レビュータイムさんのレビュー

猫の視点から語られつつ　いろいろな視点と場面が切り替わる伊坂ワールド　長い作品だがあっという間に読んでしまった　不思議な世界の物語だがなぜか説得力もあり納得もしてしまう

オトナニなって改めて読んでみると　子供の頃とは違った心に響く感じがした　子供の頃に読んだことのある人には今一度読んでみてもらいたい

成瀬シリーズの著者ということで読んでみた　なかなかに面白く特にキャラクターの設定がよかった　続編はどうだろうか?

物語そのものは面白いのですがページ数が少ない上に挿し絵が多すぎて作品としてはボリューム不足な感じがしました

途中でタイトルの意味に気づいて最終的にはいろんな要素がひとつとなって　何気ない行為がどこかの誰かを救う現代のおとぎ話的な作品

途中までは楽しく読めていたのですがだんだんと飽きてしまった印象の作品でした　ただつまらない作品ではないと思います

どちらが夢で現実なのか 夢の中ピンチと現実がリンクする　なんともいえない不思議な世界観で飽きることなく読み終わることができました

書店員の愚痴の話かと思ったらそれだけではないストーリー　コメディな部分が面白くてあっという間に読みきれてしまった　続編もあるみたいでそちらも楽しみ

読み終えたあと冒頭まで戻りたくなる　善人だろうと多かれ少なかれこういう側面はあるのだろうと思わされる　その反面今回はまあそうだとしても　移民の件は必ずしもと思わされる世相は悲しい

約600ページの大ボリュームの一冊で読み終わる頃にはプロローグをすっかり忘れてしまい最後にもう一度読み返した　ブレイクショットという車の連作で経済やら扮装地域をブッ飛んでいくなかなかに難解作品だと思った

ドラマ視聴前に再読　相変わらず奇妙で不思議な世界観で一気に最後まで読めてしまった　残りのエピソードもドラマ　映画化して頂きたい

ある意味で童話的でメルヘンでもあり残酷でもあり時代や国　地域を越えた普遍性のある作品だと思った　ある補聴器販売員の物語

一見すると妙なタイトルの作品で読んでいて辛くなるが実はこんなに深い意味がこめられていたとは思わなかった　

不思議な設定の短編集だが読めば読むほど胸に染み入る内容の作品だったと思う　文庫版には書き下ろしもあるみたいなのでそちらも読んでみようとおもう

短編集　どの章でも登場人物の繋がりがあり面白かったがストーリーは現実とかけ離れすぎているかとも思った　

コンビニ店長とその兄を中心に語られる物語　どのエピソードも心が暖まり面白かった　作品としては軽めでほっこりしてとても読みやすかった

主人公千鶴の壮絶な人生の物語かと思いきや　登場人物の全てにそれぞれ問題を抱えておりまたそれは自分自身で乗り越えていくものだと教えてくれる作品だった

主人公の女子　宙の視点から語られる成長と家族と料理の物語　物語のすべてが穏やかなものではないけれど心に効く優しい作品だと思った

衝撃的なプロローグから始まる本作内容はとても重くていろいろな問題が詰め込まれており考させられるものだった

てらこやの生徒と先生の物語かと思い読み始めたらそんな普通の話ではなかった　内容は悲しいところもありつつも　だけど明るくいきいきと語られ迫力満点　ぜひ続編が読んでみたい作品だと思った