カクテルヒロさんのレビュー

氷の下で泳ぎまくるサメは、あり得るけど、水中から氷を突き破って人間を襲う設定は無理がある。 巨大な調査基地の周りの氷をヒレを使って切り刻み、基地を水中に沈めるなんて、あり得ない。 沈んだ基地を小さなヘリコプターで引き揚げようとする発想は、普通の人には無いよね。 全てを受け入れると、自然に笑いが起こる。 製作者の狙いは、そこだったのか！　チクショウ、やられた！

ジャッキー・チェンとジェット・リーの初共演が話題ですが、そんなことより、リー・ビンビン目当てで借りました。 白髪魔女役のリー・ビンビンは、二人のカンフースターを食うほどの美しさです。2008年の作品なので、リー・ビンビン35歳。完全にノックアウトですね。 物語は、孫悟空に如意棒を返すワイヤーアクションファンタジー。かなり面白かったです。

監督がチャウ・シンチーからツイ・ハークに変わったけど、前作とは、別物みたいに思える出来です。三蔵法師のパワハラ、セクハラに悩む孫悟空、猿を通り越して、キングコングなみに巨大化したり、韓流スターばりのイケメンになったり、メチャクチャです。 中華街で見たことがある、テカテカ豚の猪八戒、日本では河童だけど、本場中国では、巨大な川魚の沙悟浄。 もはや、西遊記じゃないのですが、その馬鹿らしさが楽しめる映画です。 暇な時間があれは、ご覧あれ！

チャウ・シンチーが、西遊記を作るとこうなる・・・って、感じですね。妖怪ハンターが登場し、豚の妖怪が暴れる。三蔵法師＝夏目雅子のイメージがあるので、てっきり、スー・チーが、三蔵法師かと思ったけど、さすが、チャウ・シンチーは、裏切らないですね。 エンディングには、『Gメン’７５』のテーマ曲が流れるのはご愛敬！ でも、この映画の凄いところは、斎藤工、山寺宏一、野沢雅子、貫地谷しほりなどの豪華吹き替え陣。なぜ？と思うけど、斎藤工や貫地谷しほりなどの俳優が吹き替えする必要性を感じさせないのが、この映画の魅力ですね。

中国版シャーロックホームズともいわれる『判事ディー・レンチェシリーズ』です。ＣＧアクションに謎解きが加わりますが、空を飛ぶ巨大なドラゴンやキングコングばりの白猿が出てきたりで、最初から最後まで楽しめる娯楽巨編です。

牛魔王、金角、銀角など、西遊記に出てくるおなじみの妖怪が、現代社会で蘇り、妖怪退治のために、孫悟空、三蔵法師、沙悟浄、猪八戒のDNAから三蔵法師一行を復活させる物語。 復活させる悟空などは、食べ盛り、育ち盛りの子供たちの設定で、DNAを投入すると成人に変身するのが笑える。日本のテレビドラマを真似て、ここでも、三蔵法師を女の子として描くのは、スクリーンに花が欲しかったため？　冒頭シーンで、牛魔王たちを倒した時は、猪八戒と間違えそうな、ちょっと肥満体の男性だったけどね。 後半で判明するのが、まさかのDNA投入時ミス。まぁ、復活した猪八戒などは、銃を撃つなど、本当に強いのか？との疑問に思うシーンもあるので、納得ですが・・・ ツッコミどころは、満載ですが、それなりに面白いのは、西遊記のイメージが無い韓国の映画だからかもね。

東京在住で、よしもと新喜劇を見たことが無い人にとっては、台湾まで行って、日本の恥をさらけ出しているとしか思えない。 テレビで見たことがある程度で、名前を知らない芸人のギャグじゃ、笑えません。 唯一の救いは、1時間弱の上映時間。すぐに終わります。

五行山で、500年の眠りから目覚めた孫悟空が、小さな坊主と旅をする物語。 若干、雑ですが、綺麗なアニメーションで、期待以上の面白さにビックリです。 小さな坊主を助けるために、封印されていた如意棒を手に入れた悟空が、妖怪を撃破した時は、思わず、テレビの前で、ガッツポーズをしてしまいました。 多くの人に見てもらいたい隠れた名作です。

