マリンとリンさんのレビュー

サスペンスホラーの傑作と言える作品です。パート2となっていますが実際はこの作品の方がサスペリアより前に作られた作品。サスペリアがヒットしたため前作の原題ディープレッドをサスペリアパート2として劇場公開された。なのでつながりはなく、この作品だけ見ても充分楽しめます。謎解きや推理の要素を詰め込んだ演出は若きアルジェントの才能が充分発揮されてます。被害者の首を切断する連続殺人もホラーの要素を叩き込んであります。ラストの◯◯◯に◯◯◯が...。初見の方は衝撃を受けることでしょう。

エンドスケルトンは細かい部品も多いので製作は大変だったと思います。可動は折れそうで無理に動かすのがコワイかな。色はもう少しメタリックな感じがよかったかも。造形は悪くないです。

トビーフーパー初期の作品。悪魔のいけにえ１作でホラー監督として大成功をおさめた。今回は見世物小屋が舞台。見世物にされたフリークスの殺戮がメインの映画ですが、特殊メイクが不気味さが気持ち悪い。いろんなフリークスが登場しますが実際のフリークスも出演しています。今の時代では製作出来ない内容になっています。ホラー映画的には及第点と言えるでしょう。

全長12メートルの巨大ワニが人びとを襲うパニック映画。傑作ワニ映画アリゲーターよりずっと前に製作されたイタリア産映画。この手の映画は低予算でどれだけワニをリアルに暴れさせられるかが肝ですが、今一つでした。水中で襲うシーンばかりでなかなか陸に上がらない。襲う時もワニの口が、ガーっと開いて人を噛む所ばかり。泳いでいる所で全身を見ることが出来ますが巨大感がまるで無し。この映画、ドクターモリスの島フィッシュマンの撮影の後そのまま製作された映画らしく、出演者、スタッフ等ほとんど同じなんです。映画事態は悪くは無いですがワニをもう少しリアルに出来たら評価も上がったでしょうね。

すっかりおじいちゃんになったインディ。大学で考古学の教授として過ごしている。実の娘に出会った時から冒険が始まる。アルキメデスが残した時間を超越できる遺産をめぐつて。映画を見るまではおじいちゃんになったインディがアクションできるの？今までのような映画作れるの？と思っていました。見てみると、今までと同じインディ映画になっていました。監督も変わって映画の印象変わるかなと思いましたがスピルバーグが撮ってると思うほど、違和感が有りませんでした。今度の監督も今までのインディ映画の演出の仕方を研究して作ったのだと思いました。アクションも肉体的な感じでは無くてカーアクション等の乗り物系のアクションが充実。ジョージルーカス、スピルバーグ、ハリソンフォード達が作り上げてきたインディのシリーズもこれが最後と思うと胸がイッパイになりました。音楽のジョンウィリアムズさんもご苦労様でした。映画の楽しさを教えてくれたこのシリーズに感謝を伝えたいと思いました。

POVで撮影されてるのでカメラの揺れかたが激しい。今まで見たPOV映画１激しく揺れまくります。なので何が起こってるのかわからないシーンも多い。臨場感は有るけどね。ユーチューバーが生配信してる内容なので字幕と視聴者のコメントを両方読まなければいけないのもキツイ。出来れば吹き替えを入れて欲しかった。恐怖度は中くらい。主役は女のユーチューバーと男友達の２人ですが、男のヒゲが濃ゆすぎて、それが気になりすぎました。

子供主演の超能力映画はコメディや明るい感じの映画が多いと思いますが、これはシリアスな映画です。団地に住んでいる主役の女の子と自閉症の姉、友達の女の子、そして男の子の４人で話が進みます。最初は男の子が小石を動かす位ですが大木を折ったり出来るようになる。そして人を操る事も出来るように。後の３人の女の子も少しずつ超能力が使えるようになる。男の子は一見普通の子供だけど残酷な所があり、猫を殺したり、邪魔な子供の足の骨を折ったりします。危険だと感じた女の子達は男の子と対決する事になる。その超能力対決が斬新なんです。広い公園の真ん中に池があり女の子とその姉、その対岸に男の子が立ち、静かに対決が始まる。回りは団地に住んでいる家族や子供達が遊んでいる。対決が進みにつれ、それを感じた他の超能力を持った子供達もベランダから男の子に超能力を送り女の子達に加勢して、遂に男の子にダメージを与える事が出来た。男の子も愛情を母親からもらえていれば悪い子にはならずにすんだと思うと心が痛くなる。男の子も子供らしいところもあるのでかわいそうになりました。何故子供達が超能力を使えるようになったのか理由はよくわかりませんでしたが、それでもこの映画は傑作だと思います。

新感染は韓国ゾンビ映画として大変面白い作品でした。今回の映画はまぁまぁな感じでした。映画の舞台がショッピングセンターに限られて主役の２人以外はほとんどゾンビのみ。ゾンビも大群で襲って来ますが新感染の1/3ほど。主役が一般人なので銃等無くてカンフーとバットのみで戦います。終始逃げ惑うシーンが続いて行きます。面白かったのは主役の男がゾンビに噛まれますが、そのゾンビが入れ歯だったので助かったというくだり。そして主役の男女がイケメンと美女だったのが救いか？最後は中途半端な終わり方で続編が有りそうな感じでした。

タイトルにディープシーとあるので、てっきり巨大な海洋生物が出てくる映画だと思っていました。いざ見てみると巨大ヘビ映画でした。ボス的な巨大ヘビはエラが付いていてなんとなく海洋生物的では有りますが、他のヘビは普通ぅぽくて通常サイズがウジャウジャ出てきます。アナコンダサイズもいました。前半豪華客船内でのバトル。後半無人島でのサバイバルな展開です。私的にはヘビより無人島にいたフジツボの怪物が気味が悪かった。しかしラストはこのフジツボの怪物のおかげで...。

