マリンとリンさんのレビュー

屋敷の中で繰り広げられる２人だけの芝居がずっと続くので退屈過ぎる。主役の女性も呪い氏の男も魅力が無くつまらない。なんにしろラスト迄ほとんど何も起こらないのが退屈過ぎました。

怪獣映画に初めてファンタジー要素を取り入れた最初の映画だと思います。この頃のインファント島は自然豊かな美しい島でしたが、モスラ映画が続く度に島が荒れて行くのが悲しい。モスラと小美人は切っても切れない関係でしたがVSシリーズでは小美人さえ出なくなりました。なのでこの映画では誘拐された小美人を助ける為にモスラが東京に現れるのが大まかな内容。モスラは悪気はないが何しろ巨大な為、移動するだけで町を破壊してしまう。特筆すべきはモスラのデザイン。幼虫も成虫も昆虫怪獣なのだが気持ち悪くなく万人受けするようにデザインされて女性受けも良い。破壊描写も精巧なミニチュアセットがリアル感を醸し出しています。小美人役に当時人気絶頂のザピーナッツを起用したこともこの映画の大ヒットに一役買ったのは言うまでもありません。

ジェイミーのデビューはハロウィンの第１作目。その間のシリーズにも何作か出演してきました。一時期イメージを変えようとハロウィンシリーズに出演せずにコメディ系の作品等に出演しましたがファンはハロウィン出演を待ってました。そこで今度のハロウィンシリーズで終了させてジェイミーも区切りをつけるために出演を決めたそうです。次回のハロウィンジエンドでシリーズも終了の予定です。この作品のジェイミーはブギーマンとの対決のために家に仕掛けを作ったり武器で武装して現れるのを待ち構えていて狂気じみてます。それが凄すぎて引いてしまいました。ブギーマンが現れるかも知れないという恐怖の為仕方ないかもしれない。次回作での結末に期待します。

宇宙からスーパーカーと共にチャーリーシーン。峠の走り屋達とタイマンバトルで次々と事故らせて行く。まさにイニシャルD。バトルで大差で勝つのだが最後は自車にぶつけて破壊。その後自車は元に戻る。それが繰り返されるのだかなんのためにしているのかが良くわからない。必見はこの映画のために作られたオリジナルのスーパーカー。実際は運転が難しいらしい。その状態で峠を爆走するのだからスタントマンが凄いです。SF+カーアクション+青春と欲張りな映画となってます。懐かしさもあり星４つにします。

地上600mの鉄塔の先端に取り残された二人。鉄塔の梯子が崩れ落ちて降りることが出来ない。最悪の事態に。携帯は圏外。水などが入ったリュックは15m下のアンテナ部分に落ちている。SNSの配信の為に鉄塔に登ったが最悪の事態に。実話を元に映画は作られた。シチュエーションスリラーとしては良く出来た作品。メイキングを見るとスタントはほぼ主演の二人が実際に演じたらしいので凄い。ただ実際に作った鉄塔は30mらしいがそれでも凄いです。この映画3Dで作られてたら凄い臨場感があったでしょうね。3Dで無くても高所恐怖症の方は怖くてたまらない作品になってます。ラストは助かるのか、助からないのか、見てのお楽しみ、ということにしときます。

韓国製ホラーアクション。ある製薬会社の人体実験によって死んでいった物達の復讐劇。生きる屍(ゾンビ)なのですが、この映画のゾンビは復讐のために襲うので人を食べたりしません。走ったり、跳んだりするタイプのゾンビ。一気に見れる映画です。

超能力者達が収監されている刑務所が舞台。超能力者も刑務所内ではその能力が発揮されない。ブルースウィリスは超能力者の中でも特別危険人物。アクションは刑務所内での暴動位。ラストは意外な展開。どんでん返しまではいかないけど。

ターミネーターのエンドスケルトンに匹敵する位ロボットのデザインも動きも違和感が無い。とても良く出来てます。アクションも及第点なんですがストーリーや設定がいまいち。盛り上がりに欠けます。ロボット対人類みたいなスケールが大きな作品なら良かったかも。ジャンルの中でロボットから逃げるだけなので面白くない。ロボットの出来がいいだけに残念な作品になりました。

私が見たアニメ作品でこれ以上の作品は未だ無い位素晴らしいアニメ作品。圧倒的世界観。映像と音楽のコラボレーションがマジで最高。コミックとは別のオリジナルストーリーです。続編を期待しましたが原作者の方はまったく作る気は無いそうです。残念な気もしますがそれもいいのかな。

