タカシモンズさんのレビュー

M・ナイト・シャマラン監督は、シックスッセンスが当たったゆえに、第6感的、感覚的作品が多いが… 飛び降りなどの衝撃的描写に頼り過ぎて、その「何か」についての説明があまりにもなさ過ぎで… 最後まで謎解きもない、環境問題に対するメッセージと言うわけでもない… だから観終わった後に、結局何も残らない…

良かったんじゃぁないでしょうか！！実にリアルでしたよ！特に冒頭暗がりで老婆が、遠目でシルエット的に見えるシーンは やっぱかなり不気味でした。 わざと人物がかぶって見えそうで見えない視点描写がイライラっとなりながらも、直接的でないからこそ、より効果的でした。 まぁしいて言えば、そんなにあっさり閉鎖命令に服従するか？…というくらいですか。窓簡単にぶち破れるやん…（笑）

さすがはマッドハウスだけあり、アニメーション画像は美しい… が…残念ながら物語の設定に新鮮さがない。 まず、あれだけ何度も前世で、圧倒的惨敗を繰り返してきた主人公マクラウドがあまりにも間抜け… にもかかわらず、最終的にいとも簡単に宿敵マルカスを倒す。 自分だけ都合よくピンチを切り抜け、相手にはたった一度の不覚も許さないのはあまりにも理不尽で説得力に欠ける。 最大の問題は、やはり声優だ…マクラウド＝小栗とマルカス＝山寺とあまりにも声の深みに差が有りすぎ。 やっぱ実力派声優、山ちゃんの声は、凄く良い！！ 小栗君には悪いが、主人公のイメージではなかった…声だけだとやはり若過ぎて軽いなぁ…

この人物は、天才だったのか？それとも狂人だったのか？… いずれにしても、これだけ人の興味や関心を引き付けていたことを考えれば ある種カリスマ性を持った人物であったのは確かであろう… 海外ドキュメンタリーですから、個人の希望とはいえ衝撃的な自身の最期まで映像として無修正で記録されています。 解剖的な画像など免疫がない方は十分注意してご覧下さい。

ノートンが上手いのはもちろんだが… この時間で、ハルクの成り立ちや葛藤と苦悩など、よくまとめてると思いますよ。 それにしても、戦争大国アメリカ「スーパー・ソルジャー」的設定は良くありますねぇ～。 迫力もありますし、観て損はないでしょう！

ターゲットの設定をもっと深くするなど脚本が良ければ、面白く出来たんじゃないかな…もったいないとは思いますけど… 内容はありきたり、今時あの設定でまさか大どんでん返しって… まぁありえねぇ無茶苦茶な殺戮シーンの映像を観て楽しみましょう…ね。 …と言ってもこの程度じゃ皆さん驚きませんか…（笑） にしても列車で巻き込まれた人は、たまんねぇ… アンジェリーナ・ジョリーの輝きがくすんで見えたのは俺だけか…

最高～っ！…とまでは行かないが、パート１～4まで飽きずに（個人的には全然飽きてないが）観た人たちへのプレゼント的内容です。 復習でもう一度過去1～4を、観直したほうがより面白く観れると思いますよ。 始まりからソウ言うことだったのねぇ…と…まぁ後づけ的な感じもするが、これはこれで良しとしましょう。 奥さんに託した「謎のボックスの中身」の秘密が明かされてなかった…ですよね？たぶん…ですからその辺の展開に期待して パート6の公開を待ちましょう…

キング原作の映画は、本を読んでから観ることが多く、この作品は珍しく読まずに観た。今までのキング原作映画で原作を 超えていたと思ったのは、本人の評価は別として「シャニング」であったのだが… この作品に関しては友人や家族の評価も、ここのレビューと同様にラスト賛否両論というより不評の意見が大多数であると思う。 しかしモノは何かは別にして、災害や予期せぬ極限状態におかれた場合の心理描写が無茶苦茶上手いし、ラストの後味の悪さも、 私個人は、何が正解で何が間違っているかなんてその時点では決して誰にも分かるはずないし、結果論で判断されるわけで、 このラストはこれで十分あり得るし、とても深く面白かった！！確かに救いようが無いけどね。 もともと良いも悪いもキング作品は完全懲悪の世界ではないからね。原作はこれ以上深い内容なのだろうか…

