YOU44さんのレビュー

メガネ秘書・岡林瑠美の ストッキング太ももがエロい。 三人三様の女性陣に作者のサービス精神を感じる。 まあ痴話喧嘩です。

「お得って素敵」 主婦（夫）として正論だ。 元カノが元友人と結婚生活って確かに 妄想しちゃう。 そんなことより月輝子がブラ外してからの 鎖骨が鮮やか。（胸鎖乳突筋の図はおかしい） 無防備顔の月輝子に罪悪感を覚える。 でも月輝子は不倫してないのかなあ？

ストッキング越しの足指をこんなに 丁寧に描いたの初めて見た。 陽人の太ももをグリグリってやつ。 「一円も稼いでない私ができることは 一円を大切にすること」 星奈の言葉にキュンとする。 「しゅふとも」という言葉もいい。 そして…星奈の夫に驚く。こういうことっ？ さて今度は月輝子が気になる。

甘詰留太作品はエロのツボを押さえてる。 『せふれ』しかり『じょふう』しかり。 本作も随所にそれを感じる。 前出の作品もセフレに女性風俗。 絶妙の設定だ。本作は専業主夫。 主夫だからオラオラの不倫にならない。 日常生活感のある不倫はエロい。

エロと肉体美フェチは微妙に違う。 ただ連動はしていると思っていい。 その微妙なところを見事に描いている。 画期的だと思う。 阿下喜がエロ、三蔵が肉体美と言ってもいい。 その二人が「お互いを認識した」のだ。 美脚フェチは突き詰めるとソケイ部や 肋骨フェチだったりする。美脚は現象なのだ。 好きな人が中年になってお腹の筋肉が緩むと 一気に魅力なくなったりする。 感じていたのは顔や胸やお尻や脚ではなく それを司る身体（体幹）だったから？ 本質が何かに気づく。 三蔵が「めちゃ見てるやん」と言って 阿下喜が（サッ）と無表情で上を向くシーンと 「変態だとは思うけど」と言われた後の間が好き。

何も考えないで読み始めたが 「ヒーラー」って何だっけ？ 「ダメージを受けた味方を回復する癒やし役」か。 あと注意すべきはヒーローは「ガール」、 ヒーラーは「ボーイ」ってこと。 強いヒロインをマッサージで癒やす男性の話だったのだ。 「健全と非健全を併せ持つ完璧なヒーロー」が 「キモイ。生理的にムリ」と言いながらも マッサージに感じる。これはエッチだ。 少年漫画風に書き込まれたタッチも雰囲気ある。

下乳に「たぷん」の文字はエッチだ。 そしてついにオイルマッサージ。 これは待ってたやつだ。かなりエロい。 ヒーロー話では全くなくなってきた…

乳首に反応するシャドウが可笑しい。 目がハート…。 「WEEKLY快楽天」のシャイン・ナビス 『淫謀』を思い出す。 人が快感にもだえる姿って こんなに魅力的なんだと思った。

異世界では傷ついた勇者をヒーラーが癒やす。 そういえば『回復術死のやり直し』はエロかった。 閑話休題。本書は異世界ではなく ヒーローものなのが新しい。 しかもヒーローが女性で ヒーラーが「生理的にムリ」男性。 こういう組み合わせってアダルトでは よくあるヤツだ。キモメンに昇天させられる美女。 今話もシャドウの感じる姿がエッチだ。

手慣れたタッチでベテランの貫禄がある。 内容もヒーローものなのにちょっとエッチで 手慣れている。流石だ。 クールなヒーローが見せる一瞬の弱み、 その瞬間が一番の見せ場、きゅんとする所だと 作者は熟知しているのだろう。 「あんっ」 シャドウが修善に触られて思わず喘ぎ声をあげる。 これはグッとくる。

題名が秀逸だ。 シンプルで印象に残る絵柄も好き。 『エヴァンゲリオン』の渚くんは 古典的映画『渚にて』から命名と知り DVDをレンタル、観てみた。白黒だった。 こんな古い時代からこの世界観があったのかと 感動した。 その後「世界の終わり」に興味があり ミッシェルガンエレファントを聞いたりもした。 その一連の中に本書もあると思う。 世界観としたは楳図かずお『漂流教室』や 望月峯太郎『ドラゴンヘッド』なんかも彷彿する。 ロシアのウクライナ侵攻や温暖化。 こういう世界も現実味を帯びてきた。