続編はパート1からの続きでは無く違うストーリーになってます。前作の映画館からマンションに舞台を移してます。今回はテレビからデモンズが出現。閉鎖されたマンションで住人達にデモンズが襲いかかります。今回は妊婦や子供もデモンズの標的になり非常に手に汗握る展開として緊迫感が半端ありません。前作に比べればパワーダウンした感が有りますが、それでも最後まで一気に見れる映画です。デモンズシリーズは1.2作だけ見ればいい。3.4作はオススメできません。

デモンズは面白い。舞台は映画館。上映されるホラー映画と同じように観客席で惨劇が起こるという設定も良い。デモンズも見た目から壮絶で本当におぞましい。目が血走り、歯も牙にはえかわり爪も鋭く伸びてインパクト大。動きも俊敏で走り回り、力も強い。ゾンビではないので人を食べたりしないが、人を見つけしだい殺しまくる。人間側も終盤反撃してモトクロスバイクに乗って刀でデモンズたちを斬りまくるアクションも楽しめる。ラストは命がらがら映画館から脱出するが外もデモンズだらけで終末感が。主人公の彼女がデモンズになってしまい撃たれてジエンド。最後まで楽しめるホラー映画なのです。

デモンズが出ないシリーズのデモンズ4。これもダリオアルジェントが製作に携わっているからデモンズのタイトルを付けたと思うけどもし1.2作を見て3.4作がデモンズ映画として出るなら見たくなりますよね。でも見たらデモンズっぽいのも出なかったら騙された気持ちになりますよね。メーカーさん、タイトルは大切なので安易に付けないで下さい。

タイトルがデモンズとなってますが出てきません。それっぽいのも出てきません。何故タイトルをデモンズにしたか分かりません。デモンズ1.2を手掛けたダリオアルジェントが製作してるからなのか？まったくの別物。オカルトホラー映画になってます。怖くありません。

ある秘密の任務で男ばかりの戦闘機に乗ることになったクロエ。女ということでからかわれ狭いので機銃席に放り込まれてしまう。ここからかクロエの１人芝居劇場の始まり。通信で戦闘機内と話すことは出来ます。そこで見た戦闘機の翼の上で蠢く物体。その物体が戦闘機を破壊し始めた。１人物体との死闘が始まる。その物体こそグレムリン。あのグレムリンとはイメージが違いますが異様な見た目。秘密の任務も実は...。ラストはとても頼もしいクロエも見れます。最後はスカッとします。面白いです。

ゴジラ映画の中でも単純に楽しめる作品。地球侵略が目的のX星人のキャラ設定ユニーク。X星人の女性はみんな水野久美さんの顔をしてるのは男としてはサイコーです。キングギドラも2回目の出演。そしてこの作品で１番有名なシーンといえばゴジラのシェーです。怪獣大戦争のマーチに乗せてX星人に反撃するラストはサイコーに盛り上がります。

この監督のエリジウムは見ごたえあるSF。チャッピーは大好きな映画。なのでこの作品もとても期待しましたが...。この作品はつかみどころの無い意味不明な作品になってしまった。次回作に期待します。

リザードに続き東南アジア系のモンスター映画。見所はやはりモンスターでしょう。とかげの体にエラが付いていて両生類的な見た目。親モンスターと子モンスターが出てきます。白昼堂々現れ襲いまくるモンスター。夜間雨の中のパニック描写もリアルです。ただ人物描写が悪い意味で重い。モンスターと精神的に通じ有ってる青年と少女の描写もいまいちわからない。主人公も娘をモンスターに殺されて悲しむのも分かりますが...。要するにスカッとするような映画ではありません。

はっきりいうとこのリメイク版は好きではありません。残酷過ぎるしエロシーンが多すぎる。前シリーズがちょうどいい残酷さとエロシーンもそこまで直線的には見せませんでした。気軽に見れるホラー映画でした。リアル感を狙った作品は笑えるシーンも無い。この流れでハロウィンやエルム街も作られたがやはり私的にはダメでした。

この映画を見てサイボーグ009の0012を思い出しました。建物事態が１つのサイボーグで中に入ったら色々なトラップがあり脱出不可能という物。この映画も建物事態が１つの生命体になっていて真っ白い液体が入っているプールみたいなものが人間を捕まえて消化する。人間だと胃になるのかな。真っ白い液体の中に消化するとき人間の血が混ざるのが不気味。低予算だと思いますがそれを感じさせないセットや演出が素晴らしい。パッケージのイメージとは反する意外と出来のいい作品でした。