YOU44さんのレビュー

ランキング情報

3ヶ月ランキング

-

年間ランキング

-

参考になった

134

レビュー投稿

350

レビュー一覧

1-20/350件

住みにごり (1)

電子書籍

住みにごり (1)

投稿日 : 2024/12/08

奥行きのある作品

何かぞわぞわするなというまま 読み進めた。 寝たきりの母親の笑顔、 引きこもり部屋の階段のホコリ、 タンクトップ姿、父親の容姿。 ホラーと言っていい。 でも読み進める理由は 時々ある兄の無邪気な表情、 回想の母、美人の姉。 何かありそうな気にさせる。 柄パンの横裂けとか、 ポテチの計算式とか (自分でもあるあるなので) 実生活感に共感してしまう。

もっと見る

参考になった

0

‘隠れビッチ’やってました。

電子書籍

‘隠れビッチ’やってました。

投稿日 : 2024/06/15

著者に敬意

ネタバレ

自分の知らない世界を垣間見れるのが 本の醍醐味。 想像としても自分の世界が広がる。 そう実感できる本に出会えたら幸せだ。 そんなこと思う本書。 自分は男性なので、異性の視点という点でも 新鮮だった。 まず「隠れビッチ」という言葉。 ビッチはみんな色気とか淫靡がダダ漏れだと なぜだかずっと当然と思っていた。 無垢だった。 生活圏では周りビッチであることを気づかせない 工夫…「計算して清純派に擬態」(P4)。 そんなことまでしていたのか。 予測もつかなかった。 生きるうえで獲得した知恵。 こういうのはリスベクトなりうる。 さらに「清純派への擬態全体図」が詳しい。 「服選びに悩んだら相手から見て脱がし やすそうな服を選ぶ」(P6) この視点もなかった。 「エロス漂う清純派」 矛盾した言葉だがすごい。 「言葉はタダだ!じゃんじゃん褒めろ!」(P7) 人生論でもある。 「3年間で200人とデートしちゃいました」 こうやって本にして知らしめてくれた 著者に敬意を抱く。

もっと見る

参考になった

0

じゅくじゅく (1)

電子書籍

じゅくじゅく (1)

投稿日 : 2023/12/20

「ああそっち」の新しさ

これは新しいな。 正直驚いた。 冒頭典型的ないじめの話。 それを助けようとする幼馴染二人。 そしてそのいじめをやめさせようと 金八先生をやる担任の体育教師。 その後の展開はいじめが過激化するか、 主人公が化けるか、はたまたみんないい人になるか。 ベタだ。 一番面白くないのはハッピーエンド。 その展開になりそうな流れで…。 絵も昭和的で大げさで…でも、ああそっち。

もっと見る

参考になった

0

だぶるぷれい 1

電子書籍

だぶるぷれい 1

投稿日 : 2023/11/29

ストーリーがしっかりしてる

宇仁田ゆみ『縁もゆかりも』のレビューに 「かなり無理があると思う…」というのがあって、 逆に興味が湧いて読んだことがある。 今回もそれに近い出だし。 同級生・学校のヒロイン的女子と 親の再婚で同居、しかもそれを知らされてない… ってベタだろう。 でもヒロインの穂村蘭がショートカット・アスリート、 セーラ服が似合う、絵柄も劇画風で上手いので許す。 しかもエッチ。 それと…、ストーリーがしっかりしてる、うん。 「だぶるぷれいす」ってどういう意味? それを考えながら読み進める。

もっと見る

参考になった

1

路傍のフジイ【単話】(8)

電子書籍

路傍のフジイ【単話】(8)

投稿日 : 2023/11/26

最初から存在しないんじゃないでしょうか

「もしかしたら、田中さんがイメージしてた人は 最初から存在しないんじゃないでしょうか」 妄想や幻想で勝手に思い込んでいたことの不毛。 昨日呼んだ『ミワさんなりすます』第16話の 美羽の言葉 「怒るとか、悲しむとか、 そういう気持ちを自覚したことが、 今まで一度もないのよね。 そんな感情に振り回されるの、 無駄だとも思うし。」 を思い出す。クールだ。 本話での石川さん 「これで私に対する態度が変わるやつが いるかどうか…見極めてやる」 もすごい。

もっと見る

参考になった

0

縁もゆかりも(1)

電子書籍

縁もゆかりも(1)

