ハメハメ大王さんのレビュー

日本版「ゴッドファーザー」に相応しい名作だと思います。鶴田の渋い演技は特筆ものですぞ。佐分利の凄みのある渋い声はマーロンブランドに共通するものが有ります。この頃の東映作品は元気があって良い！

ちょっと暗い映画ですね。何かつじつまが合わない個所が何箇所か見受けられました唯一広末のブラジャーとパンティーが垣間見えたのが唯一の救いかな。葬儀をあまりにも美化していることに疑問を感じます。私の妻は葬儀社に勤めていますが現実はもっとドロドロとした世界だと強く言っていました。まあ所詮映画ですからしょうがないか・・・・；。

政界の黒い闇を見事に映像化しています。仲代は今世紀5本の指に入る名優です。山本監督とのコラボ作品は邦画界の絶品です。とにかく面白い！必見、超お奨め！

とにかくいい。スポーツ大陸のテーマ曲は感動します。耳に優しい日曜の朝のモーニング食事のbgmにはもってこいの音楽です。勇気が湧いてくる名演です。

輪島公一と柳崔斗のボクシングの試合を思い出しました。圧倒的に不利な予想に反して逆転14ラウンドko勝ちした伝説の試合を思い出しました。輪島は2度も世界王座に返り咲いた不屈のボクサーです。相通じるものがこの映画を見て思い出しました。ただ映画はあまりにも上手く出来ていてもう一歩掘り下げた心理描写が不足していたような気がします。

深作の良い面でのやくざ映画の醍醐味が今一つ文太主演作品と比べると劣るようですね。「仁義なき戦い」も当初は松方という話もあったみたいですけれど、やはり「芸の深み」が菅原文太と比べると一歩松方は落ちると個人的には思います。まあそれだけ文太兄貴は偉大なんでしょう。この頃の作品には端役で今は名優「小林稔侍」がいい味出してますよね。あと野川由実子のぶ厚いタラコ唇はエロっぽいですね。

シャベリが多くて、期待外れでした。もっと音楽を聴きたかったです。景色なんかは良いですけれど。

前半は一流選手が登場し非常に楽しめたが、後半になるにつれて名前の記憶もないレスラーが登場してきてジリ貧の感は否めません。

一連のシリーズと比較すると内容が少し緩い。豪華配役人の顔見世興行的作品にとどまってしまった感有り。テンポも少し早すぎで３部作「日本の首領」のように３部作位で掘り下げて描いてもらいたかった。少し残念。

久石譲（クインシージョーンズ）のピアノサウンドは素晴らしいの一語に尽きる。体の中の老廃物を一気に体外へ放出する医学的効果がある。特にこのアルバムは「珠玉の逸品」と思います。これからも心洗われるサウンドの追及を目指して欲しい。

「仁義の墓場」のインパクトがあまりにも強烈だったのでどうしても比較してしまう。結果は相当低い。まあ悪くはないのだけれど、深作の個性が今一つ発揮されていない残念・・・。

このシリーズの中で一番傑作と信じ回数を見ている理由は・・ ●名古屋からタクシーで29000円凱旋帰郷の寅の勇ましさ ●ハワイ旅行へ旅立つ時のとらや前での寅さんの表情 ●羽田飛行場での飛行機を見送る切なさやるせなさ ●居留守中に居直り泥棒に入る財津一郎の抜群の「目の表情」 ●町中の人に居留守がばれたときに見せる森川信の「笑顔」 ●おばちゃんのハワイの衣装と竹馬に乗っているような靴帽子 ●若き初々しい栗原小巻の脚線美の見事さ ●蛾次郎の名バイプレイヤーぶり。御前様も元気です。 ●寅の幼稚園児ぶりの純粋さ。 ●寅のお土産の「不細工な人形」の見事さ ●寅が振られた時の凍りついた虎屋の混乱ぶり。 ●最後の汽車の中での「泥棒事件」を笑い話にしてしまう良さ ★初期作品の傑作でしょう凝縮された内容で松竹「寅さん祭り」で腹を抱えて涙が出るほど笑いました。懐かしい超名作！

安月給時代、ビデオデッキを初めて買った時、テレビから録画して初めて見たこの映画、当時はもの凄い感動に包まれました。が、30年経って今見てみると外人が多過ぎて、また、草刈他日本人の演技不足が目立ってしまう。まあ時代の変遷を感じました。これは角川映画に共通するものと言えるでしょう。面白いんですけど・・・。何とも複雑な気持ちにさせてくれる映画です。

東京学芸大学卒のエロ賢いマオミン。現在29歳、三十路を迎える本年、大人のオンナに変身して欲しい女ですね。その素質は十分だと思います。

仁義なきは邦画の王道です。菅原文太兄貴にはいつまで長生きしてもらいたい役者です。

それぞれの話が奥深く感動の連続です。涙が止まりません。テレビで続編を企画してもらいたいですね。

文太と千葉ちゃんのラストシーンに尽きる映画です。堕ちてゆく文太を見事に描いていますが、深作の「仁義の墓場」と比較すると堕ち度で★ひとつ減点かな。中島と深作いい勝負してますけどね、やっぱり深作1枚上かな。

若者が哀しいほどに一つまた一つと散っていく様が上手く表現されている映画だと思います。小倉一郎が最後おかまになっているシーンは非常に哀しい。この作品では文太兄貴は周りの若い役者のエネルギーに少し食われてしまっている様子ですので★４つにしました。

ナイトクラブでのフルビッグバンドをバックにしてのおチヨ姉さんの「夜の悶え泣き」はシビれます。「くやしいけれど・・♪」なんかの悶え方はもう最高です。「生」で見たかったですね。「ナデナデ」してもらいたいですね。もう奴隷になってもいいです。