レビュータイムさんのレビュー

歴史小説かと思いきや　おもいっきりエンタメ作品となっていました　だが　さすがに選挙　や民主主義の構想は言い過ぎだとは思ったがエンタメ作品として読めば最高の作品だと思った

松永源吾が火喰う鳥となる前の物語　過去作の登場人物も数々登場してとても楽しめる内容となっていたと思う　過去作品も読み直したくなった

主人公の設定が面白い　銭さえもらえれば必ず逃がす　くらまし屋　まさしく少年漫画のような作品で読みやすい軽さなのがよかった

織田信長によって語られる　民の為の世の中を作ろうとした松永久秀の物語　今の日本というよりは比較してしまう内容だが時代が変わってもよくも悪くも変わらないものもあると思わせる作品だった

上巻では特には大きな出来事は起こらなかったが非常に読みやすく苦もなく最後まで読めた下巻での展開が楽しみな作品

平安時代の朝廷と地方部族の対立の物語　物凄く強い主人公と敵側にも魅力的なキャラクターを配してまるでイクサガミのような作品だった

アニメ化されると聞き読んでみた徐々に増えていく個性的な仲間　カッコいいライバルなど　なるほどアニメ化に向いた作品だと思った

地元の話なのですが本作を読むまで全く知りませんでした　地元の歴史が学べてとても興味深く楽しみながら読める作品でした

文体のリズムが良くて読みやすいのでどんどん読めてしまう　続きが早く読みたいがまだ少し先の事となりそう　ドラマ化もするそうで其れも楽しみ

読んでいて何かしんどい気がした　共感出来ることは多々あるものの言葉で表せない生きずらさを教えてくれているような本でした　 　最後の描写がハッピーエンドかバッドエンドなのかは議論の余地がありそうな気がした

冒頭での不可解な出来事から始まる物語　設定が面白くミステリーの要素もあり最後まで飽きることなく一気に読めてしまった

地震によって外部と隔離されてしまった10人の物語　最後の謎解きは衝撃的で犯人のトリックや動機にも納得できた

大正時代の時代背景が事件と物語をより雰囲気のあるものにしていると思う　読んでいてサクサクとはいかない感じでもう少し テンポがよければいいのにと思った

　しゃばけシリーズ　畠中恵　先生　初の現代作品　時代は違えどその作風は健在　もしこの缶が自分の前に現れたと考えると怖い

けさくしゃ　ってどういう意味だろうと気になり読んでみた　読んでみたら江戸時代　当時の出版事情がよくわかり面白かった

舞台は江戸時代の怪小説　登場人物は若旦那をはじめ怪達もみな良いキャラクターで読んでいてとても読みやすく楽しい作品でした

昔　アニメ板は見た記憶はあったが小説ははじめて読んだ　アニメを見たのは子供の頃で今小説を読んでみて　わかることが多くあった

古代日本を舞台に少女　真秀に起こる波乱を描く和風ファンタジー小説　わりと古い作品だが全く古さを感じず気がつけば最後まで読んでしまっていた

時代は大正時代　劇団をクビになってしまった元女優が婦人病記者となり奮闘する物語　当時の世相もリアルに描かれていて興味深く読めた

23時間あれば読みきれる作品　描きかたは読みやすくあっという間に読み終わった　結末は賛否両論ありそうな感じがする