赤運太郎さんのレビュー

キャラも良いし、バカバカしくて笑える！ エロとファンタジーが好きなら 見るべし、10点！！

前作『射鵰英雄伝』で郭靖を裏切り、 非業の最期を遂げた楊康の息子を 主人公にした続編、全52話。 前作がかなり面白かったので、 ワクワクしながら見たのだが… 登場人物は性格が悪いかおバカのいずれか、 毎回おバカが性悪に騙される・誤解で悲劇が 起こるの繰り返しで、かなりイライラしました。 前作のヒロイン・黄蓉に至っては 性悪おばさん化していてガッカリ！ 特にそのバカ娘・郭芙の傍若無人さと 中盤のあの行為は、どうしても 許し難いものがあります。 また登場人物たちの過去がしっかり描写される半面、 若干テンポが悪く、前作の様に明確な目的（復讐や 救国など）に即した面白さはないのが、ちと残念。 ただ、終盤は覚醒した主人公の活躍が格好良く、 最終回の大円団はイラつきながらも最後まで 観て良かった！と思わせてくれます。 アクションなども派手で良かったですが、 前作を知らないと楽しめない内容なので、 まずは『射鵰英雄伝』からしっかり見る事を お勧めします。

ゲームしてないと謎の設定と話で 一見さん置いてきぼりの展開。 主人公モテモテのラブコメパート、 際どい恰好した娘たちをHな アングルから描いたど派手な戦闘、 意味不明なセリフで感動的にまとめる ご都合主義全開のお涙頂戴シーン。 これの繰り返し、かつてのfateと違い ただの萌えアニメ。 人間時代のギルガメッシュも見られるが… イマイチ格好良くないし、最終回で なぜ生きているのか謎。 ゲームしてればまだ楽しめたのかもしれないが、 正直期待外れでした！

ラオウとの決戦から数年後、 天帝の支配に抗うバットとリン、 帰って来たケンシロウの 新たなる闘いを描く続編。 成長したリンとバットが 見られるのは嬉しいが、 北斗四兄弟・南斗戦に比べると 全体的に物足りない内容。 まず登場キャラに魅力がなく、 前シリーズに輪をかけて おバカな展開。 前半は頭スカスカ将軍・ ファルコの優柔不断さが原因、 後半はシリーズ筆頭の ろくでなし爺ジュウケイが 諸悪の根源。 更に言えばジュウケイを過去に しっかりヒデブしなかった リュウケンの詰めの甘さのせい。 修羅の国のシャチはレイの ソックリさんだし、 ラスボスはラオウとサウザーの 劣化コピーでマザコン‼ こんなんが北斗最大の悪役だとは… 後付設定だらけでツッコんだら きりがないが、それでも なんだかんだで先が気になってしまう！ 最終回では悔しいが感動して しまったので、やっぱり好きなのだろう。 リンの件がモヤモヤするので、 原作の最後までアニメ化して 欲しかったなぁ〜‼

娘大好きのイケメンパパが突然 不細工なヒーローにされるお話、 全12話。 最初は同人アニメの様なクオリティと 意味不明な展開に？だったが… 「ワンパンマン」からアクションを抜いて、 「銀魂」のお下品ギャグをぶち込んだ ような内容で笑えた！ 1話10分ぐらいなのでサクサク 見られるのも良い。 バカらしい～と思いながら、悔しいが 最終回でちょっと感動してしまった… ラストは蛇足だが、二期がある様なので その関係だろう。 最近の国産アニメはお金ばっかり掛けて 内容がイマイチなのが多いが、 こっちは如何にも手抜きっぽくて くだらないのに楽しめた。 アニメの面白さって何だろう？ ふとそんな事を考えてしまう作品だった。

光の巫女を巡る、自由気ままな 雇われ忍者と異形の忍者たちの 死闘を描く冒険活劇、全13話。 ほぼ一話完結で、道中次々と新しい 敵が現れる時代劇っぽい展開。 ビジュアルとアクションは良かった。 ただ所々グロくて、誰得？な エロシーンがある。 特に虫嫌いの方は見ない方が良い！ また三つ巴の戦いが延々と続き、 勝手に敵が潰し合ったりと、 話がどうも散漫な感じ。 最期まで見ても全貌はよく分からないし、 ヒロインも淡白すぎて魅力がない… 次から次と奇想天外な敵が現れる所は 嫌いではないが、バトルがメインで 内容はあって無い様なもの。 キャスト・ビジュアルが良いだけに なんだか勿体ない作品！

下ネタ漫画家と良い父親の 二重生活を描いたコメディ。 娘に対する親バカっぷり炸裂、 大笑いではないがクスリとする ネタがちりばめられており 面白かった。 もう少し隠すという要素にヒネリが あっても良い気がするが、シンプルさと 空気感がこの作品の魅力なのだろう。 ただ終盤はちと詰め込み過ぎ、無理に ワンクールで終わらせる必要はないし、 正直シリアスは無くても良かった。 出来れば続編が見たいが… このラストでは無理そうですね、残念！

