ふじわらびさんのレビュー

それぞれのカップリングの関係が大きく一歩進んだような気がする三巻。つんけんしてるほのかもリスペクトがあっての反発で頭の良い子なんですかね。

やたらとパンツとノーパンが出てくるのに全然色気のないグダグダ日常漫画。距離感が近すぎて目の前で脱がれても見たくねえ！って感情が先立つだろうな～。

ドンの涙もわかるが結局今のところ状況を動かすのは三人組でドンとギルダはまだまだ戦力外なんだよな。ようやく大きく物語が動きそうでそこは期待。

道具と言い切る加藤を慕う道場の絆がカッコイイ。神心会100万人対ドリアン！と書くとおおっと感じるが柳に二人掛かりで負けているわけで…。でもサンドバッグに詰められてるのは面白かった。

読んでいると女子高生のはっちゃけたテンションに置いていかれそうになる。なるのだけどそこをキャラクターの元気さで引き上げてもらえる感じがある。

結局ゲバルってなんだったのか？核の硬さってなんやねん。筋肉解き放ったら…ていくら何でも無理がありすぎる。意図的にツッコミ所として書いてる部分もあるんだろうけど…。

仮にもっと突き抜けたおバカ漫画なら何も考えず笑えたんだろうけどそういう作品じゃないのね。地に足付いてるというか頭脳戦と言っても理屈ばかりが先行したりしない、ある種のパワーがある漫画だった。

ファックス…。コピーの表現としても、今の時代だと出したくても中々出ない言葉選び。「ウソクセーチープな殺人ゲーム」という単語が出てきましたが、実際そうじゃないのか？

ナチュラルに飾ることなく百合百合してるのが良いです。まあ実際の女子高生どうこうという話する気はないんですが、おっぱいモミモミパンツ最高って女子高生の視点で思ってしまえる…ような気になっちゃう漫画でした。

一話あたりのページ数が少ないためか妙に展開が遅く感じる。こういうシチュエーションでテレビ番組か？という発想が出てくるのはなんだか時代を感じますね。

斎藤と鳥羽先生、そしてしまりんの今までにない大所帯でのクリキャン。家が良いとこ感のある斎藤や?兵衛の先生など野クル連中とはちょっと違うところから来た新しい存在であることさり気なく描きながら、そういうことを過度に描写せずに自然とわちゃわちゃ騒いでる雰囲気がすごく良い。

独歩はカッコイイのだけど、なんかすっきりしない。死刑囚がタフネスすぎるってのもそうだし、なんでもかんでも出しすぎだろ。

すごく面白い。SFかつスポ根のハッタリの効いた世界観とかエッチでかつ健康的で爽やかな身体描写とか。まさにこういう作品が読みたかったという感じ。

家族はノリノリなのに学校ではマジなテンションで引かれるのにビビる。ノーテンキなエロコメとは少し違う視点で主人公を描写してるのに驚いた。エロシーンではそのノリだけど。

ハンカチを握ってあっちへよろけこっちへ倒れる。「茶番だ」ってそれを言っちゃお終いだよ。どんな反応をすればいいのか。

世代が違うんで(言い訳)聞きかじり程度の知識しかなかったのですがそれでもすごかった。オマージュを飛び越えてこんな風に着地するなんて。その上新作アニメ版へのバトンパスまでするサービスっぷり。圧巻でした。

某スマホアプリ風のやり取りが印象的。音声のない文字だけのコミュニケーションだからこそそれを受け取るキャラクターの表情が大切に描かれていて良い。(漫画だから元々音は無いんだけど)

ギャグ漫画らしく余計な要素が少なくさくさく読める。前半まではシチュエーションがボケだったのにエルが登場してからはネジが飛んでるヤバいキャラがボケ倒してる感じでその変化がなんか面白い。重箱の隅をつついてるようなも気もするがトーンや製本はどうしてるんだとか最初から日本語で会話してるのに翻訳がいるのか？とか細かいところが気になってしまった。

キャラが画面に占める割合が少ない背景を見せるコマが多くてなんだかすごい贅沢な気分になってしまう。和気あいあいとした、または百合的なキャラクターの関係も良いんだけどやっぱりキャンプが主役の漫画だなあ。

ヒナがどんどんまともないい子になってきてる。というか回りの酔っぱらい共がヤバい。ヒナの天然ボケに新田がツッコミを入れる、という構図は変わった訳ではないがすっかり親子的関係になってしまった。今回もヒナがかわいいぞ！