あるたんさんのレビュー

本作は兄貴スペシャル！ MR.BETARやこの兄貴シリーズが、今田を鍛え上げたと言っても過言ではない。 演者が皆楽しそうにやっているのも好感がもてる。 今回は特典映像なしです。

1500マイルというとおよそ2400km。 この作品は、隔離された少女たちが母親の元へそれだけの距離を歩いて帰った実話である。 本題は「Rabit-Proof Fence」、劇中で重要な意味をもつ「ウサギよけフェンス」の意味だ。 オーストラリアにこのような歴史があったとは全く知らなかった。無知な自分が恥ずかしい。 最後に本人らも登場し、より説得力が増した。 小細工をしない映像の美しさが随所に見られる。音楽も秀逸。 追跡人の佇まいもいい味を出していた。 こういう映画こそ、もっと多くの人に観てもらいたいと願う。

TVシリーズの３２年後を描いたOVA。 「赫奕たる異端１」の続きとなる第４話、第５話（最終話）が収録されている。 もちろん、セットで見るべし。 キリコやフィアナ、他のキャラでもそうだが、妙にアゴが尖っていて表情が不自然。違和感があった。 フィアナの最後はファンには酷評だったそうだが、ボトムズらしくこれはこれでおもしろいと思った。 元々、TVシリーズの後の話を作るつもりはなかったそうなので、あまり期待しすぎずに見るのがいいかも。

TVシリーズの３２年後を描いたOVA。 本作には３話収録されており、「赫奕たる異端２」に残りの２話が収録されているので、セットで見るべし。 「野望のルーツ」等のOVAと比べ、キリコの顔つきが不自然で気になった。 従来のボトムズらしさは薄まった気がするが、それでも残り２話へ向けてどうなるのか楽しみだ。

淡々と進行するストーリー。 そしてタイトル通り、みなさんに看取られさようなら。で、終わり。 心温まる とか、家族の大切さがわかる なんてことは少しも感じませんでした。

2008年5月12日 後楽園ホールにて開催された興行。 歌対決なんてのもあり、終始ほんわかした空気が感じられる。 残念なのは、選手コールから試合後の勝者テーマ曲が流れ始める部分までしか収録されていないこと。 やっぱり入場から見たいし、もう少し勝者が立ち去る間の余韻も楽しみたい。 こういう興行なら、なおさらそう思う。 当時のプロレスに思い入れがある私が見ても、さほど楽しくはなかったので、借りる人はそのつもりで！

2014のゴルフ編の浜田が最高に面白い！ いつもと全く違うキャラで魅せるという笑いに、是非注目してほしい。 全体的には、イマイチだった「４」に比べ、そこそこ良かったです。 ただ、「４」同様、特典映像がつまらないのは残念。

あれ… １～３に比べるとイマイチだぞ？ 特典映像も面白くない。残念。

さすが老舗バンドだけあってベスト盤も多数。 年代別のSINGLE HISTORYシリーズは広く押さえられますが、全作聴くのは大変なので、入門者には本作がいいかなと思います。 本音を言えば、メリーアン と 星空のディスタンス が聴きたかっただけなのです…が！この多彩な音楽性は凄いなと全曲聴いて思いました。

設定はチープなれど、そこはどうでもよくて、 "あの"結末と、そこまでの適度な緊張感を楽しめばいいのさ。 前半はスーパー店内のみで物語が進行。 箱の中でのパニック映画というのは多々ありますが、本作でもやがて無法状態になっていきます。 なにより見所は"あの"結末でしょう。 そりゃ主人公も発狂するよな。 細部の解決してない謎とかどうでもいいのです。 過程と結末で魅せる作品だしね。 ３か４か迷うところだけど、ラストが気に入ったのでギリギリ４ってことで。

３は、ゴレンジャイシリーズがたっぷり。 これが、とてつもなく面白い！ 他のコントにおいてもそうだが、現代では放送困難・製作不可能な作品も多い。 ごっつがすべてやり尽くしたと言われるのもよく分かる。 各コントのアドリブがこの番組の真骨頂でもあり、面白さの秘訣でもある。 そして何より、演者が本当に楽しそうにやっているのは、見ていて気持ちが良い。

