ふじわらびさんのレビュー

人を呪わば穴二つということで不幸な結末ばかり。主人公含め現時点での不幸に抗うために奮闘しているのだが、そもそも呪いに頼ってる時点でバッドエンドは仕方がないのだろうか？エロ描写は量は少ないが質が高い。

ルールやテクニックではなくパワーや相手にボールをぶつけてビビらせて勝つ。スポーツ漫画である前にジャンプ漫画なのだなぁと強く感じる。

主人公の誠実さと行動によって各ヒロインたちが心を開いていくハートウォーミングな部分とパンツを脱がす部分が繋がっていない感じ。主人公にとってパンツを脱がすという行為は単なる手段であってそこに情緒はない。ただスク水を脱がす=裸を見てしまうということでこれには流石に動揺する。その点でまことセンパイのエピソードは一方的な関係になっておらずよかったと思う。

パンツが脱げない呪いに掛かってしまった女の子を救っていく漫画。パンツの書き込みや女の子の恥じらいなどの描写もあり一見するとおバカなエッチ漫画に見える。しかし主人公が本当に生真面目に呪いを解くだけでHに興奮しないので普通のオカルト漫画みたいになっている。『パンツを脱がす』という行為自体をギャグにしているかな？とも思うが、正直よく分からない。

慕の母親やおじさんを慕う純真さや背景の見開き連発の大胆なコマ割りなど、小学生ならではの世界の描写が心地よかった。

相変わらず男性キャラは気持ち悪い表情ばかり。しかも『正体がばれた！？』という引き、２巻と同じじゃないですか。女の子はかわいいのに、色々もったいないと感じる。

普通性欲に正直な主人公というのは好感が持てる場合が多いと思うのだが、この主人公は読んでてつらいですね。ヒロインの感情を理解しつつもどうでもいいと投げ捨てる上に表情も気持ち悪い。「すんどめ」しなきゃいけないという事情があるにしても…。おっぱいや陰毛などエッチな部分はよかったです。

現代的な台詞回しがちらちらと見えそれが一つの面白さになっている。それに加えどのキャラも凄まじいテンション。特に波裸羅は思わず笑ってしまうほど。

徳川という絶対権力が生まれたためその中に収まりきらない人たちがひどい目に！という人々の情念執念怨念話を真面目にやりながらも同時に痛快無比な変身物をやっている。相変わらずのすごいパワー！

北斗の拳が実写ドラマだったらというスピンオフ漫画。撮影の困難やトラブルに立ち向かう姿を見ているだけでも面白いのだが、それだけでなく　原作の魅力を改めて捉えなおすことができるのがこの漫画の独自の面白さになっていると思う。

たった4人だけ取り残された少年少女の日常漫画。終末が来ようとも天変地異が起ころうとも日常は続いていく。ハーレム物になりきらない、一歩手前で抑えている感じがさわやかです。

指南役に選ばれなかったエピソードが語られることで、今まで物の化かなにかだった虎眼先生も人の子だったんだと分かる。みんな虎眼先生が怖いから従ってる訳じゃないんですね。そういう社会だったからその中で必死に奮闘している。

見開き一杯のスク水を見ると怖さも吹っ飛ぶ、というかやっぱりスク水はいいですね。ホラーで短編ということで出されている情報の中から展開していき、妙な飛び道具で変なオチが付くということもなくすごくすっきりしたストーリーでした。

24区と呼ばれる不思議な空間でのボーイミーツガール。夢の世界と現実の世界、メカクレ少女が一粒で二倍楽しめる良い漫画だ。

女の子はかわいいしエロい。それはいいのだけど「すんどめ」なのに行き釣りの男とやっちゃってしかも夢オチって…。それはどうなんだろう？

二巻は伊良子が大活躍。いくをたぶらかし、虎眼流を名実共に手に入れた。そりゃあ「やってくれた喃」となりますよ。だけどイマイチ好きになれないのはイケメンに対する僻みだろうか？

武家社会、剣術道場、そして性。どれも有無を言わせぬ圧倒的なパワーに溢れている。思わず引き込まれてしまう。

おっぱいや妙なところが露出している服、など原作テイストを窺わせながらも、優しくどこか儚げな雰囲気があり一コマ一コマが美しい。

本編が始まる前の時間軸のスピンオフ。本来主人公ではない芽亜里が活躍する訳ですがこれは「美味しい」んですね。逐一本編とのミッシングリンクを想像しながら読んでいける訳で。あとメイド服をさらりと着こなす芽亜里がかわいい。

倫理君の視点、詩羽先輩の視点、劇中劇の暗喩が絡み合い中々読むのが大変だ。しかし中々報われない立場のヒロインだった詩羽先輩が今回はメインヒロインしていますね。捻くれた台詞とエロい身体だけのキャラじゃなかったということに気付かされました。