arrayさんのレビュー

待望の闇遊戯VS海馬戦。 オシリスVSオベリスク、ブラックマジシャンVSブルーアイズホワイトドラゴンといった心躍るバトルがたまらない。

４つの短編が収録。 キン肉マン２世も少し出演している話もあり。 一番気に入っているのはやっぱり結婚の話。

見どころはウォーズマン戦。 ウォーズマンのキャラが良いです。 ダースベーダーっぽいせいか善と悪の狭間で揺れ動いているようなのに、セリフをほとんどしゃべらないから察するしかない部分が気に入っています。

キメラアント編が終わり、舞台はハンター協会の内紛へ。 ハンター協会が舞台ということで懐かしいキャラも登場。 そして一気に新キャラが出るのですが、その中に・・・

激戦だったキメラアント編も今巻はバトル要素はなく淡々と終わりが描かれています。 綺麗に終わってなおジャイロなど未回収の伏線が今後どうなっていくのか楽しみです

獏良の登場するTRPG編の方に気が行きがちだが、前半にある短編たちがとても面白い。 杏子とのデートや前編後編で描かれるモンスターファイト、魔の龍札、城之内！魂のバトル！はどれも面白い。

前半は短編が多く、後半はTRPGの話。 長編であるTRPGの話は、獏良が登場し一回目のアニメの終盤を飾った物語なので完成度が高い。

イシズｖｓ海馬が面白い。 イシズのデッキが非常にインパクトがあり、とことん海馬対策がされているのが新鮮。

イシュタール姉弟のマリクとイシズのそれぞれの戦いがある巻。 マリクと舞の戦いはそれほど面白くないが、イシズと海馬の戦いは面白い。

ようやく獏良が参戦し、ついにカードを使って戦います。 千年アイテムに選ばれた獏良が使うオカルトデッキは、ものすごく癖が強くかつ面白いデッキでいいです。

あとがきでバトルシティ編のテーマが書かれています。 三幻神は何をイメージしてデザインされたのかなど興味深いです。

変則的な対戦が多い巻。 読むまで忘れていたけど表遊戯もレッドアイズブラックドラゴンを使っていたんだなとしみじみ。

敵と味方の境界線が曖昧な方向性を持つバトルシティ編。 その方向性が大きく表れているのが、この巻。 いつもとは違う立場になった海馬と城之内が見どころ。

かつて遊戯が倒した相手、羽蛾、梶木。 そんな彼らと今度は城之内が戦う。 過去キャラの再登場し、前とは違う対戦カードが組まれる展開が好きです。

圧倒的な力を持つ神のカードと戦う遊戯。 その神のカードの格を落とさずに勝つ遊戯の戦術が、非常に面白いです。

ドラマ要素が多いです。 ボードゲームは少ないものの出てくるゲームとドラマの親和性が非常に高いので満足感は結構あります。

ほとんど長編であるマーダーミステリーの話。 金田一が好きな人はおススメ。 最後の話は非常に続きが気になる引きで終わります。

バトルシティ編ではスーパーエキスパートルールが導入。 生け贄召喚（アドバンス召喚）があり、OCGに近いルールなのが良い。

ついに始まったバトルシティ。 グールズと戦う遊戯は、自身が使ったことのあるカードを使われるのが面白い。

宇崎ちゃんの母親が登場します。 うざい宇崎ちゃんの母親だけあって、ぶっ飛んだキャラクターになっており笑えます。