絶対零度さんのレビュー

元ギリギリガールズのメンバーとしてグラビア界で一時代を築いた「荒井美恵子」主演のヌードイメージビデオ。のちに「ＡＶ女優」へと転身する彼女であるが、本作でも、オープニングからこれでもかと「全裸」を披露している。これだけの肩書きを持った「大物アイドル」なので、もっと「出し惜しみ」があってもよさそうなモノだが、全編にわたってとにかく脱ぎまくっている。かつてのファンが観たら感涙にむせぶこと必至である。これぞ、フルヌード。

偶然、原作を先に読んでいたが、正直、有名女優が主演をした割には「あれをここまでよくやった方だな～」と思った。特にヒロインの「星野真理」は、清純派女優としての格を落とす事なく、フルヌードでセックスシーンを披露するという「難問」に一応の答えを出している。もっとも、本人の熱演ぶりも虚しく世間ではただの「お宝映画」のひとつとしてくくられているが。これは「セックス」をテーマとする一般映画全般に言える事である。なんでもありの「マンガ」という表現に比べて、「映画」の持つ不自由性を痛感する一本。とにかく、体を張った星野真理の演技に星４つ。

ビッグコミックスピリッツ連載の人気漫画を原作者の「江川達也」自らが映画化。原作者自身がメガホンを取ってコケたのだから、ある意味、それも「本望」なのではないだろうか。予告編であれだけ「セックス、セックス」と煽っていた割には、唯一、体を張っていたのはこの時点でＡＶ転向が決まっていた「範田紗々」くらいである。肝心の「三津谷葉子」はせいぜいセミヌードを披露してお茶を濁す程度。「ヌードＮＧ」なら最初からこの仕事断ればいいのに・・・。最後にはなぜか江川氏が自らスクリーンに降臨。まさに「シベリア超特急」なみのカルトムービーに仕上がっている。まさに監督の「想い出づくり」といった内容の作品。もっとも、それにつきあわされる観客はたまったものではないが。

一般的には「マイナー」ながら、それでも大手グラビア雑誌にたびたび登場していたせいで、グラビア界では、それなりに「大物感」のある「松金洋子」。そんな彼女もすでに２０代後半とあってアイドル的には「崖っぷち」である。そこで、１年半の「充電期間」を経て、復活後は、まるで絵に描いたような「エロ姉さんキャラ」に路線変更。今時、ＡＶ女優だってこんなに「ベタな艶技」を見せる事はまれである。もちろん、「哀れ」とか「痛々しい」とかいう意見もあるだろうが、例えアイドルとして「賞味期限」が切れても、そのままフェードアウトせずに、「エロの道」に車線変更したその勇気に星５つ。

着エロ界の最強タッグ「岡田姉妹」の姉「岡田真由香」がソロでＥＩＧＨＴに登場。「お姉ちゃんだけ見たい！」という人には嬉しい一本といえる。彼女の特徴はなんといっても「子供のような警戒心のなさ」である。ビー○クこそ解禁してないが、「乳房」そのものを露出する事には、まったく抵抗がないのだ。まるで小さな女の子が「お着替え」しているように、カメラのまえで平然と脱ぎまくる。「Ｋカップ」の爆乳をこれだけ無邪気に見せつけられると、さすがに中盤あたりですでに「辛抱たまらなく」なってくる。「ニプレス」「ひもビキニ」で「暴れ馬」のように暴れまくる爆乳は必見である。

デビュー当時も「それなりに」脱いではいたが、この作品では、そのＫカップの爆乳を「惜しげもなく」脱ぎまくっている。「ハミチチ」というよりかは「ミセチチ」といったほうがいいくらいだ。本人が「もうヌードになってもよくない？」というのを逆にスタッフが「それはまだちょっと・・・」と制止するかのようなサービス精神。とにかく、エアーコントロールの作品はあの「ＧＯＫＵＥＲＯシリーズ」に十分に匹敵するくらいの超ハード路線となっている。まさにおっぱい星人には「辛抱たまらん」一本である。

カメラマン中村隆行氏によるイメージビデオ「月刊隆行通信」の「月見栞編」。「慶應大学法学部在学中」というなかなかの才女である。ちなみに慶応は「ことり」「穂積れいか」「大崎ちか」等、近年、コンスタントに「着エロアイドル」を輩出しつづけており、さながら「着エロ養成学校」の様相を呈している。「尻ドル」を名乗ってるだけあって、カメラアングルも「お尻中心」。「ケツ、ケツ、ケツ」のオンパレードである。水着の下をずらして一瞬「まさか！？」と思わせておいて、実は下に「もう一枚」仕込んでいるというアイデアが素晴らしい。茶色いストッキング越しに見ると、本当に「あの部分」を解禁してるように見える。慶応系着エロアイドルにしては、脱ぎは甘いが、アイデアが光る一本。

その脱ぎっぷりの良さで知られる「胸ポチクイーン」こと「小田有紗」がＥＩＧＨＴシリーズに参戦。「おっぱい洗車」「ツイスター」という定番企画の後は、「飼い犬目線」で日常生活をのぞき見。前半は比較的ぬる～い展開が続くが、中盤でいきなり「ＳＭプレイ」が始まる。ニプレス＋Ｔバック姿で鞭をブンブンと振り回す姿は、まさに「シュールエロの世界」である。お約束のマッサージはなぜか「おなか」ばっかり揉まれて、ちょっと不発気味。それでもおっぱいに練乳を塗りたくるエロティックなイメージでしっかりとユーザーを悩殺。ほぼ全編にわたって「ニプレス姿」で、「ビー○ク」はＮＧながら、それでも「乳房」を出す事には完全に抵抗がなくなっている。「アイドル」も開きなおればここまでやれるのかという見本。