佐藤二郎が、清野菜名と道場で会話するシーンは、ほとんど意味不明の言葉だけど、お腹が痛くなるほど、笑えました。 久しぶりに伊藤健太郎も見れたし、テレビシリーズを見ていない人でも、楽しめる映画です。

愛しきダー子が、今回は、シンガポールで騙します。 ボクちゃん、リチャード、五十嵐などのいつものメンバーに、残念ながら、2度と見ることが出来ない竹内結子、三浦春馬も、ロマンス編から引き続き出演、デビ夫人、ＧＡＣＫＴ、濱田岳、石黒賢、広末涼子、前田敦子に、ジャッキーちゃんなどが、微妙な立ち位置で、脇を固めて、面白さを倍増させています。

西遊記の主役は、孫悟空と思うけど、裏切られます。主役は、三蔵法師。 西遊記は、妖怪との戦いと思うけど、裏切られます。三蔵法師と妖怪とのラブロマンス。 西遊記の三蔵法師は、戦いを憎む僧侶ですが、裏切られます。妖怪をバッタバッタと切り殺します。 スパイダーマンやスターウォーズばりの巨大宇宙船なども登場するし、三蔵法師の弟子が、猿、豚、河童には見えないK-POPアイドル風。 真剣に見ると馬鹿を見ますが、ノー天気で見ると、それなりに面白いです。

ピンポイントでは面白いのですが、なぜ？、どうしたの？が、多すぎます。 お化け屋敷に入った6人は、いつ、どのようにして、居なくなったの？ お化け屋敷の従業員は、何人いるの？ 90分ほどの本編ですが、何らかの事情でカットした部分が多いのでは？と、疑ってしまいます。 まぁ、Ｂ級ホラーとして、深く考えなければ、OKなのですが・・・

前作の主役（北川景子、田中圭）が、友情出演するけど、本編は、微妙に前作からの続いていました。 よく考えられたストーリーで、面白かったです。第3弾もありそうな終わり方なので、次回作も期待大です。

その薬を飲むと、死んでしまうけど、2日後に生き返るという。面白そうな内容で、期待して見ましたが、全くの期待外れ。 広瀬すずには、ヘビメタは似合わないです。脇を固める役者も全て、ミスキャスト。違う俳優陣で作ったら面白いのが、作れたと思うのですが・・・

シリーズ3作目です。日本のドラマでは、三蔵法師は、女性ですが、本家西遊記の三蔵法師は、男性です。女人国の女王とのラブロマンスもあり、今回も面白さ倍増で楽しめます。 第4弾は、牛魔王との戦いっぽい、終わり方だけど、続きは作られないの？気になります。

台湾の人気ドラマの劇場版です。 車だけで無く、ヘリコプターや飛行機を使ったアクションなどが楽しめる娯楽作品です。 見どころは。アンジェラ・ベイビーの美しさ。これだけでも、見る価値ありです。 ディーン・フジオカが、やっぱり、と言う感じの役柄で出ています。

冒頭、アメリカの市街地での自転車アクションから、中国の王女が登場して、古代中国にタイムスリップ。ＣＧとワイヤーアクションに魔法まで飛び出し、期待していなかったけど、何か楽しい映画です。 古代中国での新国王就任式では、場違いの青い目の高校生が、王女にキスをして、殺される直前に、現代にタイムスリップ。 ニー・ニーは、王女姿では無く、現代のＪＫ姿が、メチャクチャ、キュートで可愛いです。

三蔵法師と孫悟空が出合い、猪八戒、沙悟浄、玉龍が仲間になり、天竺への旅がスタートします。 白骨夫人のエピソードは、知らなかったけど、三蔵法師の心を奪う強敵。 天竺までは、前途多難な旅が始まります。

ドニー・イェンが、孫悟空を演じるので、期待して見ましたが、ドニー・イェンのファンから見ると残念な作品です。 ただし、作品としては、それなりに面白かったので、星３つです。 孫悟空の誕生から五行山の岩にとじこまれるまでの物語なので、三蔵法師と一緒に天竺に向かう西遊記ではないけど、これから始まる天竺への旅が楽しみになる作品です。