王室の衣装を手掛けるベテラン 職人と天才肌の若者の愛憎劇、 全2時間7分。 最初の方はひょうきんな若者と 堅物オジサンの交流がコミカルに 描かれて面白く、終盤の衣装も 素晴らしく美しい！ ただ狭量な王を始め、主人公以外は 結局みんなロクデナシ、結末も 切なくて虚しい。 悪くはないが鑑賞後、軽い脱力感… 史実でなく創作時代劇なら、もう少し 救いがあっても良かった気がする！

両班と賤民の息子が相棒になる時代劇、 全32話。 入れ替えられた子供、身分を超えた友情、 賤民の反乱と面白くなりそうな感じなのだが… 相棒になった二人がズバズバ事件を 解決するわけでもなく、熱い友情が ある訳でも無い。 舞台も宮廷ではなく町人にスポットが 当てられているので、とにかく貧乏臭くて 頭が悪い場面がほとんど。 登場人物は総じておバカかロクデナシ。 特に高慢ちきなヒロインには全く好感が持てず、 元凶の中年カップルのロクでもなさと情けなさに イライラさせられる！ どこにテーマがあるのか謎の展開が延々と続き、 ラストもなんだこりゃ？な感じ。 久しぶりに見なきゃ良かった！と思った 時代劇でした…

ソシャゲ原作の会社経営系 ファンタジーになるのだろうか？ ヒロインがあざとく、作りも あざといが、全編すべり倒して いるので見ていて、イラッとする。 その割に全くと言って良いほど 面白くはない。 しらふでは見るに耐えないので、 作業しながら見るぐらいで丁度良い！ リュックがケロロを匂わせているが、 これならケロロ軍曹の新作作ってくれ‼ と叫びたくなった！

Fateシリーズには珍しくバトルがメインではなく 推理ものっぽい内容。 ほぼ殺人事件だが、グロいシーンはあまりないので 抵抗なく見られた。 「Fate/Zero」でヘタレだったウェイバーが 優秀な教師として周囲から認められているのは なんとも感慨深い。 単体でもそこそこ面白いと思うが、 Zeroに関連する内容が多いのでそっちを 観てからの方が数倍面白いと思う。 特に最終回のライダーとの再会はグッとくるので Zero抜きで観るのは勿体ない！ （…とはいえ「Fate/Zero」は非常に陰鬱な作風なので 心身共に健やかな時に見ることをお勧めします。） キャラも良いし、ストーリーも格好良くて楽しめた。 OPとED含めて音楽も最高！ グレイとの出会いや続きが気になるので、 ぜひ2期をやって欲しいです。 ※ちなみにヒロインのグレイがよく口にする セツは…というセリフ。 名前なのか？と思っていたが、拙者や拙僧の様な 男が自らをへりくだる一人称だそう。 この作品は細かい解説が一切ないのが玉に瑕である。

最初は面白かったし、 ビジュアルもキャラも良く 話も纏まってると思う。 ただ、どうもアイドルが南極に 旅行しに来ただけにしか見えない。 一人を除いて明確な目的はなく、 何のトレーニングもしていない 学生を民間とはいえこんな場所に 連れて来る訳がない！ 設定にリアリティがなく、 宇宙兄弟なんかを観ていると ナメんな！という感じ。 まあ、この設定でリアルを 突き詰めても誰も付いて こないだろうが… 大人や人間関係の描写もライトで 彼女たちが友達なんたら〜と 泣く度に心が冷めていった。 良くも悪くも萌アニメ、 夢がある作品と割り切れれば 楽しめるのかも。

新キャラ含め、ヒロイン達に 相変わらずモテモテのベル君。 神様のお乳の揺れ具合も 変わらず素晴らしい！ ダンジョンはほぼ出て来ないが、 仲間に助けられながら最終的に 彼が英雄する、如何にも ダンまちらしい内容。 ラストのベルの大絶叫は 良い演技だと思うが… 同時にあぁ、またこのパターンか〜！ とシラけた。 良くも悪くも「ダンまち」らしい ファン向けの内容！ このシリーズが好きならば、 楽しめると思います。

謎のゲームに巻き込まれ、特殊能力に 目覚めるありきたりなストーリー。 どこかで見た様なキャラ、特殊能力、 シーンのオンパレード。 良く言えば安定の内容、 悪く言えばオリジナリティに欠けた 既存の寄せ集め。 特に序盤と主人公の特殊能力は まんまFateじゃないか！とツッコんで しまった。 ただ面白くない訳ではなく、 次が気になるスピーディーな展開で 最終回までソコソコ楽しめた。 またワンさんのムカつく悪役っぷりが 良かった。 これがキリトやベルと同じ声とは！ ★4にしたい所だが… なんだかんだ言ってヒロインや仲間が 殺しを楽しんでいるので、ギャングと 変わんないじゃん！という点と、 キャラデザが非常に地味なのが残念！ 二期があるとしたら改善を願って★3です。

