マリンとリンさんのレビュー

劇場公開の時余り良い評価が無かった第４作目。前3作は見に行ったけどスルーしました。DVDも前3作は購入したので迷いましたが4作目も一応購入。結果は買って良かった。ハッキリ言って超面白かった。確かに前作と比べるとゲスト出演者がショボかったりスタローンがそうそう退場したりして残念なところも有りますがそれを上回るアクションや爆破シーンが凄い。ステイサムが主演ですがこの作品がシリーズ中１番カッコいい。チームとしての活躍も頼もしくあっという間の2時間でした。これは見て損はない。私がオススメ出来るアクション映画の傑作だと思います。

演出次第では怖く、面白く成りそうだったけどねぇ～。どうにもこうにも怖くないしスリルも感じない。サスペンス感も足りずどう評価していいかわからない。2時間ドラマを見ている気持ちになりました。でも2時間ドラマの方が面白いかも...。

ゴジラマイナスワン、この素晴らしい大怪獣映画がアメリカを始め世界中で認められた凄い映画になりました。しかもアカデミー賞特殊効果賞迄取りました。ヤッター！! ゴジラの演出も今までで１番怖い。間近で暴れまくる恐怖感が半端無い。見所の放射能を吐くシーンも背鰭のギミックの独特の動きがあり面白い。 ドラマ部分が少しクサイ感じがしたけどそれが海外で受けたらしい。今が旬の俳優達の演技は素晴らしかった。 使われた音楽もキングコング対ゴジラ等の音楽が使われていていやが上にも気持ちが盛り上がる。シンゴジラでも怪獣大戦争マーチ等が使われてましたね。ヤッパリゴジラシリーズの音楽が使われるとテンション暴上がりです。 ラストの典子の首のアザが色々物議が有りますが私は後から少し怖くなりました。 この映画はただでは終わらせないよ、という 監督の強い意志が見えた気持ちですね。 次回作は敵怪獣の登場に期待したいと思います。 ブルーレイは特典映像も豊富で全部見きれるかなと心配しています。(笑)

パソコンも携帯電話も無い時代。情報はラジオと新聞そしてコミュニティーセンターのみ。郊外の一軒家に住んでいる老夫婦。ある日戦争が始まり爆弾が落ちるかもといった情報を聞く。先の戦争では余り影響が無かったからか普段通りの生活をしていたが爆弾が落ちて来たときの為コミュニティーセンターから貰ったテキスト通りにシェルターを作り始める。家中のドアを外し重ねただけの代物でそれで防げるわけないけどテキストを信じているおじいさんはそれで安心してしまう。 そして原爆が落ちて来た。 何とか命は助かったものの家は半壊。食料も飲み水も少なくなり、おばあさんの体調も次第に悪くなる。休めば大丈夫だよと励ますおじいさん。雨水を貯めて飲料水にしてしまう。次第におじいさんも体調が悪くなっていく。ここら辺が見てて辛くなります。原爆の恐ろしさがこの老夫婦には届いて無くて雨水は大丈夫だとか黒い灰を普通に浴びてしまうとかダメだよと教えてあげたくなり胸が痛くなる。 今も戦争が世界の中で起こっていますね。 指導者や人々がこのような反戦作品を鑑賞して貰えたら少しは気持ちも変わるのかなぁ。 イヤ変わって欲しいと思います。 アニメなので家族みんなで見れます。 吹き替えも当時の名優２人が当ててますので作品としても充分鑑賞出来ます。

サンゲリアの続編ですが話は続いていません。ゾンビ映画の傑作、１作目には及びませんがサンゲリア2も楽しめた。監督は１作目と同じルチオフルチですがこの頃体調が悪くて途中で監督交代があったようで前半と後半のゾンビの動き方が違います。前半はノロノロ動き後半は素早く襲いかかります。屋根から飛び降りたり鉈で追いかけ回したり運動神経抜群のゾンビ達。顔だけのゾンビが飛んで襲う奇想天外なゾンビもいてバラエティーに飛んでいますがメイクは１作目程凝っていません。カラダを撃たれても動きを止めてしまうゾンビに違和感も有りますが全体的な雰囲気から許されてしまう感じです。