プーさんやミッキーがホラー映画になる時代。今度はトイ・ストーリーがホラー映画になった?と、いってもウッディ達が襲う訳ではない。子供の頃遊んだぬいぐるみのオモチャが捨てられたり、雑に扱われたりしてその復讐のために持ち主を襲い始める。包丁を持って襲いかかるけど小さいぬいぐるみなので怖くはない。けどしつこく襲って来ます。ぬいぐるみに対してリモコンのロボットのオモチャで対決するのも面白い。チャッキーみたいに不気味差はなく最後までかわいい熊のぬいぐるみなのもこの映画の特徴です。今までもオモチャが襲う映画は有りましたがこの映画は面白い方だと思います。

随分前に映画館で見た以来久しぶりに見ました。昔の映画が高画質のブルーレイで見れるの良いことだと思います。でも中には昔の記憶のままがいい作品も有りますよね。この映画がそれでした。私が中学生の頃見た時はフィッシュマンが少し怖くて面白かったと思ってましたが今回見た感想は少しダルい展開とフィッシュマンは人を襲ったりしますが結局なんだったのかわかりません。余り恐怖の対象になってない。怪奇的な雰囲気は良かったかな。007のボンドガールだったバーバラバックさんも久しぶりに見れて良かった。

この映画を見るまでは殺人鬼がプーさんのマスクを着けて殺人を犯す映画だと思ってました。しかしホントのプーさんが残虐な殺人を犯す映画でした。昔は優しいプーさんだったらしいが友達のクリストファーロビンが学業の為引っ越してから変わった。それはクリストファーロビンがプーさん達の食料を届けてたが引っ越ししていなくなり、食料が貰えなくなった。空腹の為仲間を食べてしまいます。大切な仲間を食べてしまった罪悪感とクリストファーロビンの裏切りにより人間事態を憎むようになった。巨大なハンマーで人間達を惨殺して行く。映画事態はスラッシャー映画のツボを押さえた作品です。残念なのは美人が１人も出ていない事。物語の中心は女性グループなので数名出てるのですが１人もいい女がいない。クリストファーロビンの彼女役さえどちらかというとブスの類。ホラー映画は美女の悲鳴が絶対必要だと実感しました。

オムニバスホラーはいろんなタイプのホラーが見れていいですね。ミッキーロークが謎の案内人で出演してます。映画館に迷い混んだ人が主人公の映画が始まり、それぞれの恐怖が映画となって上映されます。もちろんホラーなのでバットエンド。映画を見終わった後、どうなってしまうのか。ネタバレは避けたいので気になった方は見て下さい。

パチンコの影響もあってお気に入りのキャラ。レムのフィギュアが欲しいと思っていた時に見つけて購入しました。劇中のメイド服もいいのですがこのワンピース姿のレムも爽やかな可愛さがあって決めました。このフィギュアいいのですが肌色が白すぎる感じがしました、服の色も淡すぎる気が。あくまで写真のイメージなので仕方がないのかなと。でも飾っているとそんなに気に無くなりました。パチンコにいく時には[勝てますように]と頭ポンポンして行ってます。

ハンソロの若い頃を映画にするのは反対ではない。むしろ作らせるのを知った時は期待していました。でもこれはスターウォーズとは違う。途中で監督交代等もあり製作も難航したのかも知れない。しかしヒロインのエミリアクラークは作品に恵まれないなぁ。このスターウォーズといいターミネーターといい超大作なのに評価されない作品が続いている。好きな女優なので今度こそビッグヒットとなる作品に出演して貰いたい。

映画も見ましたが決してカッコいいとは言えないシンウルトラマン。カラータイマーが無いと変に感じるし、体つきものっぺりして好きではない。でも宇宙人として見たらリアル感が有ります。このフィギュアも劇中のウルトラマンをよく表現してます。可動域も良く、色彩も問題無し。良く出来たフィギュアだと思います。

日本では珍しいスーパーマリオネット製SFアクション。最初テレビで見た時はカッコ良くてサンダーバードにもひけを取らない傑作だと思いました。でも全てがいいという訳じゃ無い。ストーリーが弱い。ストーリーが弱いのは多分マリオネットで表現しにくかったからだと思いました。永井豪先生の作品はアニメでなければ表現出来ないのでは。だとしてもこの作品にチャレンジした製作に携わったスタッフ達には尊敬しか有りません。最近フィギュアやプラモデルも発売されたのでXボンバーがまた注目されました。これを機にヒロイン、ラミアのドールが発売される事を願います。

タイムスリップをテーマにした戦争アクション。戦争アクションと言っても大規模な戦争シーンはありません。零戦との空中バトルがある位。第二次世界大戦前の時代。日本が真珠湾攻撃をすることを知る。タイムスリップした海軍は攻撃を止めようと真珠湾に向かうが...。カッコいいミリタリーサウンドのテーマ曲もグッド。懐かしいカークダグラスやキャサリンロス。空母や戦闘機も見ごたえあり。ラストまで楽しめる映画です。

トマトが人間を襲う考えただけでもおバカな映画。最初は普通のサイズのトマトが転がりながら人を襲いますが広範で巨大なトマトも出てきます。おバカ映画ですがアメリカではカルト映画としてファンクラブもあるらしい。チープだがパワーを感じる作品です。

アメリカ製TVムービー作品。日本でもテレビの洋画劇場で放送されました。子供の頃見たのですが、子供ながらにラストは呆気にとられた記憶がありました。