンバイン」ほど非業な物語ではありません。 　かなりリアル系のSF戦記であり。侵略者グラドスは「技術力」で、極めて優秀な軍団と言えます。 　自動操縦の「ターミネーターポリス」が登場したり。元祖の加速と言える「V－MAX」が流星のように翔ける。 　後のガンダム作品にも取り入れられた、機能が散見されます。 　主人公を含め、大半の登場人物が「穏健×陰キャラ」な者が多く。それでも悩んで、先に進もうとする。反逆×平和を求めるSF戦記であり。 　主要キャラが変心して、イメチェン（変身）する。罪（シン）の定義も変わった。 　リアル系の良い物語ですけど。結末は三部作の総集編へと、持ち越された作品です。　

　堅物だけど女「たち」をはべらせている、戦士なアゴールの悩みを聞き。 　トリエア王国の防衛線に襲い掛かる、第16巻‼ 　脳筋×野生な主人公エイギルの除霊・・・女幽霊への対応とは？ 　エイギルはともかく。仮にもゴーストに対する、女性たちの反応に突っ込みを入れたい。 　そして始まる侵略戦争。非道はあるけど、略奪放火は禁じられており。 　土地を治め、町を守る。尊い老伯爵が「勇壮」すぎです。

　「お義父さん、どうか娘さんをください」と言うわけにはいか「ない」 　タイトルのとおり、めかしこんで婚姻外交に挑む22巻！！ 　正妻のアウラ女王は別として、グスタフ五世は一番まっとうな王族かも？ 　「文明的」の看板かかげている某国×某王女たちと比べ、知勇兼備と感じました。 　とはいえ日本人なゼンジロウにとって、ウップサーラは海賊×修羅の国に等しく。 　綱渡りな外交にエールを送りたいです。

　時代を経て、ククルス・ドアンの島が新生する‼ 　アムロをはじめ、ホワイトベースのクルーが様々な表情を魅せ。 　ペットボトルで水分補給をする、子供たちとの島暮らしに「時代」を感じ。 　「ザク×ドム」っぽいモビルスーツとの激闘は、最新×懐古の迫力が有り！！ 　 　なおクライマックス後、両軍の「指揮官」二人の名言も印象深いです。

　悪役令嬢と幼子（＋公爵？）・・・家族全員＋αで幸せをつかみ取る物語です。 　衆目の前で断罪され、復讐する悪役令嬢とは、だいぶ異なり。 　幼児の安全×幸せを最優先に、周囲へも幸せを広げていく。 　令嬢と言うより、女主人？という感じであり。旦那×子供が、緊張感と「陽だまり」をもたらして、飽きさせない。 　「継母」の物語は、他にも知ってますけど。悪役令嬢の魅力を取り込み、発展させた良作だと思います。

　Web小説では珍しい、動物×ベヒーモスに転生する、コメディファンタジーであり。 　肌色×癒し猫が混在する。「酒場の服装」が、ヒロインたちの魅力をアップさせた。 　チラリズムとか「幸せ猫」に、重点を置いて欲しいファンタジーです。 　まあ好きな人は、好きでしょうし。男の願望が詰まっているのは、否定できない。 　とはいえ「騎士なら、もう少し紳士になれ！」とツッコみたいです。

　多少の科学知識があれば、「アウト」と言いたい。ツッコみどころが多い、サバイバルコメディです。 　まあNHKが作った、子供用の番組にリアルを求め「すぎて」も仕方ない。 　オトナとしては知識をピックアップしつつ。 　もしサバイバルをする、はめになったなら。ツッコみを実地に活かす、「イメージ」をしたいです。

　敵スタンドを倒し、陽の光を浴びれても。 　檻に囚われ、悪意に囲まれるハードなシリーズです。 　そんな中で、転機が訪れ・・・はたして希望をつかみ取れるのか⁉ 　私のセンスだと、コミックでは狭所×閉塞感の印象が強く。石の海は苦手なシリーズでしたけど。 　アニメで状況×心情が、わかりやすく示され。改めてコミックを見直したくなります。