スペインについて無知な私は、このような歴史があった事を知り、驚かされた。 一見テーマは重く感じるが、映像的にイマ風の演出や風合いがあって、割とすんなり観賞することができる。 看守、弁護士、そして家族の思い。 迫る死刑執行までの緊張感。 そして彼が亡くなった後の、国民の行動と、雨の路上に散らばる赤い花。 後半からラストまでの、緊迫感を維持したままの進行は見事だ。 単なる若者の悪ふざけ的な事は感じなかったな。 全力で生きる者たちの感動がそこにはあった。 オープニングに登場する妙な機械のようなものは、鉄環絞首に使う道具だったんですね。 永く心に残る映画となりそうです。

やはりお気に入りはアドリブたっぷりのMR.BATERかな。 当時の松本と今田の勢いが生み出した名作。 殺人事件シリーズのめちゃくちゃな感じも好き。 １から順に見てるけど、１の方が面白かった。

やはりごっつは"伝説"のバラエティ番組だ。 今の時代じゃ製作も放映も困難であろう。 現お笑いブーム以前に、ほとんどの事はやり尽くした と言われるだけのことはある。 MR.BATER等に見られるアドリブが、これまたとても面白い！ 当時の彼らの勢いが感じ取れる。 今田がこの番組で鍛え抜かれたのも良くわかる。

ビッグバトル…なるほど、見れば納得。 確かにビッグバトルであった。 時間軸的には、ＴＶシリーズ最終話のクエント消滅から、キリコとフィアナがコールドスリープに入るまでの間に入るエピソード。 ストーリーは若干チープだが、ボトムズの世界観は失われていない。 ＡＴを自ら整備・改造するシーンなどは、ボトムズならでは。他のロボットアニメとは違うのだよ！ フィアナは随分美人に描かれていた。出番は少なかったが。

冒頭の、逆に回る時計のエピソードが気に入った。 一歩間違えば、滑稽な話になりかねない設定。 だが、そういった事はなく、切なさをうまく表現できている。 進行が淡々としているので、もっとメリハリが欲しい。 うっかりすると、ウトウト…なんてことにも。

パッケージに１４７ＧＴＡらしき車が載っていたので、元ＧＴ乗りとしてその辺りの時代の車に期待したのですが登場せず… メーカーの歴史が中心で、その構成に関わる旧車数台しか解説してくれない。 一番新しいモデルでもＧＴＶ（916）が少し映る程度で物足りない。 ここ20年ぐらいの車にも、もっと触れてほしかった。

マイノリティの社会的地位向上に努めた活動家、ハーヴィー・ミルクの半生を描いた作品。 実際の映像も交えながら、進行してゆく。 ドキュメント性を重視するあまり、映画としての面白さはたいしたことない。 この手の作品にはよくある、仕方ない現象だ。 ただ、「仕方ない」で済ませてはいけない。もっと工夫のしようがあるはずだ。 結果的に感動も薄い。 単にミルクさんの半生を知るために観た、ただそれだけ。といったところか。

時系列順ではボトムズ作品の中で最も古い作品となる、ＯＶＡ第三弾。 同じくＯＶＡの「ザ・ラストレッドショルダー」とセットで見れば、さらに面白くなるだろう。 どちらも同じ星５だが、本作の方が上だ。 本作では、とにかくＡＴでの戦闘シーンが凄い。大迫力だ。 その挙動もたまらなくカッコイイ！ スコープドッグのデザインも相変わらず秀逸で、まさに兵器。 ストーリーもタイトル通り、まさに野望のルーツ。 ＴＶシリーズでは描かれなかったキリコの過去を見ることができる。 終わり方も見事。レッドショルダーに纏わる作品の最高傑作！！

ＴＶシリーズが気に入った人には是非観ていただきたい、ＯＶＡ第一弾。 劇場公開もされている。 スコープドッグのデザインの素晴らしさは言うまでもないが、なによりＡＴのモーションが堪らなくかっこいい。 それがＴＶシリーズの時より格段にアップしている。 そしてペールゼンへの復讐を果たそうとする４人の生き様。 ボトムズに相応しいストーリーに拍手！