音を鳴らすと現れる悪霊が住む家が舞台。この家が古くて照明が極端に少ない。なのでどの場面も暗い。暗すぎる。残酷なシーンは少なくホラーが苦手な人も見れる感じです。昔、この家に住んでいた家族の惨劇が呪いの始まり。戦争帰りの父親が小さな音でも爆音に聞こえるらしくそのせいで妻と娘を殺害。霊になっても音を鳴らす人間を殺害し続けていた。この呪いを食い止める事が出来るのか？良くも悪くもストーリーは王道のホラーですよ。

この映画がアサイラム社制作と知りませんでした。知っていたら見なかったです。でも見たのですがシャークネード見たいなオフザケ映画で無かったのが良かった。意外と面白く見れました。往年のイケメン俳優、マイケルパレも出演。歳をとったなぁとしみじみしちゃいました。VFXもなかなか頑張っていて見ごたえ有りました。これからはアサイラム制作の作品も見ていこうかなと思います。

70年～90年までアクション映画界で活躍を見せたチャックノリス。アメリカではアクション映画の神と崇められているらしい。俳優業を辞めた後も人気があり、エクスペンダブルス2に特別出演しました。代表作の地獄のヒーローシリーズは私も好きなシリーズ。この2作目はベトナム戦争の捕虜収容所が舞台になっています。アメリカでは[ノリスがベトナムに行ったのではない。ベトナムがノリスの元にやって来たのだ]と言われている映画でもあります。(笑)それだけアメリカでは神格化しているので有ります。捕虜のノリスが収容所で虐待に耐えてラストの大反撃に大興奮出来るアクション映画なのです。

いろいろなシチュエーションの映画がありましたが底無し沼をあつかった映画は意外と少ないよね。アクション映画の中でワンシーンに出るくらい。(すぐに助かることが多い)底無し沼の恐怖を全面に出した作品は珍しい。離婚寸前の夫婦の脱出劇は意外と良かった。底無し沼だけではなく夫が毒蛇に襲われてしまい、沼に沈むか、毒に殺られるか二重のピンチに襲われます。険悪だった夫婦の関係が徐々に修復していくのも見もの。ラストは秘密にしときますが最後まで楽しめた映画でした。

まず時代設定とプレデターと対するのが女なのがどうして期待出来なかった。最新の武器などで武装して戦わないとプレデターに勝てるハズ無いと思いましたが、これは予想に反して凄いSFアクション映画になっていました。その時代だからこその展開が面白く女の子が戦士としてプレデターに果敢に攻めて行く様が何ともカッコいい。時代が古いだけにプレデターも現代より武器が古い。プレデター2のラスト、プレデターに勝った刑事に渡された古い銃が出てきてシリーズの繋がりを見せてくれたのもずっとプレデターを見てきた方達に対してのプレゼントに感じました。またプレデターシリーズが続く事に期待したいと思います。

この映画はモノクロ映画として制作されたSFモンスター映画です。随分前、SF雑誌などでアメリカ版ラドンと紹介されていたのを覚えています。内容はというとラドンの特撮には足元にも及ばないのですが東宝特撮では無い人を食うシーンが多々有ります。戦慄を覚えるようなリアル感はなくどちらかというと笑っちゃう感じですけど。造形も巨大化したハゲ鷹見たい。この見た目で宇宙から来た巨大生物という設定もムリな気もしますがモノクロ映画の時代には良かったのでしょう。数年前モノクロ版を購入して今回カラー版を購入。今回のカラー化はカラーが安定しておらず色のムラが有ります。そこが残念でした。でもモンスターの色が分かっただけでも良かったかな。

ジョーズ以降様々なサメ映画が誕生しましたが２つに分かれますよね。シリアスとコメディ。私は断然シリアス派なのでこの映画は大変面白かった。現実に海に取り残されたら起こるかも知れない恐怖を描いています。目の前で仲間が１人ずつサメの餌食になるのは現実だと相当怖いです。シチュエーションスリラーとしても楽しめます。サメの描き方も良かったけど泳いでいるシーンがクリア過ぎる場面が時々あって少し違和感がありました。でも全体的にはよくまとまったサメ映画でした。