若い異性を見るとドキドキして ドラゴンになってしまう少女の話。 初回は派手なだけで意味不明、 脚本家は勉強し直した方が良いな… と思ったらEDでビックリ、有名脚本家だった。 序盤はヒロインなどキャラが良く コミカルで面白かったが、 中盤アザゼルが抜けた辺りから テンポが悪く中弛み。 終盤、あるキャラが亡くなるが 全く盛り上がらず、人命の インフレっぷりに溜め息… バハムートがちょこっと出てサヨナラ、 こんなんで良いの？って感じで終了。 差別や虐殺に溢れたハードな世界観と アタマ薔薇色のヒロインの恋愛 メインの展開が、最後までしっくりこない内容。 ビジュアルやキャスト、主題歌は豪華だが、 相乗効果にはなっていない残念さ。 優秀なスタッフと潤沢な資金を 投入しても名作は出来ないという 見本の様な作品でした。

定番のハチャメチャ展開で 相変わらず面白い！ ただ2分のアニメに EDは不要、キャストが 歌ってないなら尚更… ぜひ10期もやって欲しいです！

エウレカとレントンの息子・アオを 主人公にした続編。 スタッフは同じなので、ビジュアルや アクションの良さはそのままだが、 脚本家は違うので中身は似て非なる別物。 え、日本ってこの世界にあったっけ？とか スカブとの戦いは前作で終わったのでは？ とか色々疑問が湧くが、中盤まで見れば 続編として一応納得できる。 ただ、実際の世界情勢や複雑な設定が入り混じり、 終始分かり難く掴み処のない話。 前作キャラも二人以外登場せず、メインキャラは 地味で何を考えているか分からず行き当たりばったり。 終盤まで毎回使徒と戦うエヴァの様な展開。 最終回は感動的に纏めたものの、結局 どうなったのか分からない置き去り感… 前作の様な爽快感やドキドキは一切なく、 残念な続編としか思えない作品。 前作ファンにはオススメしません！

異世界に召喚された少年たちの活躍を 描く、ビルドダイバーズの続編。 序盤のテンポが悪く、キャラも 前作に輪をかけて地味。 異世界召喚モノのファンタジー 展開にコレジャナイ感満載… だが、それでも不思議と先が 気になるので、全く つまらないわけではない。 最後までご都合主義で綺麗事な 内容だが、前作の主人公たちが 登場するなどニヤリと出来るので、 悪くはないラストだと思う。 ただ、シンプルなガンプラバトルの回が 本編より面白く、特にファイターズ シリーズの機体が実ダメージを 受ける方が闘いが熱い!! やっぱり見たいのは、キャラや 世界観じゃなく、熱いガンプラ バトルなんだよな〜！

戦後直後の日本、賭け麻雀の世界で 玄人として生きる漢の物語、全20話。 強運で勝ってきた少年が、イカサマを 平然と仕掛けてくる“玄人”たちに ボロ負け… その一人に弟子入りして最強の玄人に 成長していくストーリー。 毎回、笑えるぐらいエゲツない イカサマを仕掛ける玄人たちが登場、 ピンチの中その仕組みを見抜き 撃破する爽快展開。 そして、なんと言っても声優陣の 豪華さと演技力の素晴らしさが 本作最大の魅力！ 主人公を演じる置鮎さん、 房州役の大塚さん、ナレーションの 青野さんの声にシビレまくり！ 印南役の戸谷さんの怪演、 最終回の敵の柴田さんも渋い！ ただ「アカギ」に比べるとイカサマ メインの為、深い心理戦はなく 相手も小物がほとんどなので、 いまいち華に欠け地味。 クスリや病が絡む陰気な回も ソコソコ、リサの超能力は 流石に興醒め。 何より謎なのが、出て来ない キャラが登場するオープニング。 イカサマは本編だけにしましょうや… 意外と地味な内容ですが、麻雀を知らなくても 楽しめるので、ハードボイルドなギャンブルものが 観たい時にオススメです！

貴族が支配する銀河帝国と共和制の同盟の戦い。 戦闘は艦隊戦メインでMSのない ガンダムの様だが、戦術的駆け引きと 演出が華麗で見応え十分！ 所々デザインがスターウォーズ、 演説がまんまガンダムで笑えた。 キャラクターも魅力的で、両陣営に 共感でき、物語の描き方が重厚で テンポよく進むので、面白い！ 特に特権階級や軍人、民衆の 愚かさの描写が秀一。 ガンダムなどではあまり描かれなかった 政治の腐敗、危うさが最近の現実と 重なり、とてもリアル。 老害としか言いようの無いベテラン 議員や軍人、愚かしい貴族の余計な 行為で多くの人間が不幸になるのが、 なんとも腹立たしい! 随分前の作品だが、キャストと 音楽などの豪華さで今観ても 十二分に面白かったです。 特に最終回は涙無しには観られない… 是非ハンカチをご用意下さい！