カクテルヒロさんのレビュー

全編フランス語の西部劇で、ブリジット・バルドーとクラウディア・カルディナーレの2大セクシー女優が主役。1971年の作品なので、ＢＢ37歳、ＣＣ33歳、まさに油の乗り切った頃の作品です。 昔のテレビ番組が再放送されるとスタンダードサイズのため、両脇がカットされるけど、この映画も、カットされています。シネスコサイズ全盛期にまさかのスタンダードなの？ 映画は、2大女優の魅力が満載で、楽しく見ることが出来ました。個人的にはＣＣの魅力にＫＯされました。

白髪魔女と思ったら、冒頭に懐かしのビビアン・スーが、雪女役で登場し、白と緑の蛇妖怪、この蛇の体を持つ2人が、メチャクチャ美人。妖怪と人間のラブストーリーが展開する中で、ジェット・リーの老獪なアクションを取り込み、ちょいちょい笑いが入り込み、気が付けば、どっぷり映画にハマってしまいました。

いろいろな俳優がイップ・マンを演じていますが、やはり、ドニー・イェンのイップ・マンが一番しっくりきます。いつものようにブルース・リーとのシーンはありますが、今回は、ちょっと長めですね。ラストシーンだけでも良かったと思うのですが。 今回、息子の留学の為に、渡米したけど、実際のイップ・マンの息子は、留学していないし、イップ・マン自身、アメリカで、ブルース・リーとも会っていませんよね。白人による、理不尽ないじめなど、完全に『対アメリカ』を意識した作りになっていますね。 これで、イップ・マンを見納めになると思うと残念ですが、そこは、中国、数年後には、また、イップ・マンを見れることを期待しています。

これは、凄い映画ですね。冒頭、フカヒレ密漁シーンが、その先に繋がらないと言うB級映画の王道からスタート。家を吹き飛ばす程の巨大ハリケーンが近づいているのに、呑気に酒を飲む客。海が荒れ、ハリケーンと共に200万匹のサメの群れが登場。サーファーがサメに襲われているのに、のんびりビーチで日光浴を楽しんでいたら、足がつくほどの浅瀬にサメの群れが出現。そこから急に大雨と共に竜巻が発生、その影響で、サメが空を飛び、のんびりしたサンタモニカのビーチが一瞬でパニックになる。笑いが止まりません。 その後は、大雨により町が氾濫し、道路をサメが泳ぎ回る。なぜ、サメしかいないのかはどうでも良く、ハンパないサメの数に大爆笑。巨大なトルネードは、爆弾を投げ込めば、トルネードが消えるらしく、簡単に爆弾を手作りして、巨大トルネードを消滅、とどめは、チェーンソーを持ったまま、サメに?み込まれ、サメの腹の中から生還すると言った大爆笑シーン。 こんなに笑った映画は、久しぶり。大満足の逸品です。

原作も読んでないし、アニメも見たことが無いけど、話題作と勘違いして、借りてしまった失敗作。「進撃の巨人」みたいな壁があるし、人食いモンスターも登場する。 北川景子は、見てられるけど、浜辺美波をはじめとするじゃりタレの演技は、見ていられない酷さ。 借りたことを後悔した作品でした。

1年に1回、殺人を含む全ての犯罪が許される『パージ』シリーズの新作と思ったら、全くの別物でした。 まぁ、魔法捜査局が、魔女を合法的に処刑するところが同じ・・・と言いたいみたいですが。 『パージ』が始まると、ワクワクしながら見ると、裏切られますが、映画自体は、面白かったです。魔女は水に浮いたり、魔法を掛けると気圧が変化するなど、ツッコミどころ満載ですが・・・。

個人的には『犬鳴村』の方が、面白かったけど、悪くはないと思うので、星３つです。 今度の村は、設定が複雑すぎる。子供の頃に亡くなった母親が、成長した子供の前に現れる。何の説明も無かったので、「ママって、小学生が子供を産んだのか？」って、思わず、突っ込んでしまいました。 村シリーズは、これからも続くみたいだけど、「怖！」って、言えるホラーが見たいですね。