実はホラーが苦手で「ゲゲゲの鬼太郎」さえ いまだに観れない。 だから本作の人気は知ってたし アニメで雨宮天ちゃんが声優やってるのも 知ってたが読めなかった。 先日偶然Noise『それは霊のしわざです』 を読む機会があり、すごく面白かった。 それで何となく読んでようという気になった。 「ニュー感覚・ホラー・コメディ」確かに。 怖さとグロ、可愛らしさとエロが同居。 「霊との距離感」がキーワードだと思う。 反応しないように踏ん張る「みこ」の 無表情に萌える。この感覚は新しい。 味わわなかったら損だ。 第9話はグッとくる。ここでお父さんを 登場させるとはニクい。 「あとがき～見える子ちゃん誕生秘話～」 作者の妻がいい。

ヒロインは『恋は雨上がりのように』や 『古見さん』のようなクール・ビューティ。 小松菜奈に演じさせたい。 そんな黒ロング美人が 男子中学生の脳移植でちょいエロに…。 女体化や男女入れ替わりとは違う。 人格はそのまま。この設定が絶妙だ。 無意識に看護師さんのお尻触っちゃうのは 笑える。 日常、街場でのセクシャルな一コマに 目が行ってしまう清楚美人。 このギャップが生命線。萌える。 周りの女性たちが気づいていないから 卑猥に思うのは本人だけ。 このギャップも良いのだ。 第5話「目覚め」が傑作。マゾっ気にゾクッとする。 指摘したいのは女性作者ならではの視点。 ピアノの鍵盤やデパートの遊具のアールに お尻を連想する男性はまずいない。 こういうのは楽しい。 あとがきを読むと作者さんの天然ぶりが知れて 更にうれしい。

丹羽がヘルス嬢の胸に触った瞬間、 自分の部屋に居た紡（つむぎ）が突然感じて ミニスカごしのパンツが（じわぁ…）てなるシーン。 何度見てもグッとくる。

今回はナポリタン。 イタリアンってしっかりたっぷり食べたい代表だ。 前話がカレー、庶民的でいい。 ただ男性側は食費負担したいところ。 それと隣同士で同じもの同じ時間に食べるなら やっぱり同棲したいよねえ。 自然そういう流れになるんだろうか。

これはよくあるやつだ。 作り過ぎちゃったのでおすそ分け。 おばちゃんとか年配者に多い。 特に田舎な話なので都会のしかも若者では珍しいかも。 結構引かれちゃうパターン。 でも人情味を感じるからか こうやって共感を持って作品になっているのだろう。 煮物っていうのがほっこり。 「きのう何食べた？」とはまた違う家庭料理な話だ。

読み始めてすぐ、すごく禍々（まがまが）しい あざとい話だと鼻白んだ。 売れない漫画の弱みにつけ込んで…って。 高3の香穂が漫画家夢見てる姿、 最近とよ田みのる先生の『これ描いて死ね』 読んだばっかだったからジーンと来ていた。 エロ写メの時点でNGだろ。 でもマンガ家さんって一途だ。応援しよと思う。 題名がストレート！

「ドウキ」とは「同期」。 同じ大学で職場も同期。 さらにセックスが筒抜け（シンクロ）になることに。 相手が犬猿の鉄仮面女子・紡（つむぎ）だから 妙にエロい。 居酒屋でのパイスラ（たすき掛け）もマニアック。 「なんで隠さねーの…？」渋い。 「『役立たず』って言ったはちがうから…」 胸きゅんってなる。絵が上手。

折りに触れ読みたくなる本。 何がどうってないけど 「分かるわかる」って感じ。 エロマンガでは重い時 ちょっとエッチが良いのだ、 っていうか十分オヤジ目線だろっ！ 昔流行ったむっつりスケベってやつです。 確信犯。さとられないのがすごい。

まだ3巻しか読んでいないけど 多分あらゆるエロが網羅してあるのだと思う。 特に好きだったのが第1巻のセクシーポーズタイムと 第2巻マチルダのノーパン顔騎。 今巻は明日香のミニスカ・トップレス姿がいい。 ドクロマンの「『愛』が抜けている」は正論です。