投稿日 : 2023/11/25

結構温和だった

「かなり無理があると思う…」 というレビューがあって 逆に「どこが」と思って読んでみた。 離婚して息子と実家に戻る43歳女性。 個人的にも最近親戚が結婚が1年で 離婚したので他人事に思えない。 そっちは男性で1歳の息子は元妻に親権が。 珍しい話では全くない。 「無理」って突然別居した実兄と同居とか かな。 シリアスに話が進むのかと思ったが 結構温和だった。

もっと見る

参考になった

0

単身花日 (1)

電子書籍

単身花日 (1)

投稿日 : 2023/11/25

新しい展開に期待

「花日」とはどういう意味か。 花も人も神様から与えられ、守られ、愛されていることを 感謝する日。 6月の第2日曜日のこと。 どう内容とリンクするのかは 今のところ不明。 実写ドラマ化されているという広告があり、 ちらっと読んでみた。 広末涼子のW不倫が巷を賑わせたのは 半年くらい前か。 作者は『ぼっけもん』のいわしげ孝。 絵柄は昭和的な古い感じだが、 相変わらず勢いがある。 不倫ドラマは丁度同時期『泥濘の食卓』を 放映していて、トレンド感があるが、 『フリーレン』や『ミワさんなりすます』を 読んだ後だと、ちょっと新鮮味に乏しい。 ありがちな単身赴任の不倫話、 郷里の同窓というのも手垢感ある。 新しい展開を期待して読んでいる。

もっと見る

参考になった

0

ミワさんなりすます【単話】 (16)

電子書籍

ミワさんなりすます【単話】 (16)

投稿日 : 2023/11/24

感情に振り回されるの、 無駄だとも思う

「怒るとか、悲しむとか、 そういう気持ちを自覚したことが、 今まで一度もないのよね。 そんな感情に振り回されるの、 無駄だとも思うし。」 美羽が居酒屋で語る。 ああ、そういう割り切り方って賢いかもって思う。 一生を貫くような言葉ってこうやって出会うのだ。

もっと見る

参考になった

0

ミワさんなりすます【単話】 (15)

電子書籍

ミワさんなりすます【単話】 (15)

投稿日 : 2023/11/23

美羽の満面の笑み

ついに本物のミワが登場。 一体どうなるのか? 本作はほんと印象的なシーンが多い。 本話、美羽の破顔、満面の笑みシーンもそう。 絵がうまいから為せる技だ。 「まさか、私と同じこと考える人がいたなんて?」 次ページに驚愕だ。

もっと見る

参考になった

0

ミワさんなりすます【単話】 (9)

電子書籍

ミワさんなりすます【単話】 (9)

投稿日 : 2023/11/23

彼はうまくいっていて、 私はうまくいってない

「なぜなら、彼はうまくいっていて、 私はうまくいってない」 元彼の正論にミワが言い返せなかっ理由。 「ああ、そういうことだ」 自分でもどういう出来事があったって、 この言葉で腑に落ちた。 そういう言葉の発見って嬉しい。

もっと見る

参考になった

0

ミワさんなりすます【単話】 (8)

電子書籍

ミワさんなりすます【単話】 (8)

投稿日 : 2023/11/23

黒下地に白文字

印象的なシーンが多い。 第七話では、ミワの目を輝かせた映画話、 「犯罪を犯そうなんて人は、そうそういません」 の時のミワの表情。 絵が上手いんだと思う。 そして今話の冒頭、黒下地に白文字で 「来た。」。 読者が誰も思ったこと。 それをこんなズバリな表現をするとは… 素晴らしい。

もっと見る

参考になった

0

路傍のフジイ【単話】(2)

電子書籍

路傍のフジイ【単話】(2)

投稿日 : 2023/11/20

衝撃受けた

衝撃の本話。 第1話でいい感じだった石川さん。 扉からぶっ飛ぶ。 でもそれが今風なのかも。 一気に深くなる。

もっと見る

参考になった

0

路傍のフジイ【単話】(3)

電子書籍

路傍のフジイ【単話】(3)

投稿日 : 2023/11/20

自分がわかっていればいいです

「みんなに理解してもらうのは難しいと思います。 自分がわかっていればいいです」 心に刻まれた。 「ホテルで休んでいきません?」 と誘う石川さんに 「行きません」 淡と答える藤井。 こういうセリフ言ってみたい。 「僕には…わからないです…」も。 そして本話の最も良かったのは 石川さんの「いつものホテルで…」 の返信。安易じゃないのがいい。

