マリンとリンさんのレビュー

スターウォーズ１作目(エピソード4)まさしく記念碑的作品。この作品だけが起承転結がしっかりした１本の映画として見れます。この映画が上映された時、噂でスターウォーズは全部で9話有るらしい、と言われてたが本当に9作作られた。それで終わればよかったのにその他TVシリーズも乱作されてスターウォーズの価値が下がってしまった感がある。新たな劇場用も製作されるらしいがどうなることやら...。ネズミは金儲けの為ならなんでもやる夢うる会社。私が所有しているDVDはエピソード1～6までは20キツネのマークが入っているモノです。(映画が始まる前のFOXのファンファーレが好きというのもあります)

仕事も私生活も順風満帆だと思ってましたが病気になるなんて残念です。ブルースさんの映画は当たり外れが多いのですがダイハードシリーズは外しません。3.4.5作は？な感じですが...。アクションが凄いのは間違い無いのでこのBOXは買いでしょう。

カーペンター監督のリメイクSF映画。オリジナルはとても有名な作品。ストーリーはサスペンスタッチに進みます。ある村で原因不明の集団気絶が起こり気がついたら子供が生める年齢の女性達が妊娠していた。処女の女性も。そして同じ日に一斉に赤ちゃんが生まれる。髪が真っ白な感情が無い子供達。凄く不気味。この子供達はある目的があった。カーペンター監督のこだわりの演出が冴えている作品です。そしてこの作品に出演している俳優達が凄いんです。スーパーマンのクリストファーリーブ、スターウォーズのマークハミル、ストリートオブファイヤーのマイケルパレ他豪華出演陣もカーペンター監督のこだわりで、この作品に対する意気込みが感じられます。

80年代のホラー映画をオマージュした映画ということで見てみました。子供が主人公なので余り期待してませんでしたが...。これはトラウマ級の映画でした。余り言えませんがきつい映画です。きついと言ってもホラー映画なので合格ということです。子供が殺されたりするのでにがてな方は遠慮して下さい。私にとっては拾い物でした。

ゾンゲリアのタイトルから普通思い付くのはゾンビサンゲリアみたいな大ゾンビ映画だと思うはず。だがしかしこの映画はまるっきり違う。良質のホラー映画なのです。確かに死人が生き返るのが映画の重要ポイントですが人を食べたり、襲ったりはしません。サスペンスタッチで静かに物語は進みます。でも退屈はしませんよ。残酷描写も所々入ります。ラストも初見の方ならゾクッとするはず。いいホラー映画を見たなぁと満足出来るはずです。ちなみに脚本はエイリアンのダンオバノン氏であります。

ホラー映画の巨匠フルチ監督の傑作ゾンビ映画。サンゲリアは日本の映画会社が勝手に付けたタイトルでホントのタイトルはゾンビ2。これもイタリアの映画会社が勝手に付けたタイトル。本家ロメロのゾンビがヒットしたためいかにも続編ですよみたいにしたそうだ。昔は自由でしたね。今じゃ考えられないよね。内容は分かってると思いますので触れません。あしからず。

これまでのゴジラ映画に登場したほとんどの怪獣が出演。子供の頃は夢のような映画でした。(バランだけフィギュアだった)大人になって見るとドラマ部分も良く描かれていました。戦闘機ムーンライトSY-3とファイヤードラゴンの戦闘シーンもカッコよかった。でも的怪獣がキングギドラだけなのは可哀想な気がします。この映画を見ると子供の頃に戻れます。

VSシリーズ第２作目にしてゴジラフリーク監督登場です。映画ラドンに登場したメガヌロンが成長した怪獣としてメガギラスが今回のゴジラの相手。でもゴジラの相手役にはちょっと弱い。どちらかというとディメンションタイド(小型ブラックホール発生装置)がゴジラを倒せそうな感じ。手塚監督にはゴジラ映画をあと2.3本撮って欲しい。