見た感想は最高に楽しめました。前作も面白かったけどこちらの続編がさらに面白かった。ジェイソンモモアのアクアマンはいいですね。前作では弟との対決がメインでしたが今回その弟と手を組んでブラックマンタ率いる悪の組織との全面戦争が始まる。この映画展開が早くて飽きさせない。しかも凄くハデなアクションが次々とあって退屈する暇が無い。しかし今回の作品でDC映画を全てリセットするらしい。アクアマンが続けば多分違う俳優が演じるらしい。ジェイソンのアクアマンが好きだったので残念です。でもこの映画は本当に最高に面白かった。

エイリアンの地球侵略を静かに描いたSFサスペンス。派手さはありませんが見ごたえ有ります。宇宙からの電波をキャッチするため奮闘する男。演じるのはチャーリーシーン。私生活でいろいろ問題を起こして表舞台から消えましたが、この映画ではシリアスな演技でリアルに見れました。巨大なパラボラアンテナの上での対決もハラハラ。エイリアンは人間に化けているのでこの人エイリアンなのかという疑心暗鬼なところも見所。

最初に言っておきますがハッピーエンドです。ただ話の展開がスリリングなんです。いじめられている男の子と予知夢を見ることが出来る妹が主人公。妹はお兄ちゃん大好き。近所で起こる少年少女誘拐事件。お兄ちゃんも誘拐されてしまいます。ある地下室に閉じ込められますがベッドとトイレ、そして壁にある壊れた黒電話。断線もしてあるのに電話がかかってくる。そのベルはお兄ちゃんしか聞こえない着信ベル。その内容とは？絶望の中にわずかな希望、そして妹の予知夢、黒電話にかけてくるのは一体誰？誘拐犯を演じているイーサンホークはほとんどマスクを着けています。そのマスクも何種類かありマスクで感情を表現しています。それが不気味です。実際には誘拐されたらほとんど絶望的だといわれますがこの映画の中では助かりますのでバットエンドが好きな人には評価は低いかも。私的にはあー良かった、とホッとして鑑賞を終わることが出来ました。

日本のタイトル、ガバリンの3作目。ガバリン前２作と繋がりはありません。製作は13日の金曜日のショーンSカニンガム。主演はランスヘンリクセンとブライオンジェームズの２人。このクセのある２人の共演は興味深い。特に今は亡きブライオンさんは名脇役として様々な映画に出演されてこの作品で初の主役を演じました。強面なので悪役ばかりでしたが今回も不死身の殺人鬼ジェンキを堂々と演じています。素はとても優しく明るい人で業界では人望があったそうです。80年代後半の作品ですがまだ80年代の善きホラー映画の雰囲気がある映画だと思います。

仮面ライダーウィザードのヒロイン役の奥仲麻琴ちゃんを見たくて購入しました。可愛くて好きなのですが映画の内容は残念でした。低予算は仕方がないけどそれ以外のところでも何故？というシーンが結構あってコワイというより笑ってしまう。脚本と監督の力量不足としか言いようがありません。

ルトガーさんの代表作といえばブレードランナーを思い付きます。映画史にのこる静かな凶器を秘めたレプリカント役が強烈な印象を残しました。このウォンテッドはそれから何年後かに製作された作品。(今、年代が分からない)ルトガーさんも少し歳をとりブレードランナー時の鋭さは有りませんが、ここぞというシーンではサスガにカッコいいところをみせてくれます。改造ショットガンを相棒にキレたアクションが展開します。派手な映画では有りませんがルトガーさんの魅力を堪能出来る作品です。あとハードロックのKIISのボーカル、ジーンシモンズが悪のリーダー役で出演。もちろん素顔で出てますよ。

不気味な手のオブジェ。この手をある数分握ると霊が憑依し快楽を獲ることが出来る。しかし一定数分を過ぎると霊が憑依したまま命を落とす危険性が...。若者達が快楽を獲るためノリでこの遊びを楽しむのだが１人の女性が一定分以上に握ってしまい霊に取り憑かれてしまう...。これまでに無かったタイプのホラーで面白い映画でした。