ふじわらびさんのレビュー

気が付けば女の子みんながナツルに気があるハーレム状態。今回は会長がこれまでになく押せ押せで、実に良かった。やっぱり会長なんだなって。

コナンくんかわいいなあとかオルツィ乳デケーとか、原作の刊行時期を考えるとコナンくんにあっちの意味はないんだなとか。舞台を現代にしちゃうと「ミステリ好きなのに十角館を知らない」かあるいは「十角館がなかった現代ミステリ」になっちゃうなとか。野暮ですかね。とにかくイケメン美少女いっぱい。

保健室での攻防、某エアマスターを彷彿とさせる鮮やかな空中戦、そして張り付けのカツ子。３つの戦いが同時進行的に描かれる14巻。メインであるカツ子さんなどネタとしてもそれ以外も、実際面白い。

とうとう終わってしまった、最終巻。言うべきことは全て原作者(!)の書き下ろしSS(!)が言ってしまったように思う。とにかく面白かった。

今回はかなり懐かしいネタも多く穿った見方をすれば、流石にネタ切れかとも思うのだが面白さは健在。タンス角神人はギリギリ本編でもありそうな感じでギャグパロディの案配の難しさを感じる。

とうとう二桁の10巻。勢い落とさず相変わらずの面白さ。ムー〇ン回は一見出落ちのようで、雰囲気があって良かった。

新入団員ヤスミちゃん登場。新キャラたちとの絡みは多すぎず少なすぎず。ヤスミちゃんはまだ団員たちのわちゃわちゃに入り込めず、お客さん感があるがそれも慣れていくのだろうか。

新キャラ佐々木と仲間たち登場もそこそこに、いつものノリは相変わらずで今回も良かった。シリーズが長く続いたことによるメタ的なギャグもあるが、面白さは色褪せず。また新キャラか～。

一話当たりのページ数が少なくなったのか、ボリューム不足を感じるエピソードも。しかし長門家の安定感はすごい。

ああ、ザスニ分がない！諸行無常の感。朝倉キミドリのコンビは相変わらずの安定感ですね。文化祭良かったです。

朝倉キミドリの定番コンビに師匠が出来たりと、変化の5巻。ミニキャラ回は元々結構デフォルメされてたりする中、こういう方向性のネタが来るのかという新鮮味があった。

今回も相変わらずの面白さだった。ナイフを投げるシューティングネタがいかにも、という感じで良い。ホントにありそうで。

「長門有希ちゃん～」始まった！(違う) 消失の12月6日の後に秋ネタがきてちょっとん？となったが、原作ネタ枠と(リアルタイムの)季節ネタ枠か。相変わらずの安定感。

なんだか違う漫画みたいな事をやっている森さんと鶴屋さんや、バニーに水着などなど多種多様なネタがある中で、朝倉さん回りは安定感があってどの回も良い。

三年生が卒業し、とうとう終わりを意識せざるを得なくなってきた。以前もさりげなく示されてきた朝倉との二人の関係がやはり焦点なのか。

まるで最終回のような表紙にドキリ。こういう関係になった今、どう着地させるのだろう。7巻に続きまた絵柄が変わったような？

お家デートとクリスマスパーティー、そしてついに…な7巻。みくるたちの卒業間近の現実に嫌が応にも意識させられる面々。この漫画のハルヒはトラブルメーカーというよりは実際随分としっかりしている。

佐々木登場の6巻。アニメを追い越してしまったので知らないキャラなのだが、多分原作でもほぼこういう性格なんだろうな。

きれいに終わった前回のエピソードを結構引きずっているキョンの視点で描かれる第5巻。夏休みで遊びまくりの文芸部。相変わらずの読んでいて恥ずかしくなるようなロマンチック演出。

展開が展開だけにしっとりした雰囲気もありつつ、いつも通りの朝倉さんの理屈っぽさやこっ恥ずかしいラブコメムードも。スピンオフ漫画としては難しい題材をすごくきれいにまとめてます。