この映画は怪獣達の大都市破壊描写が凄い。破壊によって巻き込まれて行く人間達が無惨に死んでいく。ギャオスを倒すためにガメラから放たれる火球が町を破壊して行く。ガメラにとって人間よりギャオス撲滅の方が優先なのである。ラストの京都駅でのイリスとの戦いも今まで見たことの無い映像で凄まじい。瀕死のガメラがギャオスの大群を迎え撃つラストは平成ガメラシリーズ最高の終わり方でした。ただ物語が宗教的な内容があったためそこが自分的にダメでしたので星１つ無しにしました。

平成ガメラシリーズは３作とも面白く怪獣映画のクオリティも上げてくれた最高のシリーズと思います。その中でもこのレギオン編が１番のお気に入り。金子監督の丁寧な演出が怪獣も人間も凄く魅力的に演出されてます。特に主演の水野さんは惚れちゃうほどステキです。その他の登場人物も悪人がいなくてちょっとした会話もいいんです。レギオンも異形でガメラより巨大で威圧感がハンパ無い。子供達の祈りが瀕死のガメラを甦らせるのも昭和ガメラをリスペクトしていると思いました。

ドルフラングレンといえばアクション映画が当たり前ですが、この映画は珍しくコメディです。１作目はシュワちゃんが主役でした。はっきり言って１作目よりは面白く無いですが普通にコメディ映画として面白いです。１作目と同様子供達との交流が面白く少し感動もあります。ファミリー映画なので家族と安心して見れます。アクションもちょっとだけあります。

この頃流行ってたランボー系のアクション映画。主役のラングレンはこの当時のインタビューでスタローンやシュワルツネッガーと肩を並べられたと語っていました。でも評価はいまいちでした。私は面白かった。ラングレンがザクマシンガンを撃ちまくるシーンは燃えました。ただブッシュマンとの交流のシーンはもう少し短くても。ブッシュマン役の人はホントにブッシュマンなのかわからない。本物っぽいけど。知ってる方は教えて欲しいです。(実際のブッシュマンは見ることも出来ないらしい)

当時映画館で見た時はゾクゾクして怖かった思い出があります。この頃はまだホラー映画に臆病だったなぁ。今見てみると以外と怖くはなかった。ても霧が町を覆い尽くしていく描写やその中から現れる怨霊等は雰囲気があります。カーペンター初期の作品。ハロウィンの後の作品でしたので当時は結構話題になっていました。怖さは余りありませんか面白い作品です。

蛇女というとメデューサやゴーゴンなどを思いますが、それとは違うハマー製蛇女が登場。(ハマーは妖女ゴーゴンの映画は別に製作してますが)裏話ですが、この蛇女のマスクは覗き穴が無くて蛇女役の女優は手探り感覚で演技をしたそうです。もちろん映画の中ではそう見えませんが。この頃のハマー作品は新しいホラーキャラクターを産み出そうとしてたみたいです。

ハリーハウゼンの特撮映画。日本未公開ですがモンスター映画ファンなら超有名な作品。日本でもDVDやブルーレイが発売されたので見た人も多いでしょう。以前発売されてた雑誌のスターログでは名前が金星竜イミールだったので私はその名前がしっくりします。今もイーマ竜やイーミアといろんな名前で言われてます。でこのフィギュアですが最高としか言いようがありません。もうこの先このクオリティのフィギュアは発売されないと思います。気になる方は買って下さい。後悔しないと思います。

子供の頃クリストファーリーのドラキュラはホント怖かった。血を吸った後、目が真っ赤になり口元から血がタラリと流れるシーンはゾッとしました。映画全体の雰囲気もゴシック調で素晴らしいセットも一見の価値があると思います。

ロメロ監督が生み出したゾンビの最初の作品。この作品以降ゾンビの印象が決定付けられました。映画の中に人権問題や社会風刺を絡めて見ごたえのある映画になりました。演出が弱い箇所もありますがドキュメンタリータッチで白黒映画でもあるので現実感を感じます。ラストは今も語りぐさになってる悲壮な終わり方。この後に大傑作ホラー映画ゾンビが製作されます。