これだけのスターを集めたら、さぞかし凄い映画だろうと期待して見たのですが、大きく裏切られました。男優はオカマ、女優は悪女が、基本パターンですが、全員すべっています。 香港をはじめ、韓国、台湾などでも上映されたみたいですが、ハッキリ言って『日本の恥』ですね。

ムーランの映画は、いくつかありますが、ムーラン役の女優の中では、一番美しいかなと思います。物語は、ムーランが囚われの身になったりして、あれ？って感じですが、そんなに悪くはないと思います。

怖さは無いけど、面白かったです。でも、最後の千葉の物件は、頂けませんね。 冷蔵庫がでかいと思ったけど、あれを出したかったんですね。あそこで、笑いは必要ないんだから。 最後の笑いが無ければ星4つだったんだけどね。

実話らしいけど、鎧兜に日本刀、拳銃も繰り出す海賊相手に、棒一本で立ち向かう少林寺の十ハ人の羅漢。普通じゃ、勝てないと思うけど、これがメチャクチャ強い。 鉄砲隊に忍者まで要する130人の海賊が相手では、無謀すぎる戦い。どこまでが真実なのかは不明だけど、日本人としては、歴史は受け入れるけど、ちょっと、後味が悪い結末でした。

面白い要素がいっぱいあるのに、活かされていない。実話？いたずら？霊なの？ どっちにしても、残念な結果でした。1時間ほどの短い作品なので、暇なら、ちょい見してもよいのでは・・・

とんかつ屋の3代目アゲ太郎は、キャベツの千切りが得意だけど、とんかつは揚げたことがない。そんなアゲ太郎がＤＪを目指すのも面白いけど、アゲ太郎を支える町内会の若旦那衆がまた面白い。 何も考えないで、素直に笑える映画です。

多重人格も、ここまで来ると無理があるね。火曜日を中心描かれているので、月曜日のクズ生活が目立つけど、ちょっとだけ、出てきた月曜日を見ると、実際には、そうでも無いかも？ 各曜日が平均的に描かれていないので、「月・火・水」と「木・金・土」の二人を中心に、まるっきり別人格の日曜日があると、面白かったのに・・・ちょっと、残念。

サモ・ハン・キンポーは、キレキレなカンフーアクションが出来る本物のデブだったけど、体にゼイ肉の衣装を付けたドニー・イェンにキレキレなカンフーアクションを期待するのはやっぱり無理でした。 東京の街並みに似せたセットも違和感アリアリ、竹中直人も汚点を残す演技で、評価は上がるわけないけど、香港Ｂ級アクションとしては、そこそこ楽しめました。 でも、太らせないドニー・イェンの方が映画としては良かったと思う。

2時間20分、面白かったけど、やっぱり、長いかな。 主人公が、チック症だけど、笑って良いのか？考えてしまいます。無くてもよいのでは。 個人的には、1950年代のニューヨークが舞台なので、正直、物語よりも、車に見とれていました。シボレーやマーキュリー、名車を見るだけでも、満足です。

昔のクレヨンしんちゃんは、ギャグ満載の大爆笑アニメだったけど、最近は、ギャグも減ってきていると思います。今回も落書きなら、ハチャメチャな落書きかと思いきや、・・・ちょっと残念です。 まさか、コンプライアンスが関係しているのか？

4千年の歴史を持つ中国には、妖怪もいっぱいいるみたいで、妖怪を退治するハンターも多く存在しますね。 正直、珍しくない普通のファンタジー物です。真剣に見るのではなく、ながら見で楽しんでください。

予備知識無しで見たのですが、面白かったです。 透明人間になって、殺人を繰り返す、犯人は誰？、目的は？ 謎解きの要素もあり、ハラハラドキドキです。

前作は、特急電車の中にゾンビでしたが、今回は街中にゾンビが溢れ出る4年後の世界です。 人間が見捨てた半島で、ゾンビが4年間も生き延びているの？・・・などの野暮なことは気にしないで、楽しんでください。 カーチェイスのＣＧは、マズマズの出来で楽しめます。ツッコミどころは、多いのですが、それを上回る作品の出来です。面白かったです。