もっと見る

参考になった

0

路傍のフジイ【単話】(4)

電子書籍

路傍のフジイ【単話】(4)

投稿日 : 2023/11/20

答えはない

「僕は…無理してまで 人に好かれようとは思いません」 第一話の田中、第二話の衝撃の石川さん、 そして今回は矢部。 「僕は僕は多少無理してでも人に好かれたいです」 と矢部は言う。 主人公の藤井は変わらないが 関係する人間が変わると世界が変わる。 そういうこと。

もっと見る

参考になった

0

最近この世界は私だけのモノになりました…… 1

電子書籍

最近この世界は私だけのモノになりました…… 1

投稿日 : 2023/10/08

画期的だった「世界の終わり」と「エロ」

エロマンガの重鎮・唯登詩樹先生 こんな作品も描いていたんだ。 『ケムリクサ』『装甲娘機動隊』など 「世界の終わり」の話はたくさんあるが これほどエロと絡めた作品はないだろう。 画期的だ。 ホムンクルス先生と双璧、 相変わらずのおしゃれなエロ描写がエロい。

もっと見る

参考になった

0

ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました 単行本版 (1)

電子書籍

ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました 単行本版 (1)

投稿日 : 2023/09/26

幸薄そうな顔が好き!

「その幸薄そうな顔が好き! 世の中に希望持てない 死んだ魚のような目がたまんない!」 「荒縄で柱にしばりつけたい?」 丹羽のセリフがいい。 「わたしのに触んな、変態」 イケメン二人にこのセリフはなかなか言えない。 この作品、丹羽ちゃんの存在が大きい。

もっと見る

参考になった

1

今夜、M山町のホテルで… (1)

電子書籍

今夜、M山町のホテルで… (1)

投稿日 : 2023/09/06

欲望と人生と悲哀と

ロバート・アルトマン監督の遺作 『今宵、フィッツジェラルド劇場で』を 彷彿する題名。 期待を裏切らない良作だ。 部屋番号はランダムで意味はない。 主人公は毎回違う。 渋谷M山町のラブホも毎回違う。 風俗を題材の漫画は傑作が多い。 『フルーツ宅配便』に『レンタル妻』。 不倫、デリヘル、ママ活と 時代を表しているのとそれぞれの 「訳あり」が人生を感じるからだと思う。 主人公とラブホは毎回違うと書いたが デリヘルとママ活話は繋がている。 ファミレスでママ活相手の悪口を聞かれるとこ 映画『猿楽町』を思い出した。 絵柄もいい。

もっと見る

参考になった

0

R15+じゃダメですか? (1)

電子書籍

R15+じゃダメですか? (1)

投稿日 : 2023/08/21

R15にこだわるのは斬新

これは面白いなあ。 微妙なズレの妙。 映画好きにもたまらない。 奥手なヒロイン・秋音の ピュアぶりが可愛い。 『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』 が頭に浮かぶ。 このドタバタ・ギャップが可笑しいのだ。 委員長が小柄なのもいい。 そして一番は、クールな冬峰くんのズレぶり。 AV鑑賞には驚いた。 もうズレすぎて尊い。

もっと見る

参考になった

0

去る者は日々に疎し 1

電子書籍

去る者は日々に疎し 1

投稿日 : 2023/08/21

清楚な少女のエッチなシーン

このフレーズをタイトルにするとは なかなかのセンスだなと思ったが 一番惹かれたのは表紙・セーラ服姿の 笑みを含んだ表情の少女。 この絵は好きだ。 清楚なイメージなのに冒頭からエロいシーンで 始まる。 このギャップに驚く。 やっぱりこういう絵を描く人の 作品は間違いないな。

もっと見る

参考になった

0

教えてブラジャー先生 1

電子書籍

教えてブラジャー先生 1

投稿日 : 2023/08/18

ブラジャーで先生って…素晴らしい

画期的だ。 ブラジャーというのが。 冒頭 「いくら先生が足りないとはいえ」 「まさかこんな先生がくることになろうとは…」 この時誰もが 「不良学級に、こんな陽気で可愛らしい先生が…」 の意に解釈したと思う。 この意外性!。思わず見返しちゃった。 「ブラパン専科」に始まり 綾瀬はるかの「おっぱいバレー」と 「ブラジャー」「おっぱい」は年頃の男子キラー。 すべてを理解した上で、こんな展開… 素晴らしすぎる。

もっと見る

参考になった

0

1-20/350件

1-20/350件