ふじわらびさんのレビュー

いろんな、特に大きなポジションのキャラがたくさん登場してくる巻。同盟のヤバい状況がより印象的に感じられた。

とうとうやっとようやく、という感じがするアスターテ会戦。相方キャラはアッテンボローなんですねえ。光輝く宇宙の表現が美しい。

ハンニバル1 古代ローマの名将、スキピオとハンニバル。歴史のことはよくわからないがいまいち大河モノや戦争モノらしい面白さが薄い気がする。

なんと言っても闘っている渋川先生に独歩が楽しそうである。キャラクターがイキイキしていれば読んでる側も楽しい。

宿禰こっち側かい！っていうね。テンポが遅いのはまあいいとしても実況解説がなんか微妙。変な言葉遊びしすぎっていうか。

なぜか急に湧いてきた総合の人たちがお相撲さんにちぎって投げされていく。かませ試合のはずだがそんなに悪くない。それにしても克己はあれだけ個性だのオリジナルだのと言ってたのに…。

対決柴千春。腕っぷしの勝負じゃなくて精神力の勝負、というか無理にでも理屈を持ち込んで勝負する理屈をつけたみたいな。

ちゃぶ台囲ってようやく話が進むかと思いきや、出てくるのは柴千春。ボクシングは烈さん意外にも苦戦だがだからどうしたという話で…。

このボクシング編はなにをする話なんだろう。バキは今回液体になっただけ。ますます魔法使いになってきたな。

元軍人のボクサーの人かわいそう。ボクシングの話どうなるんだろう。今のところ一本調子でほかのなにか合流するという感じもないし…。エア親子喧嘩はなんか母親のおんぶを連想させられた。

政治家の話とかなぜかボクシングの話とか。まあいまさらあーだこーだ言ってもとも思うが、これらのお話はどこに向かってるんだろう。

「さっさと闘えよ」という言葉はぐっとこらえるとして、最終決戦のためいろんなキャラのお話を回収している…んだと思う。ストライダムの回とかよくわからないけど。

「話が進んでいない？」からのワンバウンド置いて「言葉を慎みたまえ」で爆笑。ここはホント面白い。ピクル、これで決着？

天才性を見せつけるバキ。手を変え品を変え、多彩な技というかもう魔法使いのバキ。解説の語りもやたら多い。

とうとう始まったバキ対ピクル。まあそれはいいとしてもこの解説のわざとらしさ。なんかテンションがおかしい。言ってて無理があるとでも思ってるのか。

いよいよ本当にピクルと闘いそうな雰囲気。この巻の展開はバキが捕食者からケンカ野郎に、自分の土俵に引き釣り込んだってことでしょうか。

二人でババ抜きという運ゲーの極致のような題材で、前半部分は退屈だが、後半では意外にも意外性がある展開で、展開の緩急が楽しかった。

やたら話が戻ったり説明がしつこかったりすることもあるが、中々面白かった。なんだかみんな気風がさっぱりしてるよね。

大関にケンカ売ったりあとは四股踏んでたり、それほどなにかした訳でもないが二代目(?)悪くないキャラだ。顔が丸いからかな？