確かに相変わらずというか、日本には真似の出来ない圧倒的なスケール感とＣＧ映像ではあるが… だからどうなんだ？という感じですね。 アポカリプト+300+ジェラッシックパークのごちゃ混ぜですか…？ 昔の今観たらチープな特撮映画のほうがはるかに中身があって心に響く。 かえってＣＧで何でも出来るようになった為に、その技術を自慢したいだけの作品が多過ぎる。 本当にお金のかけ方のポイントが違うなぁと思う。 上手い脚本家や監督なら、この作品の制作費で何作創れるんだろう…

全然ダメでした…タイトルで２となってるだけで別に続編でもないし… あえて１としますが前作には、日記や少年時代のトラウマや、父親との繋がりなど、作品全体に深みがありました… 過去を変えるという設定のみを引き継いで、キーワードとなる日記も写真に変更されるし、恋人との繋がり、友人達との つながりなど全てにおいて全然ダメでした。 期待していただけにこの落差には正直ガックリ、監督・脚本がいかに大切か…前作の完成度には遠く及びませんでした。

清水監督…ハリウッド進出で、冨も名声も掴んだ先にはですか…？ 本当に仲間内で盛り上がって作っちゃいました～的作品。 ネタ切れで、才能も枯渇状態ってところでしょうか… 悲しいねぇ～

良くも悪くも、Ｂ級いやっＣ級作品であろうと自覚しては観たのだが… いかにも怪しげな研究者がいかにも怪しい色の付いた液体で、いかにも怪しい薬を開発なんていうのは… 「死霊のしたたり」テイストを彷彿とさせ、ちょっと期待したのだが… お姉ちゃんたちもそんなに美形でもなく、エロさも期待はずれで、最後の見せ場のゾンビ自爆シーンも、 出来ればもう少し最新技術を使ってキレイにスカッと表現して欲しかった…

実に惜しい作品だ。前半の取材に訪れた、死んだような街の農家で最初にゾンビが登場するシーンは かなりゾクッとしたが…まぁこの手持ちカメラで臨場感というのも飽きてきた手法だし、 最後のほうのヤバイ連中をことさら強調するのも蛇足だった… ゆえにラストがぼやけてしまった。 前半と後半でこれだけクオリティがガクッとおちる作品も珍しいかも… 確かにゾンビ映画はラストが難しいんだけどね…

皆さん厳しいですが…よく出来てる作品だと思いますよ。 ちょっと昔風な赤見の強い濃い目の画像処理もグッド。イカレタ男のイライラムカつき具合も良いし、 ドバッ！グチャグチャ！にちょっと飽きてる人には時間的にも短めですし、あえてあっさりとしたなラストも良いと思いますけどね。 それにしても、アメリカのホラーに出てくる警官はいつもあっさりと片づけられるんやなぁ～（笑）

全編にわたり暗い場面が多いので、見るのに疲れます。 モンスター、お馬鹿学生たちの、ドラッグとSEX、間抜けな警官とお決まりの設定ですね… ネタもすぐに分かるし、ラストも中途半端でした。 良くも悪くもない文字通り普通のアメリカン・スプラッターホラーです。

以前購入時見た時には、小さいテレビだったので、地デジ対応の大きなモニターを購入にしたので、久しぶりに見直してみた。 小さいテレビでは分かりにくかったシーンが良くわかり、確かに本当に細かい所まで映像としては最高に凝っていて素晴らしいと感じた。 ただ、TV版に比べると、やっぱ押井さんは理屈多過ぎるんやねぇ～、分かるやつには分かる的な表現作品では、万人受けしない。 媚びていないと思ってたのに、最近伝説の「攻殻機動隊」が正等に評価を受けていない（公開当時、興行的には失敗、ビデオ版で評価される）として、 デジタル処理し直して再公開したり、そこまで評価気にするんだったら、やっぱり素子のエロかっこいいボディをガンガン出さないとやっぱダメでしょう？ バトー主人公にしたってねぇ～。

映像だけがところどころジェットコースター的にスピード逆回転になるだけ?… 全く怖くもないし、展開もありきたり、小沢真珠は素でも怖いけどね…（笑） 鈴木亜美は居場所なくなり、いきなりアクションスター？に変貌を遂げる？ やっぱり声優さんは滑舌が良過ぎ～（ジャックバウアーか？）、よって逆に浮きまくってたなぁ～。 （まぁ製作者はそれが狙いと言いたいんでしょうけど…）

良かったねぇ～！本当ジャパニメーションは最高！ 才能のある人が沢山いるね。「迷宮物語」の現代版みたいで、迷宮よりはテイストはちょっと軽くてポップですけど、 優秀なクリエーターの独特の作品が、これ1枚で堪能できるなんて、何て贅沢なことか！ 特にスタジオ４℃作品が好きな人にはオススメです！ 第2弾も非常に楽しみです♪