ふじわらびさんのレビュー

今回はこれまでとはまたちょっと違ったギャグに舵を切った印象。ラストの温泉プール回のテンポは導入のスピード感もありシチュエーションが異常。あとこれだけファミリーが増えてもツッコミ役が実質唐音だけというのがズルい。毎回一定以上の出番が確約されてる訳で。

今回は珍しく特定のヒロイン(達)に焦点を当てたエピソードがある。これまで常にファミリー全員が行動を共にし続けてきたことを思うと若干の寂しさを感じなくもないが面白さはいつも通り。個人的には羽香里の見せ場が多いのが嬉しいところ。

ファミリーもかなりの大所帯に。今回は羽香里の見せ場が多くて良かった。これまではやはり少なからず羽々里のキャラの強烈さのあおりを食っていた部分があったように思う。

各キャラの出番に気を使った構成は相変わらず流石。ヒロイン同士の組み合わせが固定化されているような面もあるがコマの隅で交流している描写もあり、やはりいろんな関係性が見れたら良いなと思う。後半は唐音回であると共に羽香里との絆もしっかりと描かれているのが良かった。

まるでバレー漫画のようなさわやかさ。すっかり一郎が主人公になってしまった。シチュエーションはギャグでもキャラクターたちは凄く真面目なので本当に爽やかな青春漫画みたいになっています。

アイヤ人のぶっ飛び具合はちょっと置いてかれてしまったがギャグのキレは良好。全キャラまんべんなく出番と見せ場があるバランスは流石。

いよいよキャラの数も多くなってきたが相変わらずの安定感。ギャグもラブコメもぶれないクオリティ。あえて言うなら羽々里に押されて若干羽香里のムッツリキャラが割を喰っているか。

正直言えばザマスとの決着はちょっとどうなんだろう…という感じるところもある。ただやはりそれでも面白いし過去作オマージュな所もファンサービス的ないやらしさが無くて素直に楽しめた。

ジャック対ピクルの巻。結局はピクルには到底及ばないというこれまで通りの展開が続く。神頼みなんてめちゃくちゃジャックらしくない…。

電話ボックスの戦いは綺麗に逆さまになる無茶苦茶も含めてよかった。砂かけがショットガンにはならんだろ。

話のつまらない男、池ちゃん登場。「感想がつまらないキャラ」を出すのってかなり難しいですよね。「面白いこと言います」って言ってからギャグ言うみたいなものですよ。もちろん単純に「邦キチの感想＝面白い」という図式にはならない訳だけど…。そういったドキドキが池ちゃんのほっとけない感じに繋がってるんじゃないだろうか。

ポタラ合体の時間切れとか後付け的な部分もあるんだけど、やっぱりベジットが出ると盛り上がるし魔封波みたいな昔のネタを持ってくるのも悪くない。面白いです。

今回はバトルシーンもあまり多くなく平行世界と未来過去が入り乱れる中々ややこしい話であった。しかし新展開に素直にワクワクして読めた、面白い。ズノーの場面はザマスがキスしたのかと初めはびっくりした(笑)

お風呂、いいですねえ。お風呂好きが高じてのバイク旅情漫画でもあり、お風呂と旅先での解放感が趣深いです。

ようやく刃牙がピクルと戦うかと思いきや何故かジャック登場。相変わらず刃牙は何考えているのか、よくわかんない。

アニメでは長かったエピソードも漫画だとサクサク進むなぁ。もちろんコミックスでまとめて読んでるからというのもあるが。バトルシーンも中々にカッコイイ。

ドイルの話これで終わりなのか。長かったわりになんか納得いくようないかないような…。柳もかなり久しぶりの登場だけど今更？ってかんじ。

あかすぎんの見せゴマで一発で決めてしまうテンポの良さが軽妙。なんだか次の瞬間にはとんでもないことをしでかしそうな緊張感が絵から漂ってくる。

キャラクターたちの心情の流れが丁寧でしかもそれが世界観の設定の説明にもなっている。絵柄もかわいい。ただストーリーが頼れる先生・保護者役の庇護のもと進行しているので、その点が悪い方に作用しないか心配ではある。

もしかしてツバキと対等に友達付き合いしているのはモクレンだけなのか？誰にでも優しい二人が二人だけの関係性を持っているというが面白い。