タカシモンズさんのレビュー

まぁ、様々な要素てんこ盛りですが、ラストも上手くまとめてると思うし、個人的には映像のセンスが良く好きですね。 ドールものは、ちょっとチャイルドプレイぽかったですけど…（笑）

ハリーの代わりに少女ライラを主人公に、ナルニアのライオンの代わりに熊をお助けキャラに…。 ヒットした作品の二番煎じ感は否めない。 「自由を勝ち取る為に…」という大義名分のもとに、自分達と意見が違うものを敵と見なし、 完膚なきまでに叩き潰す、いかにもアメリカンちっくな展開はとてもファンタジーじゃないしね… 続編ありきの展開はもうやめて欲しい、観るのがしんどい… 確かに、ニコールは黄金に輝いてはいましたけどねぇ…（笑）

狭い空間で展開する群像劇。映画は脚本が命という見本のような作品。起・承・転・転・転…・結の？（笑）のストーリー展開が面白い！ 辻褄も上手くあわせてるしね。途中にインサートされる回想や推理シーンも、ゲームから抜け出たような面白いＣＧ加工がされていて、 やはり日本映画はこういうのが面白いなぁ～。

いやぁ～なかなか良かったんじゃないでしょうか？実話ってところが何とも後味も悪いですけどね… 閉所恐怖症の人には結構怖いんじゃないんでしょうか… それにしても日本以外は、とにかく住んでいる屋敷にしろ、周りの環境にしろ、ばかデカイ！… 結局、怖いのは…ですよね…ちょっと「ファニーゲーム」と似た香りがする作品でした

悪くはないが、続編はやはりパワーダウンする。前回特典映像で良い味出していた、イカレタ家族がメインで登場するのだが… まぁ確かに説明したい気持ちも分かるし、ホラーだから何でもありで破綻して説明なしよりは良いのかも知れないが… そんなに辻褄をきっちりと説明するより、前回みたいな笑けるようなテンション保ってほしかった… にしてもこのシリーズはラストに納得がいかんのかねぇ…あまりこのパターンに固執するとせっかくのストーリーが台無しになると思う。 そのラストをチョイスしたからには、実はこんなラストも撮影してたのよ～…はプロとしてはどうだろうと思う。

惜しいなぁ～。戦争というある種極限におかれた、兵士たち個々の、過去に犯した贖罪的な意識など設定は悪くはないのだが… いかんせん、何者かという部分があまりにも弱いのと、特典映像にも若干描かれているが、 低予算という制約のせいかCGがあまりにもショボイ… いっそのこと深層心理的な映像で徹底した方が良かったかも知れない。

典型的な導入部分で、またこの展開かぁ～と思ったけど…途中から展開が微妙に変化して最終的には 予想以上に面白かったねぇ～。 ちょっと生臭い映像や、グロさもグットだし…ゴースト的表現もあり、何と言っても定番の間抜けな警官とのやり取りが最高やったねぇ～ 「失敗したからもう一回っ！」…て！むちゃくちゃ笑っちゃいました。 それとイッチャってるファミリーが最高！特典映像がまた良く出来てるしね～。 最初見て理解できない人はもう一度見たらもっと面白いかもね。とにかくパート２もあるみたいなのでぜひ見たいと思う。

さすがは鬼才デヴィッド・リンチ監督ならではの、難解な内容で1度観ただけでは分からない、2度観ても3度観ても分からない… おそらく何度観ても分からない…（笑）そんな作品である。 相変わらず、何とも落ち着かない気分になる映像表現は、独特で秀逸である。この世界観は理解できないとは思うが、 個人的に大変、魅力を感じる。 万人受けしない作品なので、単純な評価は出来ないだろうし、受け入れられる人には良いだろうが、ダメな人にはまったくダメであろう。

主人公の草なぎ君は、もちろん素晴らしいが、この時の矢田亜希子は本当に良い。 脇を固める小日向演じる医師や同僚達もとても暖かいし、深い台詞も沢山あって、人生を考えさせてくれる本当に良いドラマです。

実話だけあり泥沼のベトナム戦争などの時代背景や、当時の麻薬まみれの病んだアメリカが超リアルに描かれており、 ラッセル・クロウ＆デンゼル・ワシントンが骨太の男を見事に演じ切り、とても見ごたえのある作品でした。

日本各地のホラースポットを呪場（のろいば）と名付けエピソードを交えて数箇所を巡って行く。 結構有名な場所もあるが場所によっては、映像だけでも十分ゾクっとするシーンがあったり、概ね良かったですよ。 特典映像は別にして…（笑）

塚本監督の独特の世界観は、基本的には好きです。駐輪場などのロケーションはさすがですよね。 松田龍平は良い仕事してるよね～。冒頭の原田芳雄も良い味出してるんだけど… かなり重要な役どころなのに、確かに雰囲気はあるんだがhitomiだけがやっぱり浮いてたかなぁ～。 もったいない、キャスティングミスもしくは、監督の好みなのか…？

２ですので、続編なんでしょうが…最初のニュース放送だけが続きです。１？のほうが好きですが、こちらはこちらで面白かったです。 今作も、とにかくお互いにとことん、やりまくりますぜいっ！！

個人的には、この手の作品大好きです！ 核爆弾によって変異した人間？は誰彼かまわず復讐する、楽しい家族旅行で不条理に巻き込まれる家族が、それに反撃開始！！ Ｂ級テイスト満載！グロさも満載！とにもかくにもアメリカンホラーらしい直球設定がグッド！ どちらも、めたくそ相手を粉砕するシーンは、テンション上がるねぇ～！こんな作品は評価云々じゃなく楽しまないと、うひゃひゃひゃ～♪

マニアの間では伝説的なオリジナルのリメイクです。オリジナルと比べれば内容に深さは無いですが… ラストは予想通りの展開で、驚くほどではありません。 ただし確かに映像としては生理的にキツイ映像なので、国によっては上映禁止みたいです。 単純なホラーを期待している人は事前にこの点ご理解のうえ鑑賞ください。

大人になると、感動すること、驚くこと、新鮮なことが無くなって来る。 初めて自転車に乗れた日、田舎で仲良く遊んだ隣の家の女の子… 子供の頃に誰もが一つは、心に鮮明に焼き付いていることがある…そんなことを思い出させてくれる作品…

日常の何気ない風景と音…美しくきれいな言葉…静かで深い映像短編集。 「目をとじて気を失えば明日になっている…」

なんじゃぁこりゃ～。せめて心霊スポットに行くなら夜行けやっ！竹を触って何か言ってますよって…因縁語るのも淡々としゃべるだけ。 何かボ～っと見えまんせんかって、あんたの頭の中がボヤ～としてるだけでしょう？ 普通に廃屋や心霊スポット写してるだけの方がよほど怖いんとちゃうか？制作してる側がこれで本当に怖いと思ったんか？

鬱積した想いをそれぞれに抱える登場人物たちの、精神的錯誤、葛藤を描いているのだとは思うが、 あまりにも深く考え過ぎて観ているからなのか…私には難しい作品でした。それが監督の狙いであるならば思う壺なのかも知れませんが…