絶対零度さんのレビュー

ＥＩＧＨＴシリーズの初期を彩った８人の「着エロアイドル」達による総集編。数ある着エロ作品の中でもその「過激さ」においては他の追随を許さないＥＩＧＨＴシリーズだけに「初期作」といえども「エロ描写」は折り紙つきである。実際、出演者の一人である「櫻井ゆうこ」はその後「ＡＶデビュー」している。「個人別」ではなく「シーン別」に収録しているため、出てくる人物が次々と入れ替わるのは、ちょっとせわしなく、強いて言えばそれが欠点。「着エロ黎明期」を飾ったビッグネーム達がまとめて見られる豪華な一本。

最近は「擬似ＡＶ路線」というハードな展開を見せている「おおきちえ」であるが、本作では「シースルー」という事で「見えそうで見えないエロス」を展開している。もっとも、「全編スケスケ」というわけでもないので、後半まではわりと退屈な映像。その分、後半戦で「きわどいシーン」のオンパレードである。まさに「見えすぎず隠しすぎず」といった絶妙の「透け具合」なのだ。もっとも絶妙すぎて「消化不良」を起こすのがこのシリーズの長所であり、短所でもある。

ＥＩＧＨＴ出演二作目という事で、今回は、よりパワーアップした内容となっている。具体的に言うと「性描写がより露骨」になっているのだ。もはや着エロのお約束の一つになっている「ポルノ小説の朗読」では、肝心な箇所で「カミカミ」なのが逆に微笑ましいモノがある。「裸エプロン」でバナナを「それっぽく」咥えるシーンはまさに反則である。後半になると露出度もどんどん上がって、そのまま「擬似ＳＭ」や「擬似エッチ」に突入していく。彼女が持っている着エロアイドルとしての「サービス精神」が大爆発した一本。

某メーカーの着エロＤＶＤでは極めて「中途半端」な出来であったが、ＥＩＧＨＴのスタッフと融合する事で、ようやく彼女がやりたかった「着エロ」が日の目を見たような気がする。本来、エロ描写に関してはノリノリでサービス精神旺盛な人物だけに、多少ムチャなリクエストをしても「その場の勢い」でなんでもやってくれそうな気配がある。スタッフの「悪ノリ」次第ではもうちょっといい作品が生まれそうだ。まだまだ「序ノ口」といったところか。それでも、着エロ作品としては充実の出来。

ＡＶ女優の「範田紗々」がまだ「現役アイドル」だった頃のイメージビデオ。おっぱいに関してはいろいろと「疑惑」が多い彼女ではあるが、「天然モノ」にこだわらないのであれば、このＩカップは見応え十分である。もっとも、ＡＶデビューした今となっては「セミヌード止まり」のこの作品にどれだけの価値があるかは分からない。よく「童顔なルックスに不釣り合いなバスト」と紹介されているが、本当に「不自然」なまでに不釣り合いな胸である。

ルックスがＡＶ女優の「果梨」にそっくりである。だからというわけではないが、その露出度はＡＶ女優のイメージビデオに勝るとも劣らない。基本コスチュームが「ニプレス姿でほぼ全裸」というのは、まさに着エロアイドルの「お手本」のような存在。とにかく、脱ぐ。脱がなくていいようなシーンでも、脱ぐ。でも、「肝心な部分」は絶対に見せない。これぞ、「着エロの理想形」である。水瀬葵は、「着エロ界のニプレス職人」なのだ。

吹○一恵似の２３歳でＩカップの爆乳の持ち主「井上夏央」。大胆な脱ぎっぷりと露骨なまでの上目遣いでユーザーを挑発する夏央嬢。良くも悪くも「男のツボ」を計算式ではじき出すタイプ。露出にまったく恥じらいがなく、ハードな「性描写」をなんなくこなす姿は完全に「ＡＶ女優」であるが、どうやら本物の「現役アイドル」のようである。後半は自らが朗読したポルノ小説のナレーションに合わせて「一人芝居」で実演してみせる。その過激さはＥＩＧＨＴ史上で一二を争う出来。正直、ルックスは「平均値」であるが、「エロさ」はアタマ一つ抜きんでている。

内容はともかく「ジャケ写」のハジケっぷりは凄いモノがある。ＡＶ女優でもこんな恥ずかしい姿は躊躇するはずだ。アイドルも彼女くらいの歳になると普通は徐々に「着衣仕事」にシフトしていくのだが。「ヤベッチ」の場合は「テングで全裸」である。もはや事務所側も彼女に関しては完全に「ＮＧナシ」と思われる。そのうち、ふんどし姿でドジョウすくいでもやりかねない勢いだ。内容はともかくその「生き様」に星３つ。まさに「没落芸能人のカリスマ」である。

「三人合わせて３３８ｃｍ」という間違いなく着エロＤＶＤ史上最高の「おっぱい密度」をほこる作品。一番小さくて「Ｊカップ」という規格外のでかさである。特にＰカップの風子の胸は「ハリウッドの特殊メイク」にしか見えない。あの岡田姉妹ですら「標準サイズ」に見えるほどの「おっぱいのインフレ」状態。サイズが大きすぎるのとノリが良すぎる事もあってか、「エロい」とかいう以前に「ぽか～ん」としてしまうのが実情。とにかく、「凄いモノを観た」という感覚だけは残った。今夜あたり「おっぱいにつぶされる夢」を見そうだ・・・。

どういうわけか「超オクテ」というキャラクターを与えられている「石井ひな」。確かに「早口かつ自己完結的なしゃべり」がいかにも「おたく少女」といった雰囲気を醸し出しているが、それと「オクテかどうか」はまったくの別問題である。実際、ＥＩＧＨＴシリーズの「過激な洗礼」をなんなくこなす度胸の持ち主。「ボンデージ」など妙に大人っぽいシーンがあるかと思えば、「ネコ語（語尾に『～ニャン』をつける）」で話しかけてくるなど思わず「（苦笑）」といったシーンもある。「いい子」である事は間違いなさそうだが、「エロいか？」と聞かれると「う～む・・・」と言わざるをえない。